このひと月は仕事が重なったので鬼のように制作をしていました。
「ならペンギンランド」を無事に準備して発送できたのでホッとしています。いよいよ12月1日からです。
もうすぐやん
【ならペンギンランド 2021】
12/1(水)~12/7(火)
10:00~19:00(最終日は15:00まで)
近鉄百貨店奈良店
6階イベントスペース7
これから数回にわけて私の出品作品を紹介していきます。
「メキシカンペンギンスカル」
「ギター」
イーゼル付きパネル絵 F0号 アクリル画
3年前に描いた作品ですが、大阪の国立民族学博物館で見たメキシコのガイコツの底抜けの明るさにはまって描きました。
(左上から)「こっきA」「こっきB」「テキーラ」「サボテン」
イーゼル付きミニ絵 6.5cm角のキャンバス アクリル画
メキシコの国章はあまりにもむずかしくて…ペンギンにしてしまいました。
テキーラはメキシコの夜、サボテンはメキシコの昼のイメージ。
安易な発想…
マグネット 20個
5cm角のキャンバスタイプのマグネット。アクリル画
メキシコにもお盆やハロウィンのような死者の日(11月1~2日)という日があるそうです。その日はガイコツのコスプレをして、街中がカラベラというカラフルな彩色をほどこしたドクロで飾り付けられるそうです。ネットで見ててとにかく楽しいので、それをペンギンのガイコツで描いてみました。
ペンギンスカルの向きは左右どちらか、地の色は7色、ペンギンスカルの色は6色、眼の模様は花とハートと十字架の3種類、背景の模様のパターンは骨と魚と花の3っ…20個すべて絵柄違いです。なので左上から順に裏に番号を振りました。
冷蔵庫に貼ったり
立てかけたり
お好きな柄やお気に入りの番号で選んでみてください。
それにしても、今年は5.5m×9mの巨大壁画から5cm角のキャンバスまで、制作の振り幅が大きい年でした。
個人的には5cm角に描くほうがしんどかったです。目が疲れてしょぼしょぼしちゃうのでw
ちなみに奈良なのにメキシコを持ってきた理由はリベンジです全く関係ない理由ですみません。
以前に制作した『ャTダ「ドン・キホーテ」× ペンギン』を某博物館の著名な先生に「ペンギンの骨としては突っ込みどころが満載」と言われ、いろいろご指摘をいただきました。
(ちなみに、ャTダ自身が人骨をデフォルメしているので、この作品はそのままでいいというお墨付きもいただいてホッとしています。先生、その節はありがとうございました)
その監修点をペンギンの頭の骨の部分だけですけど、なんとか改善し、コロナが始まって以来のほぼ初出品となる「ならペンギンランド」でのお披露目となったのです。(まだ頭だけですがw)
また、どこかのブログで読んだのですが、メキシコの死者の日の集まりでは招待客は必ずといっていいほど他の人を数人連れてくるのだそうです。招く側も亡くなった人もそのようにこの集まりに来ているから全然OK…的な文章だったと思います。コロナの緊急事態宣言中もあってとてもうらやましく思いました。(もちろんコロナ禍ではメキシコも集まりができずに大変だったと思いますが)
どこで読んだのか全然思い出せないので、私の見間違いかもしれないのですが、それでも「一人が別の誰かを連れてくることでつながりの輪が広がる。たとえそれが死者であろうとも」という考えがとても気に入りました。
いままでペンギンの集まりを数多く見てきました。
ペンギンを媒介として多くの人が集まってつながり、個々の心のよりどころとしています。もちろん私も。そう「たとえそれがペンギンであろうとも」です。
これからも、コロナ以外だけでなく災害や様々な困難が待ち構えているとは思いますが、ペンギンの集まりには「一人でも多くの人が集まる」。リアルには集まれなくても心では集まることを祈っています。
ナンバリングをしたのも、その番号でつながるようにとの思いからです。
すっかり寒くなりました。新しいコロナの変異株も恐ろしいとは思いますが、寒さ対策感染対策は万全にしてぜひお出かけください。
私も初めての百貨店の催事なので頑張りました。
いろんな作家さんのすばらしいペンギン商品がところ狭しと店頭にならぶはずなので、お買い物にぺンコーデに奈良観光と楽しんでください。
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