今回は戦後のマッチ箱をUPいたしました。マッチのラベルは多数遺っていますが、遺っているマッチ箱は比較的に少ないようです。今回のお品は特別な見どころもありませんが、昭和30年代の御品でしょうか。経済が復活して昭和中期の経済が上り坂の古き良き時代の雰囲気があります。主に東京の中心部で使用されたものでございます。
当時は喫茶店も盛り上がり、各店は競ってかわいい女の子のウエイトレスとマッチを用意してお客様のご機嫌を伺ったのですが、タバコも喫茶店も時代の流行のトレンドから外れてしまいました。喫茶店は庶民の文化の一部であり、街の主要なプレイャーでした、それもこれも今は昔のものがたりとなりました。