模様は不二家のペコちゃんだと思います。ペコちゃんは昭和25年にお生まれになりましたので、このガラスの石蹴りは昭和30年代の初頭に製造、使用されたものでございましょう。
昭和30年代の初頭は実は子供の黄金時代でございまして、まずは、経済状態が少し持ち直した明るい社会の環境がありまして、子供達は学校から帰るとカバンを家に放り投げて、街角の遊び場に駆け付けたのでございます。駄菓子屋、紙芝居などの子供文化が花開いた華麗な時代でございます。
代ゼミができたのが昭和32年だそうでございまして、子供たちは勉強しないで思いっきり遊ぶことが出来た時代でございます。
当時の子供の面影を遺す名品(迷品)でございます。なお同様の御品はR天様で新作が絶賛販売中でございます。でも、これってだれが使うの?