犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

考えろ、手を動かせ。

2016年02月17日 | おせわがかり日誌


寒の戻りで体調を崩すかと心配していたけれど、うんこが2回出た以外は、特に変化なしのご老犬。
ああよかった。




昨日(2/16)のほぼ日の今日のダーリン。
AM10時59分まで読めますが、ある映画のことを語っています。






上機嫌と不機嫌を行ったり来たりすぐ怒鳴ったり、
愚痴からの、事故憐憫からのおよよ泣き、起きてる間は人の悪口ばっかり、
てな~人がもう、苦手で苦手で、みんなまとめて火星かどっか行ってくれ。

「そんな暇があるんだったら少しは頭使って考えろ」
「口じゃなくて手を動かせ」

でもね、そういうとだね、

「世の中はそんな強い人ばかりじゃないの」
「こういうことに付き合うことが大事なの」
「話を聞いてあげるだけでいいんだから」

などといさめられ、むふーー、という気持ちになるのだ。
むふー。よかろう。じゃあたちどまっていつまでもしゃべっていたまえ。
聞いてくれる人がいるのなら、泣いて愚痴って憐れめばいいじゃないか。




そうしてる間に誰かが道を開いて先を行く。
その道をついて歩いていくだけなのに愚痴を言う。
じゃあおぬしの好みの道を切り開きそちらへ行けばよろしかろう。
そういわれると、およよ、と泣き崩れる。
私が気に入るように私が幸せになれるよう、
お願いしますってか。ゆりかごから墓場まで。
おうおうおう。おめーはなんだ。
絶滅危惧種のおパンダ様のつもりか、この~。




強い人だから考えるんじゃない。弱いから考えるんだ。
そこにあるのは、なんとかしようという気持ちだけだ。

ぐちぐちしたり泣いたりしていて何が解決するんだよ、とか思ってしまう。
ものごとを決めるときの相談や話し合いは大切だ。
そういうのをすっ飛ばしはしないし、人と会うのも嫌いじゃない。
だけど、後ろ向きな会話や、意味不明な慰め合いは心底厭なので、
そういった関係の電話や、それ的な会合はしないし、参加しない。




んなことしてる暇があったら、老犬をシャンプーしてやりたいのだ。
ごりごりの肩甲骨や尾骨のまわりをマッサージしてやりたいのだ。
厭じゃない歯磨きの仕方や、痛くない肛門腺のしぼり方を学びたいのだよ、わしは。
そして彼らが安心して暮らせるように、しっかり働いて稼ぐのじゃ。
あとはくうねるあそぶと野球と真田丸じゃ。



ああそっか。
真田丸が面白いのは、刻々と変わる状況に、みなが常に、考えて考えて考えているからだ。
そりゃー面白いに決まっとるのう。



生きることは考えることだよな。
そして動くことだよな。
時に立ち止まることがあってもだ。
立ち止まるのは、次に立ち上がり、歩き出すためだ。
ずっとそこにとどまるためじゃないんだ。