骨董・古物のワールド

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紙製の天狗面  カテゴリー: 古い面  No. 84

2016-02-13 17:02:53 | 古い面

 

 あーあ、何を買っているんだろうと自分自身に深刻な疑問を持つようになるのが斯道でございますよ。「馬鹿を承知の(この)渡世」なあーんて、昭和残侠伝を気取っている場合ではございません。

 

 ある日のこと、いつものように骨董市をのぞいていると、シニアな骨董屋さんのお面をのぞいていたら、「お客さん、これに興味あるかね、オレ家にこれを持って帰るのが面倒だから、原価で売るから買えよ」でなあーんとなく買ったんです。

 

 でもやっぱり老練な業者氏には負けますねえ、なんだかなんだかなー。もともと紙のお面は古い物なんてないんですよ。でその時の気分としては、これは確実に古いしかも天狗じゃん。珍品だ!。大乗り気で買ったんですが・・・、今だにこの御品については疑いの念は一点も無いのですが、うーん、こんな御品を買う人だったんか、ワシ、おっとっとつと失礼しました私は・・・です。なんども見るたびに、うーんとうなり続ける私であります。

 

*もともと古物・骨董はごく一部の例外人を除きまともな人は少ない(これは個人的な意見であり、この意見に多数の人が反対する可能性のあることを承知しています)*

 


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