前回からつづく
当たり前のことではありますが、ねじを観察していて、ねじの溝の部分がぐるぐると螺旋状になっていることを再発見しました。
実はこの私、突然ですが昔からこの「螺旋状」に生きることを人生のモットーにしています。
大学で曼荼羅についての講義を聞いていた時のことです。
ありがた~い仏教の話と教授の口調がそれはそれは心地よく、睡魔を呼び寄せてしまったので講義の内容はあまり覚えていないのですが(まだ学生だったから許してください)
「曼荼羅は螺旋状に運動する宇宙である」
という話にはっと目を覚ましました。
曼荼羅は螺旋状に渦を巻くように周りから中心に向かって(もしくは中心から周りに向かって)仏像を見ながら教義を解釈していくもので、すべてを見終わって始まりに戻ってきても、それを見ている自分は以前の自分ではない。曼荼羅の世界観を理解した新しい自分がそこにいる。そのような螺旋状の運動は決して一つのところにとどまることはなく、宇宙のように無限につづく…
私はこの講義の内容を自分なりにそう理解しました。
(半分ぐらい眠っていましたが)
曼荼羅を人の生死を描いたものと解釈する方がよくおられるのですがそうではないんですよね。輪廻の思想が反映されているとは思いますが、ぐるぐると螺旋状にまわる無限の宇宙を表現しているんです。曼荼羅をみてその世界観を体験することで常に新しい自分に生まれ変われるんです。
誰でもそうだと思いますが、私は雑事に追われ周りに振り回されることが多くて遠回りばかりしている人生です。そんな時は「人生は螺旋である」と思うと気が楽になるんです。遠回りして戻って来ても今の自分は絶対に以前の自分ではない。螺旋状に少しづつ前進している。今日もまた新たな気持ちでがんばろうって。
すみません。ブログも螺旋状に脱線しました。
で、「ねじは螺旋」に気づいたので、
螺旋といえば曼荼羅
曼荼羅といえば宇宙
そうだ
ねじとペンギンで宇宙を表現しよう
に至りました。
単純www
それでこうなりました。ジャーン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/6e/86a34acaa681f7d6427b4924134b0840.jpg)
ねじ×ペンギン×曼荼羅
です(まんまですね笑)
以前にも書きましたが、洋の東西を問わず共通の中心を持つ円と正方形は宇宙を表現します。レオナルド・ダ・ヴィンチの時代ルネサンスでも円と正方形のデザインは多く用いられました。
またうまい具合にねじ山は正円なんですよね(変化をもたせて六角ボルトを描きましたが中は正円)
さらにその左右にねじやドライバーを持ったペンギンを仁王像のようにねじ×ペンギン×曼荼羅の守護神として配置しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/37/0f97b4faf40d07f87e8c7a0becc93928.jpg)
色は古式ゆかしく五色を使うことにしました。
私なりのねじとペンギンによる宇宙表現です。
ちなみに4羽の小さいペンギンがもっているねじたちはうちの家族がそれぞれ好きなものです。CAPボルトが好きだというサンコーインダストリー株式会社の社長さんの意見も取り入れました。
このイラストは「最後の晩餐×ペンギン」の下に描きます。
さて、いよいよ明日は再び現地入り。
暑いだろうなぁ。気をつけて行ってきます
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