katydid's blog

ハネナガキリギリスが住んでいるところに生息しています。

明日も頑張ろう

2017-08-18 17:22:18 | 2017
今年はキリギリスさん達をできるだけ部屋で自由にさせています。

ケース内に閉じ込めているよりはストレスは少ない筈です。

以前にも書きましたが、天井を歩くことが多くなりますので

怪我をしないように注意する必要があるのは予想していました。

ですが予想できないこともありました。

今のところ新たに三つほど分かりました。

重要なことから書きますと

部屋のように余りにも空間が広いと自分達で日なたの空間を把握できない。

キリギリスは過剰に暑くならない限り日なたから離れることは少ないので

僕は自分達で何かしら日の当たる場所を把握してその場所に向かうと思っていました。

しかし彼らが感じ取れる空間には限りがあるのがはっきりしました。

このような時は日なたに移動させてあげる必要があります。

実際そうすると気持ち良さそうに日に当たってじっとしていますので間違いないと思います。

また雨の日はどうやって凌いでいるのか、これも分かりませんでしたが



こうしていたのですね。

よくサイズがピッタリな狭い場所を見つけるものです。

これが草原であれば確かに彼らを見つけるのは難しいでしょう。

もうひとつ

半分野生下で暮らしているようなものなので人に慣れづらい。

自分を変えなくても食事に困らず、危険も少ないと人間が最も恐れる存在になる。

彼らを幸せにしようと努力するとその分自分から遠ざかるとは皮肉なものです。



最後のひとつは雌雄の厳しい関係です。

久しぶりに♀さんと♂君が一緒に食事をしていた時に

♀さんが気になる♂君が鳴きながら触覚で♀さんの足に触れた時に

♀さんは触覚を蹴飛ばしました。(;^ ^)ウワ

遠慮など不要ですし私達よりも厳しく生きているでしょうし滅入ってもいられないでしょう。

人間関係でも似たような会話や態度を目にします。

でも避けられない現実が厳し過ぎて悲しく映りました。

自分も仕事に限れば信念と覚悟を持ち合わせて心身ともに傷だらけで足を前に進めていますが

無情を気付かせた側も無情を感じた側も、それを目の当たりにした者も

誰も楽しい気持ちにならないと思うと胸が詰まるのは

何故なのでしょう。


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