真夏の蒸し暑い夕方に そらに出会った山道で
振って返り写すと 先週の月曜に降った雪は 金曜には端っこに残る程度でしたが
同じ場所から これから進む方を撮ると あらら真っ白ではないですか!
湿り気の多い雪は そのまま凍って 日陰でじっと佇んで
見た目と違って固くてツルツル まるでスケートリンクのようでした
慎重に超えて 日向道を進むと 普段は見られない景色がまだ残り
今週は全国で記録的な大雪というニュースを知りながら
ごめんなさい この時はまだ雪景色が嬉しくて
雪の中で撮った写真を 載せてます
こちらはお隣の プロの方の畑です
ずらりと並んだ大根は 出荷用か給食用
こちらは わたしたちの畑の大根
今シーズンは時期をずらして 二度種を蒔いので
いつもより長く収穫できて 美味しく味わっているのですが
哀しいことに これが最後の冬野菜の収穫になりそうです
来年からは もう出来なくなるなんて信じられない気持ちですが
野菜も知ってか知らずか 今までで一番美味しく育ってくれました
冬は葉を落とし 日差しを地面に届ける落葉樹
暖かな土の中で 春の準備は始まっています
そんなことをひとつとっても
人間にはとてもかなわない 自然の摂理
「樹木は、この溢れんばかりの過剰を 使うことも、享受することもなく自然に還す」
これは去年、新聞で見つけた一文ですが、
18世紀のドイツの詩人フリードリッヒ・フォン・シラーの言葉だそうです。
横浜みなとみらい駅の壁に刻まれたこの碑文を見た生物学者の福岡伸一さんが
「もし植物が、利己的に振る舞い、自分の生存に必要最低限の光合成しか行わなかったら、
われら地球の生命にこうした多様性は生まれ得なかった。」
あ 梅の匂い
気が付くと 笹薮の向こうで 紅梅が咲いている
ということは・・・
今年もダイアモンド富士まであと少し
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