風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

チビヘリ

2007-06-21 20:32:20 | 日々雑記
最近ちょっとしたブームらしい、おもちゃ系ラジコン。

量販店では「ハニービー」という名前で売られている、ラジコンヘリコプターです。
電波ではなく、赤外線で誘導しています。

手のひらに乗っちゃうほど小さい。


自分の父は、そんなブームに乗っかって、オークションで購入。
形は全く同じですが、「チビヘリ」という名前で売っていました。

始めは懐疑的な目で見ていましたが、飛ばしてみるとこれがなかなか面白い。

基本的にホバーリングのみ。縦横無尽な操縦はできません。
しかし、その「操作して浮かす」のが良いのです。


手のひらに載せて、そこから飛ばすなんて小粋な(?)テクニックもありです。


内臓のバッテリーは一回の充電で5~8分飛行可能です。
バッテリー残量が少ないと浮かなくなるので、そうしたら充電。
充電はプロポから電力をもらいます。20分くらいでしょうか。
発泡スチロールとプラスチックの部品というシンプル過ぎる構成に、華奢な印象を持ちますが、けっこう丈夫です。

しかし、うちの父も、こんなの好きよねえ・・・と言いたい。

ライカ

2007-06-20 22:00:53 | 写真とカメラ
知り合いが、カメラを貸してくれました。

しかもライカであります。

バルナック型のⅡfというタイプです。
レンズはsummitar50mm f2。

突然だったので驚きましたが、もちろん飛び上がらんばかりに嬉しかった。
デジカメで撮る事が多くなりましたが、やっぱりライカは別格です。
憧れのカメラですから。



早速巻き上げやら、距離計やらをいじくりまわします。

うーん、さすが本家のカメラの作りは一味違います。
何と言うか、機械の精度はもちろんなのですが、シャッター音とか、巻き上げの感触が実に心地良いのです。


これは、ライカのコピー版、「ゾルキー」では味わえないです。
同じ敷居で比べるのは失礼かも知れませんが・・・。

特に、ソフトでささやくようなシャッター音は、たまらなく良いです。
不思議とカメラさげてお出かけしたくなります。

リバーサルフィルムを詰めたので、summitar50mm f2の味を早く知りたいです。

まあ、ゾルキーのチープさは否めませんが、induster50mm f3.5レンズ、これはこれで味があるんですけどね・・・。

最北端の地

2007-06-19 21:41:53 | 1996~97原付日本一周
島を離れ、再び大地を走ります。
天気は曇り。

最北端の地、宗谷岬に到着。
最北端と言う以外、特に何があるわけでもありません。
記念碑が建っていて、道沿いにお土産屋が軒を連ねている位のものです。

晴れていれば、水平線の彼方に樺太が見えるそうですが、あいにくの天気のため見えず。

駐車場には、日本各地からやってきた旅人のバイクや車が、次々とやってきます。
鹿児島から、50ccスクーターで来た人もいました。
自分も50ccなので、不思議と親近感が湧きまして、話をしました。
「お互い頑張りましょう」なんて言ってみたり。
様々な目的でここに来るんですね。

北の果てに立ってみて、つくづく遠くに来たなあと。

宗谷岬の記念碑の前で記念写真。


近くには間宮林蔵の銅像もあって、そこでもパチリ。


最北端のバス停は待合小屋になっています。壁と言う壁は落書きだらけ。
「今から日本縦断するぞ」とか「九州から出発して到着した」などの書き込みが壁にびっしりと書かれています。
最北端のバス停だから、つい書きたくなっちゃったんでしょう。

土産物屋に入り、適当に購入。
最北端に行った証明にと、宗谷岬とか最北端といった文字が印刷された100円ライターやら、キーホルダー、ステッカーを買いました。

不思議な飲み物

2007-06-18 21:15:15 | 1996~97原付日本一周
ユースホステルの落書帳に書かれていた、なぞの飲み物。

「ミルピス」

一体これは何ぞや?

当然探します。

沓形から鴛泊へ向かう途中で、それの売っている店を発見!

早速寄って店に入りましたが人は無し。
壁には少しばかりのポスターと写真、おしながきがあり、食堂風にテーブルとイスがありました。
そしてカウンターの隅に「ミルピス」の入ったガラス戸の冷蔵庫がありました。
1本250円。
持ち帰りだと瓶代含めて300円。
代金は救急箱の引き手に金を入れ、それから冷蔵庫から取り出す。
すなわち無人販売です。
オーナーが居る時もあるようですが、今回は居ませんでした。

一見牛乳瓶なので代用かなと思いきや、ちゃんと「ミルピス」と印刷されていました。
物をポケットに押し込み、そそくさと店を出て、テントに戻りました。

昼食のインスタントラーメンを食べた後、例の「ミルピス」を試します。



さてそのお味は・・・?

あくまで自分の印象ですが、飲むヨーグルトとヤクルトを混ぜて、まろやかにした感じ、と言ったら良いでしょうか。

なかなか美味しかったです。

また機会があったら飲んでみたい、ご当地飲料でした。 

利尻岳

2007-06-17 19:02:20 | 1996~97原付日本一周
利尻グリーンヒルユースホステルを出発し、利尻北麓野営場に移動。
天気はイマイチでした。

テントを張り、利尻岳登山を目指します。
翌日早朝テント場を出発。天気はまあまあ。
約4時間かかって山頂に到着しました。
雲が多く、雲海とガスの境目といった具合。

山頂には、燕が飛び回っていました。
山頂には北方と南方があって、北方1719m、南方1721mとのこと。
南方は非常に険しく登頂が困難なので、自分は北方に登頂しました。

高度計付きの時計をしていたのですが、山頂で1690mを表示していました。
約30mの誤差。

山頂には小さなお宮があり、漁師さんも登ったのでしょう、「豊漁祈願」と刻み込まれた船のスクリューが献納されていました。

山頂で食べた菓子パンが実に美味しく感じました。

山頂です。

別に飛び降りようとしているわけではありません。

この時はなぜか白黒フィルムを詰めていました。
カラーフィルムを入れておけばよかった・・・

さて、下りは約2時間50分。
途中の泥道には辟易しましたが、無事テントまでたどり着きました。
かなりきつかったですが、気持ちよく登れました。

翌日筋肉痛になったのは、言うまでもありません。