去年の11月の半ば。
寒い季節、momoはここが温かいのを知っています。
上からは、エアコンの風も降りてきて、ぬくぬくです。
まだそらは、ここに行くことが出来ませんでした。
momoの平和なスペース。
寝るときは、わたしの蒲団がmomoの定位置でしたが、
そらが上手に入ってきました。
momoは用心深いのか、一緒に寝るようになるまで、けっこう時間がかかったのに、
さすが人懐こさが身上のそらです。
ただ、おとなしく寝るかと思えば、暴れだしたり、
momoが先に蒲団に入っていても、入ってくるのでケンカになり、
朝の早いダンナにとばっちりが行くので、困ってしまいました。
そらには可愛そうだけど、ぶきっちょなmomoに、この場所は確保してあげることにして、
momoが入ったら、部屋のドアを閉めることにしました。
先住猫を優先してあげることが、2匹がうまくいくコツと教えてくれた人がいたので、
それも考えてのことでした。
すると・・・
momoが、見るからにのびのびしてきました。
そらも、「ねぇ~ちゃん、すげぇ」って顔してる。
「からだやわらかいにゃ~」
そらも出来ると思うよ(笑)
「ねぇ、その箱貸して~」
あら、貸してあげてる。
わたしの膝にもmomoが帰ってきました。
momoが、だいぶ普段通りにしていられるようになったようです。
「ねぇ~ちゃん、年賀状ってにゃに?」
「可愛い家族の写真を交換する儀式にゃんじゃにゃい?」
そんなこんなで、二人でおすまし顔で撮った写真で
年賀状が出来上がった去年の暮れでした。