まずはエフゲネフカの所在地でございますが。ソ連時代とロシアの現代では地名がかなり異なっております。また、キリル文字も読めませんので、古いシベリアの地名が出てまいりますと、全く頭痛の種でございます。Googleの地図を見ますと興凱湖(ウラジオストックから北に直線距離で約150Km)の南方に現在、チェルニゴフカという所がございます。ここではないかとぞんじますが、あたらずとも遠からずでご勘弁をお願いします。
ここの機関庫の様子を撮った貴重な写真でございます。なおこの本来の持ち主は西伯利亜派遣軍臨時鉄道隊第二中隊の角田軍次氏でございます。この写真集は一般に販売されたものではなく、関係者の記念品として作成された模様で、挨拶文や出版社の明記などございません。それにしてもお勤めご苦労様でございました。