中国の焼き物>鼻咽壺>色絵>釉裏紅
手作りの御品がほぼ20世紀に絶滅しました、そこで残る希望は中国にございます。いずれにしても最後の手作りの大量の御品の供給者は中国で
ございます。
何時も時代は過ぎてゆくのみ、全ての御品が古くなりますが、私的には古物・骨董の最低限の条件は手作りなのでございますが、とほほ・・・。
今回の御品は昭和時代の御品でしょう。まあお土産品に近いものでそんなに価値があるとも思えませんが、無いよりは良い!!!。
左手の染付の人物像に赤い色彩がありますが、これは釉裏紅というレアな手法が用いられております。釉裏紅とは銅を釉薬として還元焼成の技
術でございます。それから右の金魚の模様は中国人の金魚愛を示しております。
余計な話: part 10
アメリカのハイパーインフレによる"見かけ上の好景気"に要注意でございます。インフレによるあまりのアメリカ国内の格差の亢進によりアメリカは既に国家の体裁をなしておりません。他人は他人でございます。ですから、日本は日本でございます。世界的に見て、日本では安い賃金と高い物価ではありますが、皆で礼儀を重んじて、必死に団結して結構な暮しと思います。