katydid's blog

ハネナガキリギリスが住んでいるところに生息しています。

「危険なく健全に」を実践するには

2017-08-11 15:11:20 | 2017


♂君は手の温もりで抵抗なく休憩できるタイプ

♀さんは肩や背中ではじっとしていますが♂君とは違います。

あくまでも経験上の話しですが大型の♀のキリギリスは自由奔放な感じがします。

僕が部屋にいるときには飼育ケースで束縛せずに、なるべくストレスが溜まらないよう心掛けています。

日に当たる、高いところで佇む、好きなように。

そうしないと閉じ込められている♀さんは♂君の執拗なアプローチから逃れられませんし

♂君も無駄にものすごく力を入れて鳴いてしまいます。

これについて大概は困らないのですが何点かは注意する必要があります。

ひとつは天井を徘徊される時。

落ちた時に草や土ではないし高さが草原の比ではないので怪我をする危険があります。

なので気付いたらプチプチや低反発のチェアクッションを真下に置いています。

糞は?と思う方もいるかと思いますが

日が射す窓側に集中しますので掃除機などで取り除いたら意外と不衛生にはならないです。

一番心配なのは♀さんが産卵する場所を覚えないことです。

今までの経験上、飼育ケースの中に土を入れた鉢を置いたら

♀さんは自然と見つけ出して産卵するのですが

今回の♀さんはケースの中では天井か側面にしか行きません。

これは自由度を高くさせているのも原因のひとつだと考えられます。

どのように解消しているかというと

♀さんを見ていて産卵の疑似行動をしたら

土の上に雑草を少し置いて♀さんを歩かせて草や土の動機づけで産卵を促しています。

実際、♀さんは草を(食べませんが)2~3回噛んで産卵を始めました。



たまたま成功したので良かったのですが

やはり草原と室内のギャップは考えが及ばないところに現れますね。

できるだけ安全に健全に育てたいな

実際、難しいですが 

どこまでできるか今も挑戦中です。

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