だいぶ冷えてまいりました。空は秋の空に変わり、気持ちのよい青い色が広がっております。骨董・古物の世界に広々とした気分が欲しいものです。
今回は仏具の一種であります。華籠をご紹介します。時代は江戸でしょうか、自信がありません。
華籠は竹製のものもありますが、金属製のものもあります。代表的な御品としては鎌倉時代作の滋賀神照寺蔵『金銀鍍透彫華籠』 (国宝)がございます。
大規模な骨董市で出ていたものでして、値段も安かったので、もっと負けろというとオヤジが苦笑いしてほんとうはもっと高いよと応戦してきましたが、何を言うんだ、えええいっと負けさせました(笑い)。「真剣な買うぞという雰囲気」を出せばなんとかなるかもしれません。