舊金銀貨幣の買取の目的はおそらくは改鋳のためと思われます。さてこの時の公定価格で売らずに現在まで置いておけばどのような差があったのでしょうか。明治7年の太政大臣三条実美の時代の貨幣価値がわかりません。難問ではありますが興味があり、宿題とさせていただきます。
先ずは、慶長小判の買取価格に始まり安政大型二朱銀に終わっておりますが、コインの知識の無い私にはちんぷんかんぷんでございます。
宿題の回答: 明治元年の物価の換算は10,000倍以上ということです。仮に1万倍とすればこの書類の慶長小判は当時の買い上げ価格は10.0642円ですので、これを1万倍すると10万642円となります。現在、慶長小判の販売価格は約200万円位になります。この計算が正しいとすれば、不可能ですが持ち続けるより政府に売り払って新規の投資(土地などに)をすればより効率が良いように感じられます。