FPの胃袋 ~FP・社労士 川部紀子のブログ~

ファイナンシャルプランナー・社会保険労務士 川部紀子の腹の内。

FP・社労士事務所 川部商店

AIR-G' FM北海道『Sparkle Sparkler』テーマは扶養の範囲

2016-01-11 | ブログ
今日はAIR-G' FM北海道『Sparkle Sparkler』生出演の日。パートの方なんかの扶養の範囲についてお話しました。
おなじみの103万円、130万円の壁に加えて
今年10月には、106万円の壁が登場するのでちょっぴり話題になっています

今週木曜日の14日にテレビでも話す予定なので、そちらもよろしくお願いします
(HBCテレビ今日ドキッ!16:00頃)

では、年収と解説の復習を

①100万円超えたら!(札幌市など)
「住民税の壁」

自分の住民税負担が発生。
ダンナの住民税もUP。

住民税はお住いの地域によって少し違ったりしますけど、97~100万円の壁と思っておけば概ねOK。

それに、ちょっと壁を超えても、住民税は年間4,000円くらいのもの。
2時間飲み放題付程度ですよ

②103万円超えたら!
「所得税の壁」

自分の所得税負担が発生。(各種控除で発生しない場合もあるけど。)
ダンナの所得税もUP。

③130万円になったら!
「社会保険の壁」

自分の健康保険料、厚生年金保険料が発生。



そして、今年10月から③の壁が106万円に下げられる人達が出てきます!

501人以上雇っているような企業でパートをしている人は対象になり得ます。

106万円で社会保険が付くので、
手取りが減ってビックリなんてことになる可能性が



でも、社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料)を払うと、
将来の年金が増えたり良いこともあります

そして、女性の能力がもっと発信されれば、
世の中はもっと良くなりそうですね

働ける状況の人は、
この際思い切って「壁」なんて乗り越えるほど働くことを検討してみるのも有りかと思います。

130万円はそのうち全てが106万円になりそうだし、
103万円の壁も撤廃される流れですしね…。