私の学と努力が足りないので分からない事の理解が進みません。もっと集中すればとは思うのですが、仕事とは何の関係も無いので放置してしまうのも仕方の無いことでございます。しかしちょっとしたことで色々な疑問が解けることがありますので、若干の楽しみもあるのでございます。と、負け惜しみを反省すること無く言っております。
この葉書は大正10年に大連の加藤新商店から長春市の三共洋行への大連市況日報(銀建)のようでございます。そこには金對銀という欄がございます。手に入れた当時は銀建の意味も分かりませんでした。結論としましては、中国は銀本位、日本は金本位でありましたので、両者間の為替レートで日華の取引はなされていたのでございます。
このたびは高名な歴史学者である宮脇淳子の「日本人が知らない 満州国の真実 P118」で私の長年の疑問が解決したのでございます。ありがとうございました。