夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

<SOYJOY アーモンド&チョコレート 引き換えチケット>

2017-03-21 | Luck

セブンイレブンキャンペーンで、『セブン‐イレブン限定「SOYJOY クリスピー ホワイトマカダミア」無料クーポンプレゼント』が当たりました〜♪

「SOYJOYクリスピー ホワイトマカダミア」か、「SOYJOY アーモンド&チョコレート」が選べたので、迷ったけどアーモンド気分だった私(笑)

ありがとうございます!


<初めましては、少しずつ。>

2017-03-19 | ごはん

前から行きたかった「旧ヤム邸」にご飯食べに来ました~。
今日は、たろう君も居てるみたいで、ラッキー!
でも、ドキドキして入ったけど、たろう君は2階にいるみたいで、1階席に案内されたので、会えないな~って、ちょっとしょんぼり

・・・してたら、食べてたらどうやらご挨拶に降りてきてくれた!!
階段のところで2階に上がるお客さんの邪魔をしに来てて(笑)店員さんに窘められるたろう君(笑)

オヤツに興味津々( ´艸`)
だけど、本当はちゅ~るが欲しかったらしい(笑)
 お客さんの足元で、お爪 砥ぎとぎ~

写真撮ってたら、しゅるんって体掠めてご挨拶。
お客さんに一通り 匂いつけしたら、よし(`・ω・´)って感じで、2階へ戻っていきました(笑)

 カレーは2種類!
アサリ出汁のほうれんそう&菜の花グリーン鶏キーマ
新生姜と豆腐のアジアントマト牛スジカレー 

スパイシーで食べる手が止まりませぬ~ 
また たろう君に会いに&カレー食べに行きたいな~( ´艸`) 


<気配がする、もう少しできっと会える。>

2017-03-16 | 暇つぶし

またしても出たよ、ローソンのコラボ和菓子「桜リラックマ」
リラックマはプリン味。
キイロイトリはゆず風味。
どちらも桜でおめかししてて かわゆい


明けで早く帰らせてもらったから~ 眼科行って、髪切ってきた(`・ω・´)ゞ
本当はマッサージにも行こうと思ったけど、まぁ今日はまだいいかと(笑)

Vのニューシングルゲットして、本屋さんで追憶×NOLTYコラボ栞もゲットして。
今日は良い日だ(笑)

 いい香りの水仙。 


<「SING」試写会>

2017-03-13 | Movie

ABCに行ってきました!
久しぶりのアニメ。
ミニオンズのスタッフが作ったという新作で、今日のは日本語吹き替え版とのことです。
普段はオリジナルが好きなんですが、斎藤さんがどう吹き替えてるのか、興味津々だったので、楽しみにやってきました(笑)

コアラのバスターが劇場支配人を務める劇場は、今では取り壊し寸前。
再起を賭けて、歌のオーディション企画を発表するが、200歳のおばあちゃんとかげのミス・クローリーのミスで、懸賞金が2桁上乗せされて公表されてしまう。
おかげで町中の人がオーディションにやってきてしまい・・・。
最終的に残ったのは、極度のあがり症の象ミーナ、ギャングの息子で歌手を夢見るゴリラのジョニー、パンクロックなハリネズミ アッシュ、陽気な豚のグンター、自己中な詐欺師ネズミのマイク、専業主婦で25匹の子供の世話と家庭を顧みない夫との生活に疲れてる豚のロジータ。
さて、それぞれの日常を絡めつつ、大切なバスターの劇場はどうなってしまうのか?!

というお話。 


初めからテンポよく進んで、それぞれのキャラクターもわかりやすく、わくわくします。
何よりも、皆歌が上手い!
MISIAやスキマスイッチの大橋さんは言わずもがなで、笑いがふんだんに入ってるし(笑)
途中までは強引で考え無し、デリカシーの無いバスターに割とイラっとしてましたが(笑)

ミス・クローリーが義眼をどっかに吹っ飛ばしたり。
バスターとエディの洗車屋さんとか、爆笑(笑)
世間的には身の程知らずなグンターの挙動不審さ(笑)と、まっすぐで相手の良いところをちゃんと見ることが出来る、一番オトコマエなんじゃないか?というキャラクターが、結構よかったです。
ミーナのいじいじした感じは、いらいらするし、でも最後のソロでは鳥肌ものでした。
ロジータって実は最強なんじゃないか?!って思うし(笑)発明がすごすぎるw
言葉の通じないにんじゃりばんばんグループ(笑)これ日本だとあるあるだけど(笑)全世界で公開しても大丈夫なのかなってちょっと心配したりまぁ、世界中でもこうなのかな(笑)
ジョニーの素敵な歌声や、優しい話し声にうっとりでした。ギャングのお父さん脱獄しとるし(笑)
お目当ての斎藤さん、ネタさりげなく ぶっこんでたよね(笑)あれじゃ、向こうのスタッフも頭にハテナ?だろうな(笑)

知ってる曲がたくさん出て、大人も子供も楽しめるんじゃないかなと思います!
是非是非、皆で観てほしいです 


<いつも見えるは、貴方の背中だけ~笠間・水戸旅行 2日目 その2.>

2017-03-12 | Travel

さて、少し遅めのお昼にやってきました。
 噂の水戸藩ラーメン&スタミナラーメンを食べに来たよ~
どうも、お昼休みのお店が多かったのですが、その間もやってる「石田屋」さんです。 
おじちゃんとおばちゃん、素朴なお二人がメインでやってます。
切り干し大根の煮物も小鉢でつけてくれた(笑)

 水戸藩ラーメン
日本で初めてラーメン食べたのが光圀公なんだって
そのレシピを再現したのがこの水戸藩ラーメンです。
蓮根粉を練りこんだ麺に、5種類の薬味「五辛」を混ぜて食べます。
「五辛」とはニラ、ラッキョウ、ネギ、ニンニク、ショウガのこと。
また、こちらの石田屋さんでは、佐原産の地鶏を煮込んだ鶏チャーシューと、椎茸が入ってます。
思ってたよりもあっさりで、不思議な独特の味美味しかった~。

 で、こちらがスタミナ冷やし
もともと、お金のない学生さんへお腹一杯 元気の出るものを食べさせてあげられるメニューということで、比較的高くつかない材料で発明されたみたい。
キャベツやニンジンなどの野菜も盛りだくさんで、レバーとお肉も入ってて、ピリ辛の餡に手が止まらない!
こっちのが気に入ったわ~(笑)
私好み
お腹いっぱいになって、余は満足じゃ~


そして、最後にもメインイベントがあるよ~(笑)
 やってきました!「水戸西部図書館」 ! やっと来れた~。外観からしてすごくキレイ!こういう曲線大好き( ´艸`)
 カウンターには「図書館の自由に関する宣言」が。
撮影許可の申し込みをすると、利用者の顔を出さないという条件で許可いただけます。
ロケに関する資料とか、監督たちの撮影中の写真とか、いろいろ見せてもらえます。
  図書隊の紋章。実は時計隠し(笑)
 大好きな螺旋階段!
 横から天井から、柔らかい光が差し込むところは、オランジュリーみたい。
 この奥へ続く曲線が、本好きとしてはワクワクする~。
 発見しました、「図書館戦争」。  刻印入り(笑)
  ポスターや小道具、キャストさんのサイン色紙なども展示されてます。 制作さんの控室だったお部屋。
 隊員の駆け抜けた廊下。
 武蔵野図書館のときは、少し変更してた見取り図。
 泊まり込みでこの図書館で本を読みまくることができたら良いのに~( ´艸`)
 二階に上がると、 綺麗すぎて溜め息。
 完璧だよ、このフォルム・・・。
 作戦室へ続く渡り廊下の透かし模様もモダン。
や~ 素敵な図書館がいっぱいあるんだなぁ。
今度は利用しに行きたいです


とうとう日も陰り、帰る時間となりました。。。
 空港の綺麗なステンドグラス。
 乗って帰る飛行機が着いちゃった~。  ハッスル黄門さまは、いつもハッスル中(笑)
 ねば~る君にもサヨナラ~。
 待ち時間の間に、小美玉のプリンをかき込む(笑)
  今日は大きな満月です。
 さよなら茨城~ また来るね~。
 機内では爆睡でしたが・・・   なんやかんや言っても日本は夜景がビーズみたいでキレイ。


は~ 今回もいっぱい回って、美味しい物を一杯食べて、楽しかったぁ。
意外に近いってことがわかって、東京上陸も空から攻めるのも悪くないなと思った次第
また美味しい納豆仕入れに行かなくちゃ(笑) 
 梅がたくさん~(笑) 


<いつも見えるは、貴方の背中だけ~笠間・水戸旅行 2日目 その1.>

2017-03-12 | Travel

わりかし しっかりと酔ってしまったので(笑)視界が半分になりながら お休みなさい。。。
・・・って爆睡してたら、明け方に まさかの地震
収まるまでベッドでじっとして、あぁ止まった~って思ってお茶飲もうと起き上がったら・・・まだ揺れてる・・・ラウンドで揺れてる・・・

・・・・・・ あれ?私まだ酔ってる??

って思ったら(笑)ちゃんと揺れてた
本当は部屋が10階だったので、結構長く揺れてました・・・
あ~ 地震は嫌だなぁ。よりによってこんな日に。
次に大きなのが来た時に、貴重品だけつかんで逃げられるように、ポシェットに眼鏡と携帯とお財布と突っ込んで枕元に置いて寝た私(笑)


もう一寝入りしたら、無事に朝を迎えました~。  昨日買ったクルミキャラメルパン。
 眠い目こすりながら、友達より先に活動開始です(`・ω・´)ゞ

テクテク歩いて・・・  水戸空襲の時に焼けた銀杏。
  水戸東照宮にやってきました~。
 気持ち良い気のクスノキ。  三つ葉葵。
 天神さんと、 お稲荷さんにもご挨拶。

 マンホールが みとちゃんだった

駅前では「みとの梅香径(うめかおるみち)」というのが開催されていて、いろんな種類の鉢植えの梅が並んでました。
     

 駅前にあった納豆記念碑(笑)

橋を渡ってたら、いっぱいカモさんを発見。
 上から見てたら・・・   突撃~っ!!!って感じで、一か所目指して上から下から泳いでた(笑)何があったんだろう?(笑)
河原に降りてみたら、  すぐにいっぱい寄って来ちゃって 
 どけどけ~い!って黒鳥がカモを押しよけて寄ってきて、奈良の鹿みたいにエサ頂戴のお辞儀をするから、ビックリ
 ごめんねぇ、何も持ってないんだよぉ~


ホテルで友達にピックアップしてもらって、まずは茨城護国神社へ。
 すでに駐車場は混んでたけど、「満車」って札出してるのに、ウインカー出したら入れてくれるわ、中はまだ空車だわ(笑)
友達は、「茨城の人はめんどくさがりだから~」って言ってたけど、真実は如何に(笑)

 護国神社はどこで行っても、しんとして、凛とした空気が満ちてる。
 雛人形展をやっていたので、入ってみます。
 たくさんのお雛さんが並んでました!  木目込み人形のもあったよ。
 お部屋一面、お雛様。
 うちのばーちゃんのみたいに、お家付きのお雛さんも。
そして、何か違和感だなと思ったら、展示されていたのは大体関東雛だった(当たり前。笑)  京雛は、お内裏様は向かって左!
京雛は面長の人形が多いとか、お供の人が持ってる道具が違うとか、やっぱり 少しずつ違って面白かったです。 


神社からまたテクテク山を登って、  徳川ミュージアムに来ました。
えぇ・・・嫌な予感はしてたんですが(笑)
朝っぱらから(←人のことは言えないw)刀剣女子がたくさん来てたので、すごい賑わいでした
まぁ大体 腐女子達はアイドルファンよりも人が良い人が多いから(笑)

  これが噂の「燭台切光忠」  昔の関東大震災の時に蒸し焼きになったので鍔の色が焼き付いたとのこと。
端折った話すると、伊達政宗が気に入ってたのを、光圀公が強奪したらしいよ(端折りすぎ。笑) 
 刀剣のキャラも横に立ってた・・・。
常設展ではフラッシュ無しなら他の展示品も撮って良かったみたいなんだけど、知らなくて これだけになっちゃった~。
甲冑などから着物まで。
家康・光圀・斉昭・慶喜・圀順 の所縁の品々が展示されていました。 
ハイカラな車も。

お庭には、家康公とご老公の銅像がありました。
  フレンドリーに写真撮っても怒られない(笑)


山を下りて、偕楽園公園を突っ切りながら偕楽園方面を目指します。
   立派な枝垂れ。   
 白鳥が毛繕い中。向かい岸ではカモが斜面を「よいしょっ、よいしょっ」って転がり落ちないように慎重に歩いて水辺を目指してました(笑)でも最後は面倒だったのか飛び込んでたw

     いい香りの梅。

先にそのまま北へ上がって、ある神社を目指します。
途中の住宅地で、ふ、と目をあげると  にゃんこが木に登ってた
幹を気持ちよさそうに くんくんってしてから、顔を上げて そーっと登って行ってるときに、私が見てるのに気付いたので フリーズしてる所(笑)
落っこちないようにね~ 


 到着   関東三大雷神と言われる「別雷皇太神」です。
京都上賀茂神社を御本社とする雷様の神社です。
こじんまりしてるけど、温かくて優しい所です。  
 「一鳴雷福」の蛙さま。口にくわえてる棒で洗濯板みたいな背中をなぜると、「ゲコ」って鳴いてくれる( ´艸`)
 生狛犬の(?!)マルちゃん(笑)
ご神木の下で日向ぼっこしてるから、オネムさん。
「こんにちは」って声かけたら 「なぁに~?」って顔上げて、「写真撮らせてね~」って言ったら 「いいよ~」ってカメラ目線。
ありがと、ってスマホを降ろしたら 「終わったぁ?お休み~」ってまた顔を埋めちゃいました(笑)

御朱印を頂いて、神社の方にお話を聞いたら、浪江町で被災したわんちゃんなんだって。
飼い主さんが飼えなくなったため、ご縁のあったこちらの神社で引き取られたそうです。
おとなしいから大丈夫って聞いたので、そーっとモフモフをナデナデ。
目を細めてじーっとしてました。
マルちゃんは今日も元気です

ちなみに、、、御朱印はこんなに素敵な味のある手でした。 


 偕楽園戻る途中のマンホールは、好文亭と梅。
 戻ってきました、偕楽園 
 孟宗竹林も、昼間と夜では雰囲気が違うね~。

昼間も結構な人出でしたが、好文亭へ入ってきました。
  いわゆる斉昭の別荘みたいなところなのかな。
奥方も来たりしたそうで、お供の人用のお部屋や、いろいろと襖絵も部屋によってテーマが決まってて面白かった。
  

でもただの別荘じゃなくて、やっぱり攻められた時ように仕掛けとかがいろいろあって、こういうの好きだわ(笑)
外から見たら2階建てなのに、中二階に 控え武者の間があったり。
ただ、階段が急すぎて、駆け上がるにも駆け下りるにも、私には無理~
1段ずつ手摺を握りしめて降りたのでした・・・
 少し粗な部分は、廊下側に落とし戸になってて、戸を上げると竹がテレコで嵌って、外装の壁と同じようになるので、家の中からは外をうかがえるけど、外からはただの壁1枚に見える仕掛け。

他にも、お膳を運ぶ用のエレベーターがあったりしてなかなか洒落てる。
    3階の楽寿楼からは、仙波湖や偕楽園が一望できる 素晴らしい眺めでした。

 週末だけ黄門様ご一行が出現(笑)
  仙奕台(せんえきだい)といって、突き出た台地では碁を打ったりして楽しんだそうです。
石で作られた碁盤。ほんとに碁盤の目が刻まれてました。
算哲さんと貴一さんの光圀公を思い出すわ~。

 結構足が疲れてきました・・・好文亭の中も、割と広かった~

 常磐線かな?撮り鉄たちが集まるそうです。
 
その2.へ続く~。 


<いつも見えるは、貴方の背中だけ~笠間・水戸旅行 1日目 その2.>

2017-03-11 | Travel

前半の記事を書いてる最中に、突然Chromeがオチて 書いてたのが消えたので、PCぶっ壊しそうになった(笑)
気を取り直して。


お腹がグーグー鳴っているので(笑)遅めのお昼を食べにお蕎麦屋さんへ お蕎麦大好き~
  「手打百藝 泰然」というお店です。
ピークが過ぎ始めた頃だったので、少し待ったら入れました。
こちらは全て十割蕎麦なんですが、「発芽そば」がお店の売りとのこと。
でもぉ~  ・・・食べ比べがあるんだったら、それにしちゃうよね~( ´艸`) 笑。
更科、発芽、田舎 の3種類に、天ぷらと野菜の盛り合わせをお願いしました。
更科は、そばの実の中心から取った粉で打ち、白くて透明な あっさりとしたお味。
田舎は、粗挽きでしっかりとしたお味。
でも、やっぱりお店イチ押しの「発芽そば」が一番おいしかった!
そして、天ぷらのさくっさくの触感とともに美味しいお蕎麦。
う~ん 幸せ~
そば湯で割って、温まったら出発~。


筑波海軍航空隊記念館のある友部から、もう少し西に足を延ばして、笠間に来ました。
 日本三大稲荷の一つ、「笠間稲荷神社」です。でも、こじんまりしてる。
  参道にはお狐さんが多数。
 立派な楼門を抜けると、  拝殿が見えてきます。
 ちゃんと豊穣のシンボルの稲穂のしるし。
御朱印と、キツネみくじを頂いてきました。


そのまま頑張って山のほうへ少し歩くと、「正福寺」があります。
運動不足で息切らしながら階段を上がって、あぁ本堂が見えてき・・・  ・・・たと思ったら、真正面に黒猫がいたヨ(´・ω・`)
 
笑。

ほんとに本堂の前!階段上がった真正面!道のど真ん中!に 一匹堂々と座ってて、「勇者よ、よく来た(`・ω・´)」 くらいの勢いでこっち見てた(笑)
私たちが行くのが分かってたのかな 
思わず「わ、びっくりした!」って言ったら、そのまま すっと立ってまっすぐ ずんずんずんずん・・・っ て歩いてきて・・・  歩いてきて・・・
体当たりされた(笑)
ナ~ って言いながらスリスリして、「撫でれ(`・ω・´)」みたいな顔で見てきた(笑)めっちゃ人懐っこい子
 「私に 付いてくるか?(`・ω・´)」 って顔でみてる(笑)
本当はもっと なでこなでこ したかったんだけども、時間がないからごめんね~って言いながら、本堂でお参りして御朱印を頂く。 
本堂出て帰ろうとしたら もういなかったから、あぁどっか行っちゃったんだな~って思いながら、また階段を降りてて、ふ、と視線を感じて顔をあげたら・・・

お分かりいただけるだろうか   笑。
頭上の草藪から にゃんこがじーっと見てた(笑)
これまた、「うぉっ?!びっくりした!」って言っちゃったじゃん(笑)
じーっと見て、ずっとお見送りしてくれました( ´艸`)
なにこれ、もう絶品
笑。
時間があればずっと なでこしたのにな~( ´艸`) 接待してくれて、ありがと。

 大石内蔵助の祖父は笠間藩家老だったんだって!通行止めになってたけど、屋敷跡の碑が立ってました。


さて、笠間を後にして、水戸へと向かいます。
その前に、、、 じゃーん
”海賊とよばれたケーキ”のお店(全く違う)「グリュイエール」です!
海賊とよばれた男の撮影中に誕生日を迎えた 岡田くんへの誕生日ケーキを、特注で作ってくれた洋菓子店。
店内はかなり混雑していて、入れ代わり立ち代わりお客さんが来てました。
イートインもできるので、時間があれば生クリーム使ったケーキを食べたかったなぁ。
ラスクと焼き菓子を買って帰りました  

そして、せっかく笠間に来たから笠間焼を何か買っていきたいという私のために「笠間工芸の丘」に寄ってもらいました。
 工事現場のアニマルガードが、ハッスル黄門様になってた(笑)
 焼き窯。
センタープラザの中に、作家さんの作品がたくさん展示されていたり、笠間のお土産が売られていたりしました。
笠間焼の特徴は「特徴がない事」らしく(笑)
この地域の土を使っていろんな陶芸家の方が集まって、それぞれのデザインや技法で作られているそうで・・・難しい
特徴的なものを買って帰ろうかと思っていたけど、それがないとなると・・・と悩んで、気に入った作家さんの新作デザインのお猪口を購入。

 明日の朝ご飯に、帰り道にある「森の石窯パン屋さん」で くるみパンをゲット。

水戸のホテルに着いて、先にチェックインしてから偕楽園の夜梅祭に繰り出しました
結構な人手でびっくりした~
常盤神社は徳川光圀公・斉昭公を祀る神社です。
 境内では猿回しをしていました。
 夜なのにお参りしている人たちがたくさん。 能舞台ではライブをやってました。
御朱印と、観梅まつり限定の春告守を頂きました。
紅・白・黒があったけど、夜に来たから黒にした~( ´艸`)
 すごく細かくて切り絵みたいになってるの!  裏は三つ葉葵だったよ。


いざ! 偕楽園へ! 写真をとりあえず並べます(笑)
  夜梅キャンドルアートをやってて、幻想的だった~。
 満月-1 の月と夜梅。
     桜も梅も白っぽいやつは色が綺麗に映らなくて難しい

 孟宗竹林もライトアップ。
  吐玉泉。開園以来、一度も枯れたことがなく、眼病に効くと言われていたそう。
3.11の時も枯れることなく、皆ここに水を汲みに来たそうです。 

 左近の桜。これが咲いたらすごいだろうなぁ。


3月とは言え、日が暮れると結構寒い
フィナーレ花火までちょっと待てなくて、偕楽園を後にしました。
帰りの車の中から綺麗な花火が見えたから、良し(笑)

晩御飯は、賑わってた隠れ家的お店「ととや」へ。
 地酒もたくさん( ´艸`)
飲んでみたかった「山桜桃(ゆすら)」 。すっと抜けて、キラキラした余韻が残る 辛口のお酒。美味しい!
結局他に、太平海と・・・なに吞んだっけ武勇だっけ?
分け分けしたんだけど、すでにもう覚えてない(笑)

 バイ貝かな?お酒の当てにピッタリ(笑)

グリーンサラダ、揚げ茄子、納豆とチーズグラタン  めちゃうま お肉も入ってるのかな~。
 常陸牛も食べて。
あん肝の味噌漬け、あてに良いあたしゃ、満足なり 

明日もまだいろいろと回る予定なので、ここらへんで おやすみなさい~( ´艸`)笑。 


<いつも見えるは、貴方の背中だけ~笠間・水戸旅行 1日目 その1.>

2017-03-11 | Travel

以前からずーっと行きたいと思っていた場所へ行くため、この週末は茨城へと飛びました!

 朝早くから、ママンが送ってくれたよ~ 人工のサバンナ。キリンがいっぱい。

初めて来た神戸空港で、朝ご飯に「黒レンガ倉庫CAFE」でフレンチトーストとコーヒー。 

ゆっくりしてたら、すぐに最終案内って言われた(笑)あれ?
もともと飛行機あまり乗らないし、JAL/ANA以外はあまり乗ったことないから~ なんとなく遅刻生な雰囲気(笑)

 行ってくるよ~。 滑走路途中に見えた「Move&Challenge」の文字。

座席指定するときに、右左のどちらに取ろうかさんざん悩んだけど(笑)  えいやっ!と右側に挑戦。
 大きな川に  大きな山脈。雪が残ってる。
そしたら・・・大正解!グッジョブ!私(笑)  富士山が見えてきた( ´艸`)
    日本ってほんとに山がいっぱいなんだな~って感動した。山脈って本当に脈なんだな~って(笑)
    ずーっと見てても飽きない富士山。
今日はいい日になるね


 無事に茨城空港に到着~。   
空港の外には、戦闘機と偵察機が展示してありました。
   地図みたいなアルファベットがたくさん。奥に見えるのは百里基地。


今回の旅行は、水戸の友達がエスコートしてくれました( ´艸`)
ピックアップしてくれて、まず最初に、今回の旅のメインイベント。
 とうとう来ることが出来ました。念願の「筑波海軍航空隊記念館」。
最初に知ったのは「永遠のゼロ」のロケ地になった建物があるってこと。
毎年、行きたいってずーっと思ってたのになかなかチャンスがなくて、でも今年も公開継続になるかは分からないというので、急いで今回の旅行を決めました。

現在は敷地内に県立こころの医療センターが新しく建てられてますが、以前は旧筑波海軍航空隊の司令部庁舎、号令台、地下戦闘指揮所、滑走路などがあり、終戦後は友部病院として利用されていました。
今全国でも、これだけの規模の戦争史跡が現存している場所は珍しく、貴重な場所です。
この筑波海軍航空隊で教官をされていた角田和男さんと 永遠のゼロの宮部の経歴が似ていたり、ゼロのロケ地であったり、と縁があるとのことで特別に公開されています。

敷地はとても広く、今は司令部庁舎の公開にとどまっています。
 号令台。 
 さっそく司令部庁舎にお邪魔します。  
 永遠のゼロに絡めた案内もありますが、戦時中のいろいろな資料や、遺族の方から寄贈された遺品が展示されています。
ちなみに、ガラスケースなので、私のジャケットや靴が映りこんでてすみません。。。
あと、説明が間違ってたらごめんなさい。耳学問も多いので・・・。
でも、現場に行けない方や、知らない方にもこういうものがあるんだって言うのを知っててほしいから、少しだけ書いときます。見たくない方は飛ばしてください。

 四式戦闘機「疾風」の車輪、零戦の燃料タンク。   偵察員席の風防、エンジンマウント。
 水上機のフロート。そうか、この時代は木だったんだね。
 少し順路を前後しますが、、、 建物自体も歴史のある貴重なものだと思います。この時代の建物はハイカラでアーティスティックな曲線美が見られるから好き。
 ここ、大事なシーン。宮部が上官に殴られたあと、司令室から戻ってくるための階段。
実際には司令室は2階にあるんだけど、映画の設定は下だったから階段を上がってきて、大石たちが迎えて敬礼をする場所。 
ちなみに、この司令部庁舎はジョーカーゲームのロケ地でもあり、この階段は22段の階段。
こちらが9段目のヒビ。 ・・・・・・実はヒビじゃないのよ、スタッフさんの手書きなのよ。
 この汚しもスタッフさん作。素晴らしい

 水筒や、ラバウルなどで使われた蚊取り線香。

他の資料館よりも、寄贈が多いためか 日常のスナップショットがたくさんありました。
少し胸が痛くて、あまりカメラは向けられなかった・・・  同期と雪合戦して楽しそうに笑ってたり、犬と一緒に映ったり、基地の一般公開で地元の方と一緒に映ってたり。
上に吊るされてるのが、練習機「赤とんぼ」の模型。

 海軍飛行帽・眼鏡と手袋。戦争後期にはまだ革製だったものが、戦争末期には布製になっています。
 戦機の模型や、「桜花」の主翼の一部。

そして、こちらも大事なシーン。
命を懸けて宮部を助けるために敵機に体当たりをして怪我をした大石と、お見舞いに来た宮部のシーンの再現部屋になります。
 
一瞬ドキッとするわこのナースマネキン(笑)   スタッフさんがいろんなところから集めたり、手作りした小物がたくさんあり、当時が偲ばれます。
    
軍人としての心構えが書かれている張り紙も撮影時は手書きだったのですが、日が経ったのでワープロで作り直してくれてます。

 本棚には密かに講談社文庫が(笑)

 二人で語り合ってたベッド。
  整頓・・・できてないわ・・・耳が痛い・・・(笑)

隣には旧副官室。 大石の同期たちが宮部の悪口を言っていた場所。かつ、海賊で國村さんが座ってたお部屋。
 この机は実際に戦時中に使われていたもの・・・らしいけど、戦後近くの地元の人のところに行ったりしてちょっと由来不確実。

 その隣に、旧司令室があります。
この奥の扉から外に出ると、訓練の様子などが見渡せるバルコニーに出られます。さすが司令(笑)
ちなみに、ジョーカーゲームの 

 バルコニーから滑走路の方角を見る。
 重厚な扉・・・ と思ったら、書架になってました。司令が使ってたのか、戦後の院長が使ってたのか・・・。
 院長室として使われていたので、このタンスは実は・・・洗面台や配管を隠すためのスタッフさんの手作り(`・ω・´)笑。
錨マークも手彫りされて、全く違和感ない!
微妙に壁とサイズが合ってなかったり、スタッフさんたちの苦労の跡が見え隠れ(笑)
 訓練中に亡くなった部下の名誉を守るため、上官にぼこぼこに殴られてた宮部・・・が立ってた場所に立つ。笑。

 宮部が登ってきた階段。規格が現在のものと違うので、人ひとりの幅だけになっているため、一般客は通行禁止になってます。 
この旧司令室前の廊下が、   怪我をした大石をストレッチャーで運んで行ったシーン。
 この廊下の床は、コンクリートに小石を混ぜ込んで、大理石様に作っているんだって。今はその技術を使える人もほとんど居ないらしい。

 戦艦「金剛」 の砲撃手だった関口富坂さんが、射撃競技で優秀な成績を収めたときにもらったグラスとアルバム。
錨のマークに「賞」の文字。
金剛は沈没しているから、こういった所縁の品が残っているのは貴重だそうです。
 軍艦「愛宕」「瑞穂」搭乗員 岡田正一さん の遺品と、手作りされた愛宕の模型・スケッチブック。
海軍は、軍隊の中でもエリート。パイロットは更にエリート。中でも特攻隊員はエリート中のエリート。
という若者のプライドをくすぐる戦略で人出を集めていたのもあったのかな。  戦時中のポスター。
 教科書や精神教育の資料と日の丸。  
 お手紙や遺影、眼鏡など。
  「電熱航空被服」という、高度が高いところを飛ぶ戦機の機内は極寒なので、接続して温めることのできるコードがついた手袋や服など。
軍刀や、電熱被服をしまう箱など。
 寄せ書きや、遺品の軍服など。
この寄せ書きには、ミッキーマウスが描かれてます。
軍人さんは高学歴な方も多かったので、寄せ書きを英語で書いたりする人も居たんだって。敵国の言葉ということで、公的機関では言い換えの日本語を作り出してたりしてたと思うけど、実際にはやっぱり外来語を使っていたんだろうね。
「元気で行ってくるのよ 母ちゃんの健坊」という一文。
息子を送り出さないと行けなかったお母さんの気持ちを思うと、辛い。
でも、この時代、本当のところ一般の人たちはどんな認識で、どんな気持ちでいたんだろう。
非日常が普通になりすぎて、戦地に送り出すのと、例えば現代での会社に送り出すのと、そんなに変わらない状況だったんだろうか。
正しいとか間違ってるとかじゃなくて、今の時代の自分たちには計り知れない状況や感情があったんだろうと思うと、言葉にできない想いでいっぱいになる。
でも今後、非日常が日常になってしまうような有事は二度と起こしてはならない。

 寄せ書きや、寄付金に対する感謝状。
 遺書や家族へ宛てた手紙、短剣など。
 特攻訓練命令書。 特攻盃。

前に、「名前を失くした父~人間爆弾“桜花”発案者の素顔~」 って番組をたまたま観たことがある。
この筑波海軍航空隊の士官室で、後の「桜花」を作戦として行うべきか、検討されたそうです。
つまり、筑波海軍航空隊は、「特攻」という作戦の実行が決められた地。
いつも、『どうして?』っていう答えの出ない問いだけが、ぐるぐると当てもなく回ってしまう。
でも、他の人間が何かを言えるものではないし、その人たちにしか感じえないものがある。
何とかその一部でも推し量ることができればと思うけれど、何を言っても噓になる気がして。
だからせめて、どれだけ辛くてもこういう記憶の場所に足を運んで、たとえ忘れてしまうとしても 何度でも知るということが大事なんじゃないかなと。
人は2度死ぬって言われてる。
肉体的に死んだ後、誰からも忘れ去られることで2度 死ぬ。
だから、私たち一人ずつが 少しずつでいいから、こういう『記憶』ってものを、見て学び続けることが大事なのかなって。

 筑波海軍航空隊記念館が公開されたときに、一番最初の展示品が、このガラスのペンダントでした。
兵隊さんを元気づけるために女学生さんが出した手紙が届いた先が、筑波海軍航空隊にいた金井正夫さんでした。
以降200通以上の文通をされたそうですが、結局一度も会うこと叶わず、特攻で亡くなられたそうです。
最後の手紙とともに送られてきたのが、この戦闘機の風防で作られたペンダントだった。
ハートにイニシャルだなんて、本当にスマート。


写真がお好きだった方の 写真とイラスト入りの一言日記が、パネル展示されています。 
  
上)出撃せん!!の文字とともに、コクピットでポーズを取った写真。
「得意のポーズです。大尉くらいには見えるでしょう」だって(笑)
「やはり、海軍士官はスマートですね」と軍服姿の写真もあります。

下)祈冥福 今は亡し 懐かしき教官達。
「この教官たちは全部、ハート、ナイスでした。しかし、全部戦死しました。惜しい人を殺しました。瞑目すれば・・・色々と想い出されます。」
同期の櫻。仲良しとのお写真。

 M 
右)「戦斗機乗りには娘はやれぬ。やれぬ娘が嫁ぎたがる。腰の短剣にすがりつき 連れて行きゃんせアメリカへ。連れて行くのは易けれど 女は乗せない戦斗機」 と唄のようです。

左)「筑波戦斗機隊は鬼より怖い 柳井少尉の目が光る」だって(笑)
「戦斗機乗りはあまりスマートではありません。野人的ですが然しMです。」と。
注釈が付いていて、「Mとは、女性からもてる意味です」 って書いちゃってるよ~(笑)

なんというか、頭の良い人なんだなって感心した。字もキレイで、本当にスマートなエリートなんだね。

  でも、最後には特攻を掛ける戦闘機のイラストと戦闘服の写真とともに、遺書がありました。
右)「花は櫻木 戦斗機乗りは若い生命を惜しみやせぬ 花の蕾の廿四で散るも 何で惜かろ國の為」 
左)「戦斗機乗りは攻撃精神の権化です 最も男性的な仕事です  戦斗機無きところ制空権は望めません」「此の顔を見て下さい そして眼を 口を  ご安心下さい 必ず目的を達成しますゾ お母さん サヨウナラ」

親にさようならって書かなければならなかった。
まだ皆 子供なのに。


 ラバウル海軍旗や、表彰状など。
角田和男さんの経歴や、お話についてなども展示されています。

 司令部庁舎から見えた空。静かでまるで時が止まったような色。

 戦艦の模型など。
 昔の手押しのポンプ車や弾薬箱。  戦意高揚のうちわ、千人針。
 零戦21型後部胴体。
データを取るために当時 外国の軍が回収したもので、ラバウル航空隊所属と思われるとのこと。
戦後必要なくなって捨てられる前に、大阪の個人が購入されたそうです。
 だもんで、翼には、日本の蔑称「JAP」の文字。「ZERO」「TAIL」とも。
軽さを追求するため、ジェラルミン一枚で作られて、もうぺらっぺら。
 これでよく飛べるなとびっくりした。
海外の戦闘機は、これにもう1層入ってるし、コクピットの背中にも鉄板を入れてる。弾が当たったときに、乗組員を守るため、機が墜ちないために。
でも日本軍は、弾が当たらなければ墜ちない死なない、という考えがベースにあるので、軽さが最優先され、しかも零戦は帰還を想定していないのでこういったつくりになったそうです。

まぁ・・・そりゃ当たらなけりゃ墜ちないけどさぁ・・・。
でも、手術技術の進歩も同じだけど、こういうところにも日本と欧米の考え方の違いが出てるよな~って思った。
いつも欧米は、画一的な技術が誰でも使えるように大量生産する技術を開発する。
頭が良い人も そうでない人も、腕がある人も それほどでない人も、大体が同じ手術ができるような技法を開発していく。
でも日本人は昔から器用な人が多いから、繊細な職人技を伝達することで技術向上を図るから。
昔っから、軍事面でもベースはそういう違いがあるんだなって、これは単純に面白かった。
同じ人間という生き物なのに、こんなに違う。

 極限まで空気抵抗を減らすために、鉄板を接続するためのねじ1個1個の頭を叩いて潰して平らにしたんだって。

 練習機の機体の枠組み。  引き上げられて保管されていたエンジン。
 水戸歩兵第二連隊の短剣付きの銃や旗。ペリリュー島に行ったらしい。
 練習機「赤とんぼ」のプロペラは木製なんだって。  ほんとに木だった・・・。
プロペラの端っこだけ、空気抵抗を減らすために金属が使われてるけど。


残念ながら、じっくり見るには時間が足りず、心残しつつ駆け足ながら見させてもらいました。
 こんなに良い天気。同じ青空が広がってたこともあるだろうな。
 もう少ししたら桜並木が一斉に色づくのでしょうか。
特攻直前の隊員たちだけが入っていた宿舎「神風舎」も取り壊されており、お参りするための神社は、戦後GHQの報復を恐れた地元の人たちによって壊されたそうです。
お国の人たちを守るために戦った隊員さんの心のよりどころが、守ろうとした人たちの手によって壊されるというのも、また哀しく、それぞれに対してやるせない気持ちになります。 

 私が居た時間は、私たちだけだったので、独り占めでした。
 滑走路の方角を臨むと、広がる青空。

  もともとの正門には、うっすらと友部病院の文字があります。
 頑丈な塀が張り巡らされていたらしい。

 司令部庁舎の裏手に、訓練中に亡くなった隊員たちのために、司令を務めた古瀬貴季中佐の命で建てられた供養塔があります。
そもそも、数多くの特攻隊員を育てる目的で短期間の訓練しかできなかったそうで、訓練自体が命がけだったんだろうね。
ゼロでも訓練中に宮部の部下が事故で亡くなってたけど。。。
中佐は戦後、フィリピンで戦犯として死刑判決を受けたそうですが、女性歌手の助命嘆願が通り、特赦で帰国することが出来たそうです。 

 どの時代の記憶も、徐々に世の中の興味が薄くなっていく。だから、気を付けないといけないと思う。
若い子たちの、とっかかりが岡田くんであれ、艦これであれ、なんだったって良いから、少しでもこういうことがあったんだって言うことを知ってほしいな。
こういう自分の命と引き換えに国を守ろうとした人たちが居てくれたから、今の自分があるんだってことは、善悪とは別の次元の事実だから。
そこだけは、どこの誰からも批判される筋合いはないし、日本は譲らなくていい、そう思う。
アメリカはこれまで本土攻撃をされたことがない国だから、空襲で殺された一般市民のことなんか忘れた振りしてるし、当時の日本軍の隊員さんたちの、何をしてでも自分の家族を、国を守らなければという悲壮な思いが、どこまで理解できるのか。
でも、どの国であっても、自分の大切な人や物、場所を守りたいと思う気持ちは立場は違っても変わらないものだと思うから。
殺し合うのがこの狭い地球で生きる人間たちの生存本能なんだとしても、なんとか折り合えるラインを探し続けることが出来たらと思います。

今の私たちと違わない、日常を生きて 青春を生きて でも命を懸けて守ってくれた人たちの記憶。
それを失わないために、今後もこの筑波海軍航空隊記念館の公開が続けられるように、たくさんの人に足を運んでもらいたいと思いました。