今日の朝日新聞の朝刊に、ブリジストンがマンション向けの新しい排水システムを開発したと出ていました。
今までは、ある階で出た排水は同じ階の床下のパイプを伝い、マンション全体を貫く縦の排水管に流れ込んでいます。
新しいシステムでは、パイプを床下から一つ下の階まで伸ばしてから全体の排水管につなぐという。
こうすると水が勢いよく流れ、後から出る排水を吸い寄せるため、床下のパイプを長くしても水が流れるようになり、
配管や間取りの自由度が増す、というのです。
確かにそうかもしれないけれど、詰りが起きたり、古くなって交換したりするときは大丈夫なのかしら。
下の階やその下の階の天井部分を開けたりしなければならないことはないのかしら。
弊社の管理物件で古いマンションでは、時々この排水の詰りや流れの悪いトラブルが起きています。
まったく流れなくなって、下の階の住人に1週間ほどホテル暮らしをしてもらって排水管の交換工事をした
ことがあります。(排水管が下の階の天井裏を通っているためです。)
費用的にも住人の方にも大変な負担がかかりました。
このことがあってから、とてもきれいなリノベーションしたマンションでもつい排水管のことが気になってしまいます。
長谷工コーポレーションと野村不動産と共同開発したそうですが、新しいシステムの詳しい話を聞いてみたい気がします。
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