Enjoy the life

生きるためには飯を食らふ

生きると言うこと

2013年02月18日 | 健康

ほぼ2ヶ月、ブログもほったらかしで新年の挨拶さえ出来ないまま。

年末から年始にかけて仕事が忙しくまともに食事もしないままの生活が続く。

毎年仕事が忙しい時には体調を崩すこともなく黙々と仕事に集中しておりました。

 

どこで気が抜けたのかわからないのだが、

今月の初め、1~3日まで泊りで出張。

帰宅した次の日の4日、だるさもあって一日仕事からはなれる。

結構ハードな出張だったせいか、5日の午前中までぼぉーっとした状態が続き、

午後からなにやら悪寒が走る。

 

いやな予感がしたのだが、体温を測ると38度を超えていた。

しかし、まだ食欲はありそうなので栄養のありそうなものを必至で食うことにした。

翌日から1週間、38度を超える熱が続いた。

日に日に食欲がなくなってくる。

がんばってすき焼きでも食わなきゃと思い、すき焼き弁当を買ってくるもまずくて食えない。

近所の讃岐屋といううどん屋で卵とじうどんなら食えるだろうと行くとつゆしかいただけずうどんは残す。

ちょっとフンパツして高価なユンケルを買って飲むも、効き目はない。

にんにくたっぷりのラーメンを食えばとラーメン屋へ行くも、麺は半分も食えずスープだけ・・・。

近所の馴染みのお好み焼屋へ電話で注文してテイクアウトして自宅で食うも・・・、完食するのに1時間もかかり。

あげくに夜中に胃の調子が悪くなり戻しそうになった。

何を食ってもまともに食事も出来ず、これなら食えるだろうと思いつくものを食べることにしたが・・・。

 

モスバーガーなら食えるだろうと買って来て食うと、なぜかパンが苦い。

サンドウィッチならと美味しいパン屋のサンドウィッチを買いに行くが・・・

甘いものならとケーキ屋へミルフィーユを買いに行くが・・・

 

もう、この時点で食いたいものはなく、しかし何か食わねばならずレトルトのご飯を買って来て雑炊を作る。

これまた半分食うと吐きそうになり断念。10日間も何もしないと食卓はぐちゃぐちゃ。

洗濯も溜まり重い体にムチ打って洗濯物を干す。

 

何回か40度を超えた日もあり、睡眠時にこのまま目が覚めないのでは・・・?と思うこと。

このまま逝ってしまったらと考えるとやっておかねばならないことが頭の中をめぐる。

仕事の引継ぎ、私物の整理、身の回りの物の整理・・・など、死に行くための準備なるのもが出来ていない。

今までこんなことなど考えもしなかったのに、今になって脳裏を過ぎるとは余計に不安になる。

 

去年の8月、同じように高熱にうなされて数日間寝込んでいたことがあった。

その時は、携帯もつながらないと心配して訪問してくださった方に無理やり病院に行けと言われ、

しぶしぶ二日も点滴をしてもらって回復した。

 

今回も携帯のバッテリー切れで電話も不通状態のままほったらかし。

充電して電源を入れると圏外通知SMSがどっさり・・・。

14日と16日、国交省の地元立会いに同席して欲しいと連絡があり、2週間ぶりに仕事に復帰。

昼食を客先といっしょにファミレスへ行ったのだが、日替わりランチも半分しか食えず・・・。

未だにまともに食事を完食できないまま、集中力もなく仕事も手付かず。

先日、今月中にと岩国米軍基地内の給水施設の計画を依頼され、ちょっとピンチ。

明日から24日まで、千葉と滋賀への出張が決まってしまった。

 

この2週間、まったく仕事をしていないので、そのつけが回ってくるだろう。

しかし、頭はぼぉーっとして仕事ができる状態ではなく、

いかに健康が大切でありがたいことかと痛感することとなった。

 

心配してくださった方がいつも僕に言っていたのは、

「ちゃんと飯を食え!」

 

忙しいからと一日一食で済ませていたことが、この2週間の結果だと反省している。

食うことが生きるということ。食う力が生きる力だということ。

 

今更ながら当たり前の事をありがたいことと受け止めることが出来た。

まだ、何を食っても美味しいと感じるまでに回復は出来てないが、

今は無理してでも食事を摂ることを重視して、明日からの出張に備える。

 

食えるうちが健康なんだとしみじみ感じる。

コメント (12)
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