昭和の挿絵画家の第一人者が岩田専太郎です。明治34年に東京市浅草区黒船町生まれて菊池契月、伊藤深水に師事し、一世風靡して昭和49年に72歳で死去しております。美人画を得意としていたことは言うまでもありません。
この皿はパピリオ化粧品が顧客サービスのために大量生産したものと思われます。
皿の裏面にPapilioと印判が入っておりました。見た瞬間、買いました。これポイントですよ。古物に「後」は無い、欲しいものはすぐに買う。この心掛けさえあれば”無敵のコレクター”ですねw。
それでは企業関連の古物のお話を少し。企業はお金持ちですから、顧客や関連の企業に拡販のため、その当時の一流の人材を登用して、その時代に相応しい物を作ります。これはマニアの間では、確立した分野です。まずは、有名企業自体に人気がありますし、その企業は親しみやすいキャラクターを立ててきます。一流の人材が打ち出したものです、しかも大量の宣伝をします。鬼に金棒状態です。
実際、あるコレクターが子供の時から現在までの自分の食べたチョコレートだったと思いますが、包装紙を全部保存していて、そのコレクションが高値で取引されたという話をテレビで見たような気がしますが、間違っていたらごめんなさい。