きみの声は こんなにも簡単に ぼくに届く
例えば人混みに 目隠しされたまま
誰かの忠告が loudness 耳を塞いだとしても
口角から零れおちた 微笑みの欠片でさえ 拾い上げ
この大気を震わせ
ちりちりと皮膚を撫ぜて
僕からすべてを解き放ち
きみへと集結する
I'm just fallin' in love,again.
冷えた世界を意味で彩り
時を歩ませ
きみは僕に くりかえし光をくれた
間に横たわる本2冊分の距離が 僕の生存限界
うつむいた長い睫毛を揺らし きみが泳ぐ思考の海で
瞬きが影落とす その白い肌と
澄んだ鼻筋に
少しまげて結んでる 無防備な唇
まだ短い 前髪も
隠しきれない その額も
意思を宿した 指先も
I'm just fallin' in love,again.
きみがこの世に刻もうとする全てを
遮る事は ならない
暴発しそうな鼓動が 響き渡る気がして
意識をかき消すよう ぼくは隣で 息を殺した
これから きみが描き出すその世界に 僕は いないから
怒鳴り声でも サヨナラでも いっそ
わずかでいいのに give me your heart
ニセモノの太陽が 夜更けにぼくを惑わせる
手に入れた夢は 今なお遠く 甘く
けして諦めさせてくれなくて
I'm just fallin' in love,again.
力強い視線
やわらかな その声
瞳にたゆたう 優しい色
きみが まとう 光が
明日を抱いて離さない
いつだって
たまらなく乾いた心に
きみは注ぐ しずく ひとつひとつ
夢みたい だなんて思えないくらいに信じさせた
嘘みたいなreal
きっと溢れてしまってる 映せないほどの ぼくの感情
一瞬紡がれた 禁断のsmoke flavorが
ぼくを燃やして
安心させて
それだけで
I'm just fallin' in love,again
and again
and
again...
高らかに空を唄う 朝に
きみが呼ぶ名前は まぼろしを残して
いつまでも ぼくを潤す
I'm just fallin' in love,again.
きみに落ちる感覚で
ぼくを深く深く 満たして。
ぼくをずっと ずっと 生かして。
Dedicated to J.O. of Library Wars , Oct.12 , 2012