久しぶりの古い印度の更紗でございます。一本一本の糸の様子と血のような熱帯の赤い染料は古い印度の製品であることを示しております。これも有楽町で最近求めた御品でございます。よくこの赤味が保たれていたものだと素直に感心してしまいます。
弥富億: 久しぶりに順調でございました。これで、また、少し、コレクションの完成にむけて確実な一歩を進めることが出来たと思いまして、嬉しいことでございます。ある御品がコレクションの全体のなかでどのような位置を占めるのかは必死で求めている最中には分からないものでございます。なぜなら世の中にどのような御品があるのか分からないからでございます。