雨の日 自宅近くの農業用水路にアオサギが佇んでいました
雨の多かった9月を締めくくるように
朝から台風のニュースで
それなのに晴れたりして
そわそわと落ち着かない日曜日です。
気が付けば 前の日記から10日以上が過ぎているのに
にゃんず&諸々の写真は撮りっぱなしでスマホの中。
そうだ、今日は写真の整理をしよう。
所属している里山グループが今年で10周年になるので
これをきっかけに撮り溜めた写真も選んで削除。
そうだ、そうしよう・・・。
時間があるからこそ思いついたのに
気が付けば眺めてばかりなのは
紙の写真もデジタルも同じですね。
まぁもう少しこのままでいいか
と外を見れば 雲が厚くなった昼下がり。
パンを食べようと台所へ行くと
2階から猛然とダッシュしてきたにゃんず
ごめん ごめん お腹すいたね
一緒に軽く昼ご飯のあと 少し写真を載せようとブログを開きました
涼しい日は momoが膝に乗ってくる。
というより
momoが膝にくると 涼しい季節になったんだなぁと気が付く。
猫のぬくもり ぬくぬく温かいこと。
しなやかにすっとジャンプしてくるmomo。
初めは軽いのに これがどうして岩のように重たくなってゆく不思議。
たまたまつけたテレビが‘岩合さんの猫歩き‘だった場合。
消せません
momoの目が釘付けになって
消せないので わたしも一緒に見ることになりますが
見ればやっぱり面白いに決まっています
やっぱり秋刀魚は格別 にゃん
止まらない 止まらない
半身は食べられちゃいますけど
momoと食べる秋刀魚は最高
momoばかり膝に乗るのを気にしてたのね
オイラも抱っこ~
って飛びつくそら。
momoのように すっとしなやかジャンプは未だに出来ない。
2本足で立って 椅子に座るわたしの脇腹を 手でトントンと叩く
だんだん着ているものにぶら下がるようにして
諸手を挙げて 抱き上げてもらうのを待つ
脇の下に手をいれ持ち上げると
びよ~んとなが~いそらが釣れる
首筋舐めて 顎舐めて ワンチャンかい キミは?って仕草
お次は人間の赤ん坊のように横抱きの姿勢。
顔の小ささに騙され かわいいねぇって撫でて
その下にある ドデ~ンと立派なおっさんのお腹に
大笑い 苦笑い。
夏の酷暑で弱ったフウセンカズラが
涼しくなって また勢いを増してきて
低い日差しの中でユラユラ momoを楽しませる。
毎年の繰り返し。
momoは特に変わった様子はありません
呼吸も穏やか、食欲も旺盛です。
最後は、先日出かけた帰りに、
ふらっと途中下車して歩いた時に撮った写真です。
遠い思い出話です。
幼い頃、祖母の家がある高津によく行きました。
といっても「みぞのくちのおばあちゃん」とわたしたちは呼んでいました。
昼間から母と妹弟と出かけて行くのですが、大井町が職場だった父も仕事の帰りに寄り、
親戚大勢で夕飯を食べ、トランプなどの楽しい時間が過ぎると
帰りは武蔵溝の口駅まで歩かなければなりませんでした。
高津駅は子供の足でも10分もかかりませんが
武蔵溝ノ口までは30分近くもかかったでしょうか。
古い家から漏れる灯りが羨ましくなる暗い道でした。
途中、バーの紫色の看板が通りに薄暗い光を投げて
子供心に駅までの半分と目印のように思っていた微かな記憶があります。
「ここがあの場所だな」とおそらく今回が思い出せるギリギリのような気持ちでその場所を眺め
川沿いの道に曲がった瞬間 赤や青に染まった川面の風景が浮かびました。
それは夕方で、一緒に歩いていた祖母と 祖母と一緒に住んでいる従妹もいて
3人で夕飯用のお肉を買いに行った夏の夕方の光景でした。
この川の上流で染物でもしていたのでしょうか。
違う色に染まった川が見られると「今日は当たりだな」と
子供心に楽しみにしていたことなども次々と思い出し 胸がきゅっとしました。
それはとても好きな光景で温かい思い出です。
同時に、父と母に話してももう伝わらないな、そういう思いも湧きました。
でもそれはもういいんです。
きっと、そんな気持ちを確かめに出かけたんだ。
そんなふうに納得しました。
ふらりと出かけられたこと、
それはmomoが元気だということ。
それが今はただ嬉しく、それ以上は望まなくても
もういいよね、とそんな風に思うのです。
あらら、長々と書いていたら雨が降り出しました。
夜中には暴風雨になるという予報です。
日本列島を縦断する台風24号。
毎回酷い爪痕をつけていく台風には
気を付けなければいけませんね。