かなは古語で愛
かなという名前に名付けられたのは「呼び易いから」と母が言ってたので、あまり考えずに自然に付けたのだろう。
古語や沖縄で愛という意味のかな(愛)しは、結構多い名前である。愛とシンプルに付けられた名前も多い様に、かなも多い。
疑問文にもかなが用いられるが、宇宙への疑問だ。
愛(かな)しというシンプルなメッセージは、何も強要はしない。
ただ心に染み入るエネルギーの一種だ。
強要ばかりしたがる人々には、欠けている要素だろう。
私への虐殺で私の名前や思考・行動を変更したがっても、私はかなという名前のままで一生を終える。筆名は幾つも持つが、本名は1つだ。私が一人で多彩文人を担えるのは、愛や宇宙への疑問の奇跡かもしれない。枝葉や花が多く咲いても、幹は1つ。その自然の神秘に、私は愛に守られている。
とうごうかな 筆。43歳の雨の日に。