餓鬼ガキ民族とさようなら
あなたは餓鬼ガキ民族ですか?
もしそうなら、さようならを言います。
ご安心ください。そのうち尽きる寿命がいつかは私もわかっておりません。
生まれ変わるとしても地球では無いでしょう。
私の骨をしゃぶる餓鬼ガキ民族のいるこの星で、来世また会う日は来ないはずです。
〈語霜虹月 筆。〉断筆致します。御了承願います。身体の不調よりも、精神的な不調の方が深刻ですので。
餓鬼ガキ民族とさようなら
あなたは餓鬼ガキ民族ですか?
もしそうなら、さようならを言います。
ご安心ください。そのうち尽きる寿命がいつかは私もわかっておりません。
生まれ変わるとしても地球では無いでしょう。
私の骨をしゃぶる餓鬼ガキ民族のいるこの星で、来世また会う日は来ないはずです。
〈語霜虹月 筆。〉断筆致します。御了承願います。身体の不調よりも、精神的な不調の方が深刻ですので。
小説家になりたくて為ったわけではない
私は小説家になりたくて為ったわけではない。
街角でスカウトされたモデルの様に、為るべくして為った。
私をスカウトしたのは、浅草寺の観音様だ。
天性の才能と本人の力を見込んだのだろう。
簡単そうなモデルでさえ、あの見た目(スタイル)がまず必要で、何か光るものが無いと続かない。
ましてや小説家だ。モデルほど人数がいないのは、見た目でどうにかなるわけではないからだ。
つまり、モデルよりも狭き門だ。
まず、モデルを目指して見た方が良いかもしれない。
または、他の仕事でトップランナーになれるかどうか試してからでも遅くはない。
小・中学生の書く小説よりも中年の書く小説の方が内容が有るのは当然だし、急いで物書きに為っても、ネタがすぐに尽きる。
人生経験が大いに役立つ職業だ。