戦争中の事物を蒐めておりますが、豊富に物は遺っております。ただし今の内かもしれません。戦後も70年を過ぎております。徐々に捨てられていくおそれがございます。さて、この葉書の消印は昭和18年でございまして、歴史の証言者と言えましょう。
この蒐集を通じて分かったことですが、とにかく戦争をするのはたいへんです。各種の団体を作り戦争を潤滑に遂行する必要があります。このたびは衣服更生商業組合でございます。とにかく戦争で物資不足ですので、組合を作り統制経済を実行しなければなりません。
更生服とはリサイクル運動のようなもので和服をといて洋服に作り替えるなどの活動で物資の不足を補う活動でございます。中原淳一の更生服の絵葉書のシリーズがございますので、見つかったらUPしたいとぞんじます。