大きく撫子の花が描かれておりまして、大きさは力でございます。しかし呉須の色が薄く、あまり強い印象を与えません。つまりは上品な表現になっております。
裏の張り紙をみれば30年前に今は無き東京の名店で求めた御品でございます。ときにその店の跡を通ることもありますが、お店が無くなるのは仕方ないにせよ、また行ってみたい気持ちを止めることは出来かねるのでございます。
最近、安倍首相の失政をインパール作戦に例える論評をネットで拝見しました。売文業、ご苦労様でございます。安倍首相などはなんぼでも叩いていいと思いますが、インパール作戦を非難するのはやめましょう。たしかに、この作戦では26,000名の日本の将兵が命を落としております。しかしそれでも、インパール作戦は日本の世界史的な主張「日本による亜細亜の植民地解放」を血でもって示した誇るべき作戦でございます。これらの重要な観点を欠く論評は不適切と思います。