満州国>ソ連国境>国土防衛と情報収集>航空路>牡丹江付近の航空路
この御品の名称は「蘇聯極東現勢圖」昭和14年発行で満州帝国軍政部校閲済で信頼性の高い御品でございます。地図だけでは分かりにくいので具体的に地名を挙げて御説明いたします。
牡丹江→東安→虎林→饒河→周江→富錦→佳木斯→勃利→牡丹江と国防上の最前線を一周しますが、佳木斯から寶清への盲腸線もございます。最も危険な場所を防衛するために整備された飛行場施設ではありましたが、満州国を防衛していた飛行隊はほぼその全てが南海の戦いに移動して無用の存在になったのでございます。