すっかり秋めいて、肌寒くなり
宿題のために(まだポチポチと・・(^^ゞ)椅子に座れば、
momoがテーブル経由で膝に降り、
椅子の下からは そらの手が伸びてくる。
ふたりとも、眠たくて仕方がない。
そしてふたりとも、誰かの(わたしじゃなくてもいいんです!)ぬくぬくの膝で眠りたい。
その気持ちはわかるのですよ。
夜はふたりに挟まれて、ぬくぬく眠らせてもらっている恩があるし
かといってふたりいっぺんに膝には乗せられないので
momoだけ乗せているのですが、やっぱり数分で腰が痛みだし、
無理やり下ろして、立ってパソコンを打っていると
こんなふうに寝こけます。
momo、落ちないようにチカラはいってない?
じきにそらは こんなカタチに。
寝てると かわいいねぇ。
さすがにパソコンから離れないと体に悪いし、
図書館の返却期限も数日過ぎた(^_^;)
自転車で走り出せば、近所の用水が気になる季節。
わが街には、江戸時代に作られた農業用水路があって
いまだに現役で、街中さまざまな場所を網目のように流れ
田畑を潤しているのです。
その中でも、ここはとくに好きな場所です。
ご近所の方が手入れをされているのだと思うのですが、
いつ来ても心が和み、立ち寄っては写真を撮っているのですが、
先日、楽しみが増えました。
これは6月 紫陽花が咲いていました。
夏を越えて草の勢いがすごい9月。柿の実が青く実ってました。
10月の終わり。この時です。
ここに行く楽しみが増えたのは。
もう柿の実は、みんな食べたのかしら。
そう思いながらシャッターをきって(といってもiPhoneですが)、顔を上げたとき、
その柿の木めがけて、青く輝く小さな鳥がすごい速さで飛んでいったのです。
よく晴れていたので、背中の青い色はきらきらと輝いて
一瞬ですが時間が止まったように感じて、
はっとわれに返ると、見れただけで幸せ~な気持ちになっていました。
あれはきっと、ルリビタキ!また出てこないかな、と待ち続けましたが、
アイスを買ってきてしまったのを思い出し、それ以上待つのは諦めました。
あの時は一瞬のことで、写真を撮る余裕もなかったのですが、
もしまた会えても、あの速さではむりかなと思いながら、
会えるだけでもいいからと、もう一度出かけてみました。
今度は、先日ルリビタキが飛んで行った奥の方へ行く道を探して
ひとつ手前で角を曲がってみたのですが、今まで通ったことのない住宅街の路地へ入ると、
少し傾いた秋の陽も手伝ったのか、不思議な雰囲気を感じる場所でした。
細い道を曲がって用水に出ると、鳥のさえずりに驚きました。まるで鳥の楽園です。
カモの一家が水に入っていくところでした。
そーれ
そーれ
次々に飛び込んで、見る間に全員水の上。
すい~っと気持ちよさげなカモの頭上では
オナガがぎゅいぎゅい言いながら 木から木へ飛び回り、
他にも数種類の鳥のさえずりで、にぎやかなこと。
これならルリビタキに会えるかも。
アイスも持っていませんし、ゆっくり待ってみることにしたのですが・・・
その日は残念、そう簡単ではないですね。
でもその小さな小さな旅は、家出したmomoを探しに出かけたときのことを思い出させました。
あの時も、近所にある意外な場所の発見の連続でしたから。
また来よう。次はまた違う路地に入ってみるぞ。
そう思いながら家に帰ると、お腹を空かせたふたりが
文句を言いたげな顔で出迎えてくれました。
おっかあだけズルいな、って言わないでね。