以前にご紹介しましたように、第一次上海事変(昭和7年1月~同年3月)におきまして日本の空母加賀から飛び立った海軍航空隊はアメリカ退役軍人であるロバート・ショート中尉の乗る中華民国の戦闘機を撃墜しました。世界史的にこれが最初の空母機動部隊による空中戦と言われております。
アメリカは中華民国を助ける為に、この戦闘に密かに参加しました。アメリカはこの時にはすでに対日戦争を決意して準備を開始していたわけです。日本は白人の東洋支配に対して鉄槌をお見舞い申し上げたのでございます。昭和10年は日本の国力が最高レベルに達した年と言われております。