夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

Take me to the Heaven

2006-12-05 | た行

人生なんて 細い蜘蛛の糸での綱渡り
皆互いに 堕ちないように精一杯で
皆互いに 傷つけあって先を急ぐのだ と
吐き捨てた君は
それなのに壊れそうな顔をして
囲まれた空たちへと 手を伸ばした


予測しうる未来だけを ただ目指すのは とても切ないね
その身 投げ出しても 留まること知らない世界は
どんどん縮まってゆく


『真実が たった1つだとしても
突き破るくらいの強さが 欲しかった』
儚さ 嘆いて
怒れるくらい 傲慢であったなら
肩を少し 震わせた


My dear angel
白く握り締めた その手を貸して
せめてこの世で一番高いところへ 連れて行ってあげる
遮ることのない風が その声を 攫えるように
My dear angel
楽園へと 逃がしてあげる
地上では生きられない 可哀相な天使は
僕の背中 踏みしめて
空から見下ろしていて───


ただ それだけ。

2006-12-01 | た行

僕だって
何が正しくて
何が可能かなんて
分からない。
分かってるのは
ただ
君が大切だということ。
君と居る僕は
幸せだということ。
君の幸せを願っているということ。


ただそれだけで

『僕は強くなれる』

というコト。


tiny blue

2006-11-25 | た行

どんなに スペシャルな カメラでも
こんな 広いひろい アオ を
切り抜くことは 叶わないから

だから
この身に 全てを 焼き付けたいんだ

想い出の あの日の 蒼 を 求めて。



高校の修学旅行で見た、あの深い深い 沖縄のアオ。
いつか
捕まえてみたいな。


ちいさな モノ

2006-11-23 | た行

ふしぎそう に見上げる視線の先に
きらきら光る しあわせ を見つけた
頭ひとつぶん違うだけで がらり と変わる日常
僕の となり でキミが見ている景色
ボクの知らない たくさんの せかい
どうか ひとつずつ 少しずつ
おしえて よ
ぜったい 見逃さないようにしっかり
目を みはっている から


だって

2006-11-22 | た行

だってそれは 私だけじゃないもの
支えきれないほどの不安にかき消されて
助けての声はきっと 誰にも届かないから

もう少しの辛抱だと
このくすぶり 抱いて
綺麗に微笑んでいて
淡くささやかな灯は 決して誰にも奪えない
震える光は 私だけが
大事に大事に 守って眠れるんだ