雲雀野と郭公の森と

北アルプスと黒部川に育まれた片田舎
の住人の気まぐれ日記
あの「森の近況」の代替として・・・・・

見通しが良くなった

2010-02-16 09:46:25 | 近況報告
見通しが良くなった、といっても
決して日本の景気や我が家の収入の見通しのことではない。
まして普天間の基地の行く末でもない。

 以前、母校の小学校が統合されて、校舎が取り壊されたことを書いたが
こんどは、地区公民館が同居していた、農協支所の建物の解体取り壊し工事が、
昨年の12月から進んで、今はすっかり更地になってしまった。
 県道沿いの、いわば当地域の中心地にあった建物なのだが、
なくなってみるとすごく見通しというか視界が広くなって、すっかり景色が変わってしまった。
物理的に明るくなったのは確かだが、過疎化にますます拍車がかかっているということなのだろう。
 古刹(平安時代創建)の門前町の形態をしているわが集落も、最近は
ところどころ家が取り壊され、家並みが途切れ途切れになってきている。

 辺境に生まれ
 辺境に埋もれることに
 何の不思議があろう
  (田中勲 「沢杉・走り書き」より

確かに不思議も不安もないのだが、・・・・・・・