夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

<ビロードの空が魔法をかけて。>

2012-01-28 | 暇つぶし

おとといの夜は、こっくりとしたクリーム色の ゆりかごみたいな三日月と そばに寄り添う金星と。
ツモリチサトみたいだったの

それを横目にduty当直へ
行ったら居残りの先生に「何でこんなに遅かったの」って感じの雰囲気を醸し出されて
前の病院に勤めてた時、結構そとの先生に当直に来てもらってたんだけど、どんなに遅くても、どんなに自分が当直したほうが割が良いだろうなって切なく思うときでも、私達 そんな言い方したことなかった。
だってわざわざ来てもらってるのに、そんな言い方ないよー。
医局からの強制だからさ、自分の病院の仕事、当直にお願いしてわざわざこっちに来てるのにさ。
別に来たくて来てる訳じゃないもん だ
ヤな感じぃ~
なーんて、ちょっとふて腐れながら。笑。


明けで充電切れかけながら、昨日は病棟の助産師さんと ご飯会
4時間ぐらい喋ってた
立場が違うから、学生時代の友達みたいに お互いに心底分かり合えることはないかもしれないけど、一緒に働くんだから、歩み寄りたいと思うし、仲良くやりたいしね。
とくに若い子達は一生懸命だから、育ててあげたいと思うし。
やる気のある子が働けなくなる職場は、駄目でしょ。


目しぱしぱしながら帰ってきて、、、
今日は危うく寝坊して遅刻するところでした・・・
・・・終わったかと思ったョ・・・。
眠すぎる目こすりながら、スタバディスカバリーの新作飲んで、お産が進むの待ってます。
お母さんも赤ちゃんも無事に 終わりますように

仕事終わったら友達と鍋してきます


<僕にとっての君って なあに。>

2012-01-26 | 暇つぶし

マッサージに行きたいと思い続けて、早4週目に突入。
あかん、、、腰が限界や、、、吐きそう、、、
週末行ってこよ。。。

ananに岡田君と剛ちゃんの記事が載っているのを知ってたのに、家の周りのコンビニではことごとく置いておらず、かと言って週末に市内に戻るまで待ち切れず。
遠出して買ってきました
今週は病棟が夕方には落ち着いてくれる毎日なので、本当にありがたいもんです。
てか、年明けてからのドタバタっぷりが異常だったんだけど。
思わずコンDVDも ぽちってしまったし、急速にハマってしまってます。
我ながら現実逃避にも程がある
でも、ただキャーキャー騒ぐんじゃなくって、その頑張ってる姿を目標に自分も奮い立たせる手段にするっていうか、自分を引き上げてくれる存在であるなら、ありだと思っていたり。
と、ミーハー魂を言い訳してみる。
こんなにヘタレな私でも、やっぱり自分の行けるところまで 上ってみたいしね。
なんて。
単に好きなだけです、はい。

あ~ぁ
そろそろ学会のスライド準備始めないといけないの~
でも先日、PCのUSBブロッカーが掛かってるのをすっかり忘れて そのままexel開いてデータぶっ飛ばし 一気に萎えてしまったので。
立ち直るには 半端ないエネルギーが要る・・・
お尻に火が付いたら、やるんだけどなー(←それじゃ遅いって学習しないヒト)

そんなこんなで、ようやくALWAYS '64 試写会レポを1/13付けでupしました

明日は外のduty当直
初めてのとこは 行きたくないよー。
明けて働いたら、病棟のスタッフとご飯
週末は古巣の当直と、友達とご飯
楽しみにがんばらなくちゃね


<金閣寺@梅田芸術劇場>

2012-01-23 | 舞台

金閣寺レポ、言葉ばっかで しかも長いです。笑。
でも今感じたことを 書き留めておきたかったので。
解釈が違っていたらすみません、でも今の私は こんな気分。
いつか もしかしたら また変わるのかもしれない。



四季のミュージカルやバレエ以外の舞台って、実は見に行ったの初めてかもしれない。
去年の1月にこけら落としから始まり、7月にはニューヨークに招聘、今回 凱旋公演となった「金閣寺」。

  会場には英語のポスターも。

三島由紀夫の本って、なんだか、小難しくて鬱々とするイメージ。
それに結局、割腹自殺をした過激な人のイメージがあるから、今までどうも手に取る気にならなかった。
この「金閣寺」の舞台も、ものすごく気になってたのに、きっと難しいんだろうなぁって思って、ずっと観に行く事に踏み切れなかったのだけど。。。
昔の純文学とか、現代劇とか。
自分には理解らないものを読んで 観て、「・・・あ~ やっぱり分からんわぁ~・・・」って でも分からないまま そっと丸めて心に沈めるのって 実はきっと良い事なんだよなって ふと思い出した次第で。
その体験が、こんなに素晴らしいなんて 忘れてた。

昨日原作を読んでてまず思ったのは、情景描写がとても綺麗で 目の前に浮かんでくるような、詩のような小説だなってこと。
むしろ三島は こんな細やかで情景豊かに表現できる日本語というもの自体を、後世に残したかったんじゃないだろうかって思ってしまうくらい。
でも、溝口や柏木が話すことは哲学すぎて、いまいち良くわからなかった。
作者が溝口の姿を借りて 自分の言いたかったことを描いたんだろうなっていうのは分かるんだけど、だからこそ難しいなぁって。
溝口における金閣寺は、三島にとって日本国だったんだから。
大切に大切に思えば思うほど、応えてくれなくて 自分が消えるか相手が消えるかしないともう 耐えられなくて、その心を誰かに伝えたくて だから壊すしかなかったんだろうか。
そして小説の終り方。
最後に向けて 話を周到に盛り上げていったのに、「生きようと思った」で ぷつっと終わってしまって。。。
次のページを捲ったら・・・・・・あとがきじゃんっ!笑。
“ぅえ゛っ・・・その続きはないのっ?!ここからが知りたいのに!”って 宙に放り投げられたのに先がなくなって途方に暮れた気になった 当日午前2時半。笑。
分かるような 分からないような ごちゃごちゃしたままの想いが この舞台で、キャストが咀嚼して表現するのを観ることで 多少は整理されるかなぁと淡い期待を抱きながら行ってきました。


ぎりぎりに着席したら、舞台は教室みたいになってて すでに何人かが座ってて、空気がもう世界に入り込んでる。
最後に剛ちゃんが入ってきて、彼の 原作を朗読する声が始まった時に、鳥肌が立って きっとすごいものを観れるんだっていう予感がした。

現代劇って、ちゃんとした大道具の背景があるわけじゃなくて、例えば一つの台を次々に他のものに見立てたり、舞台の上を歩いているだけなのに場面は移動していたり、棚の上に寝そべってるけど それが芝生の高低差を示していたり。
それが今まで観てきたミュージカルとかと違ってたけど、逆にその方がすんなりと世界に入れて良かった。
今回びっくりしたのが、ホーメイを演出に使っていたこと。
最初は下手したら気が狂うんじゃないかってくらいの甲高い音が、叫び声みたいな音が、かなり心臓に悪かったけど(笑)
金閣寺自体はシルエットで一回出てきただけで、金閣寺の化身というか、溝口にとっての魅惑的な美の象徴みたいなものを擬人化してたのが逆に解り易くて、山川さんのホーメイは鳳凰の叫びと同じ。
美が破滅と紙一重なのを象徴してる気がした。

剛ちゃんは、京都の田舎の喋り方で 吃りっていうのを上手に喋ってて、いつもの剛ちゃんなんかじゃなくて 本物の溝口やった。
鶴川や柏木といると、ちっちゃくて 痩せっぽっちで おどおどした 溝口そのものやった。
大東君の鶴川は、原作で感じたそのままの 爽やかな明るい、少なくとも溝口にとっては光だった鶴川だったし。
高岡さんの柏木も、本当にすごいと思った。
内翻足の演技、障害がない人が無意識に いつもどおり普通に振舞ってしまうハズの癖とか 全然感じさせなくて、本当に生まれつきのもののように演じてた。
私、実は高岡さんってあまり良いイメージがなかったんだけど、演じることに関しては舞台人なんだなって、感動した。
3人は友達だけど 恋人のような そういう少し耽美な関係が、舞台の方が強く香り立ってると思った。


原作よりも舞台の方が時間に納めないといけないから、エピソードが前後したり 合わさって解説がセリフで入ったりしたところもあったけど、それよりも、溝口、鶴川、柏木の性格というか立ち位置を、ややはっきりさせてる気がした。
うまく言えないけど、より単純化したというか。
人間とか世界って 善と悪がはっきりと白黒つけられない 相反するものが一つの物の中に含まれてるもので、そういう曖昧さを、少しあえて強引に分離して キャラクターをそれぞれ立たせてるのかなぁと。
それは宮本さんの演出なのか、各キャストが自分の中に役柄を取り込んで外に表した結果なのかは 私には分からないけど。

だからかな、原作を読み終わった時よりも 溝口がもう少し近くに感じたというか、ある意味 強い人なんじゃないかって考えが変わった。
もともと世の中には「完璧」というものがあって、それは金閣寺であるべきであって、そういう理想が高い時点が出発点と言うか、定義だったというか。
そして普通の人は大概 理想と実際を何らかの折り合いをつけて人生を生きて行くから、その中には諦めや嘘や醜さや打算や無力さが在って、そこからは目を逸らして生きてる。
でも溝口はそれが出来なかった純粋な人間というか、自分の犯したことに対してぶつかって来て欲しかった ただそれだけで。
そのぶつかることから逃げることが出来ない愚直な人間だったという気がする。
そりゃ、反対の見方をすれば 相手に求めたのに応えてくれなかったと駄々をこねる子供だったとも言えるかもしれないけれど。
一回観ただけじゃ いろんな感想が走り去ってしまって、もう 上手に言えない。


そして、最後 剛ちゃんが真ん中で煙草を一服する時に 大東君と高岡さんが出てきて 剛ちゃんを見つめてて、それぞれが「生きよう」って言った時。
二人が去って 剛ちゃんの最後の「生きよう」というセリフが、どんなトーンで出てくるのか 息するの忘れるくらい見つめてしまった。
今日しか観てないから、他の日は知らないのだけど、訥々と、零れ出てきた感じで 「生き よう」って言ってた。
それは、私が想像していた温度とは 全然違っていて 少し戸惑ったのだけど。
舞台から降りて 客席に沈んだ剛ちゃん。
時が止まったと思った。


原作よりも この舞台は、全てに暖かさが満ちている。
再生の物語なのかなって そう思うくらい。
なんだろう。
どうしようもなく 私には理解できない人達なんだけど、悪とか狂人とか そう位置づけるのは簡単なんだけど。
金閣寺を燃やさないといけないと考える その結末に辿りつく思考回路は分からないし、むしろ分かろうと思っちゃいけないのかと普段なら考えるのだけど。
今日は 舞台の空気が果てしなく愛おしく感じた。
言葉では書けないけど、最後の3人の「生きよう」は、すべてを浄化する ひと雫のような気がして それは理解できないまま仕舞っておきたいと思った。
最後の最後で 生きようと思った展開は、ちょっとまだ 付いていけてないのだけど。。。
いつか理解れば いいな。


舞台が終わって、壇上に駆け上がる剛ちゃんは、一瞬で溝口から剛ちゃんに戻ってて、天才だと思った。
でも、V6の剛ちゃんじゃなくて、俳優としての森田剛 ちょっと口下手なシャイな そんな静かな佇まい。
キャストの皆が並んで、とても楽しそうで。
5回くらいカーテンコールしてくれたかな、会場全体がスタオべで。
目の前のおばちゃんが、キャストの方も苦笑するくらい 延々とブラボーって言いまくってたのが、ちょっと興醒めだったけど(笑)
やりすぎは、ちょっとね・・・


途中から何度も泣いてしまった舞台でした。
なんで泣いたのか 分からないけど、剛ちゃん演じる溝口の叫びが 心締めつけられる気がして 涙が止まらなかった。
いつも 分かりやすいものばかり手に取ってきた私なので、今日の経験は本当に収穫。
なんだかとっても 幸せだ



またゆっくりとパンフレット読んでみたいです。
キャストの方が何を感じとって、どう考えて 演じたのか それを知りたくて。
それが分かれば、「金閣寺」の理解に少しでも繋がるかなって。

キャストの方々、大阪千秋楽 お疲れ様でした
一息ついたら東京も 頑張ってください!


<分からないんだ、でもきっと、隣り合ってる。>

2012-01-22 | つれづれ

何とか昨日の夜中に原作を読み終わり、今日大阪最終日、観てきました。
圧倒されたの一言。
何だか、まだ消化出来なくて、コトバにならなくて。
疲れた。

読んでる時 眉間に皺寄りっぱなしやったけど、観てる間もやっぱり眉間にシワが…(笑)

疲れる舞台やった。
そしてそれは、必要な疲れなんだ。


<その美しさが 幻想へと果てるまで。>

2012-01-16 | 暇つぶし

ただいま当直中~。
微妙なお産進行中で 眠れない予感


先日勢いで、チケット取っちゃった
気になるものは 観に行っちゃおうと思って。
田舎から家に持って帰ってきてた原作を 引っ張り出してきて読み始めるものの、早くも数ページで脱落しそう。。。
昔はこういう名作っていうの、頑張って読んでたんだけどな
最近頭使ってない証拠だわ・・・
言葉遣いが詩的で綺麗なんだけど。
なんとか当日までにはっ


<armada-style M-3.3>

2012-01-16 | Luck



Ripreから「armada-style M-3.3」が届きました
化粧水ですが、乾燥しがちなこの季節に嬉しいスプレータイプ。
職場もエアコンで夕方には肌がカサカサになっちゃうので、試してみたいと思います!
ありがとうございます~


<ココにある 取り留めのない。>

2012-01-15 | つれづれ

今日は小豆粥の日。
うちの小豆粥は 善哉風味に甘い…

お昼にはご飯が欲しくて、鶏の甘辛丼。
五穀米は 土っぽくて 美味しい
でも外食ばっかりだな。
ちょっとそんな自分が嫌い気分。


モヤモヤする日は、本屋さんへ。
ウロウロしてると落ち着くから。
やろうと思って持って帰ってきた書類整理は、やっぱり腰が上がらず~

無駄な週末 と ゆっくりしたい気分が 鉢合わせ。
頑張れる自分になれるような恋愛がしたいと ふと思う。
いろんな三日坊主が 私を責めているけど。
もっと自信が持てる自分になりたい。
もっと上に行きたい。

今日は、枯れた井戸の底から 空を想う そんな気分。
だけども 悪くない。

言葉って難しい。
そのヒトが滲んでしまうのに、総てを知ることは出来なくて、伝えることも出来なくて。
分かったつもりになるのはナンセンス。
でも、近付きたいって 理解りたいって望む気持ちが大事なんだと。
そう思いたい。


ココにある 取り留めのない ふわふわした 嵐。


<大きくなったもんだ。>

2012-01-15 | 暇つぶし

気づいたら、Gremzが大人の樹になってた~
わぁい
7本目~

以前のものは、画面で見て覚えてたデザインと、マイページで載ってる履歴のデザインが変わってしまってて、思わずテンパったけど。笑。
今回はどうでしょー?

タケノコみたい
毎回変わるデザインが 飽きないな~。


年明け付近に、ちょっとずつ記事追加しました。笑。