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戦時貯金は組合へ( 雑誌「家の光」 臨時増刊号 昭和13年7月) カテゴリー: 戦時下の日本 No. 256

2016-06-05 11:25:53 | 戦時下の日本


 組合とは産業組合のことです。産業組合は現在の農協、信金、生協の母体です。巻頭の言葉に「支那との戦ひが、何時までつづくかわからないし、さらにまた、他の国との戦争も覚悟せなければならぬ場合に、消費節約━貯蓄奨励運動が強行せらるることになったのは、当然すぎることなのである」とあります。

 

 集めた資金の使途としては「東洋平和の盟主となるまでは、満州国発展のために協力し、防共新支那のために助成し、蒋介石政権を壊滅せしめ」とございました。

 

 まあ、固いことは抜きにしまして、レトロな美人のパンフレットでありますが、よく見れば後ろの戦闘画面のポスターが怖いですね。それではまた。


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