この週末、一足早く連休気分で九州へ行って来ました。
19日の晩から、長崎港へ向けてひたすら運転。
長崎港の記事の通り、20日の早朝に長崎港へ到着。
ネットで調べた時間どおりにフェリーがあるかと思いきや、ドックで整備のため、朝1便は運航されていなかった。
仕方なく、ジェットフォイルなる高速艇で五島列島の福江島へ向かう。
今回の目的は、思いっきり世話になった義母の墓参り。
ずっと気になっていたのだが、仕事のタイミングやらなにやらで、なかなか行くことができなかった。
福江島へ着くと、4時間も時間があるので以前行ったと思われるちゃんぽん屋へ向かいちゃんぽんを食う。
以前食ったときより美味しいとは思えない味・・・。
一人で食うからか、お店を間違えたか・・・?
仕方ないので、ターミナルへ戻りそこでもちゃんぽんを注文する。
たて続けにちゃんぽんを2杯も食い、それぞれビールまで飲んでおなかいっぱい・・・。
高速艇で飲んだビールを合わせると、すでに4本。少し酔いをさます事にした。
福江港からさらに離島へと船に乗るのだが、しけのため帰りの便が欠航とのこと。
向こうの島へ泊ることもできず、まさか女房の実家へ泊る事も出来ないので少し考えたが、
海上タクシーとやらで帰る決断をして渡船に乗り込んだ。
もう何年も来てないのに、ほとんど変わらない風景。
かなりの時間お墓の前でお参りできて、いろんなことをゆっくりと考えることが出来た。
桟橋へ向かい、海の底を覗くとサンゴらしきものがあるではないか。
今までゆっくりと見た事がなかったのか、気がつかなかった。
どうやって海上タクシーを呼べばいいのかわからず、しばらく放心状態。
漁協の方がいたので尋ねると、頼んでくれた。
しかし・・・、高い。
福江港に戻り、ターミナルでお土産を買った。
五島巻は、義母がよく送ってくれていたので馴染みはあるが、五島うどんは、なぜか食ったことがなかったので買って帰った。
渡船で福江港まで帰るつもりだったため、渡船に乗る前に観光協会のおねぇさんに宿泊先をいろいろ聞いていた。
ターミナルに着くと、そのおねぇさんが心配してくれていて、宿泊先は決まりました?と、話しかけてきた。
海上タクシーで帰ってきたので、長崎港までのフェリーに間に合いましたと答えると、
せっかくなのに残念でしたね・・・と、いわれ観光できないことを残念がってくれた。
長崎に着いた頃はすっかり暗くなっていた。
佐世保に知り合いがいるので酒でも飲もうかと連絡すると、
なんばしよっと? 今は福岡にいるっちゃ~との返事。
このまま一人で長崎にいても仕方ないので、あっさりと博多へと向かう。
でも、めがね橋は見て帰ろうと立ち寄る・・・。
中洲の春吉橋へ着いたのは23時前。
花の金曜日(古ww)なのか、相変わらず人が多い。
近くのもつ鍋屋で食事をする。
ついでに屋台でラーメンを食って、この日は博多へ泊った。
21日の早朝、大分の友人と久しぶりに酒でも飲もうかと大分へ向かう。
途中、いろんな温泉の看板があり、なんだか温泉に入りたくなって飯塚の仁川温泉で入浴する。
長時間の入浴はあまり得意ではないので、あっさりと着替えてフロントへ行くと、
あら、もうあがったんですか? と言われ・・・
昼前には大分の宇佐へ到着。
山小屋というお店の筑豊ラーメンを食いながら、友人へ連絡。
久しぶりじゃのぉ~、儲かっとるかぁ?、今晩飲みに行こうか?
と言うと、呆れた感じで・・・
仕事が終わったら連絡するわ~とのこと。
夕方までする事もなく、数回宇佐には来てるのだが宇佐神宮にお参りに行った事もなかったので参詣した。
宇佐神宮
友人の仕事も終わり、ホテルにチェックインしたあと繁華街へと向かう。
すっかり懐かしい話で盛り上がり、気がつくと日付が変わっていた。
目が覚めるとチェックアウトの時間の寸前・・・。
あわてて着替えてチェックアウト。
のんびりと広島へ向かう。
この3日間、20数年の時間をイッキにさかのぼった様な気分になった。
1150km、28時間も運転して、いろんな事を考えた。
五島から長崎港へ帰るフェリーの中では、なぜか涙が止まらない。
僕の生家ではないのに、不思議な気持ちになった。
宇佐での友人との久しぶりの飲みで、大学の頃の懐かしい話・・・。
互いに性格を熟知しているせいか、話の内容に涙が出る。
頭ではこうしようとしても、魂は違うのかと感じるくらい胸が痛む。
この旅で人生をリセットしようと思っていたのに、余計につらくなってしまった。
これじゃ、心がもたん。
で、ちゃんぽんやラーメンばっかり食って・・・、しばらくラーメンが食いたくないww