数日前、尾道へ業務の協議へ行った帰り立ち寄った。
今まで行こうと思いながら行けなかったお寺、佛通寺。
臨済宗の禅宗で、企業や学校などの研修にもここを訪れるらしい。
初夏のこの時期は、新緑が眩いばかりであったが、
紅葉の季節には美しい場所のようである。
境内は静まり、落ち着いた気持ちにさせてくれた。
駐車場にはほとんど車も停まっていなく、
ゆっくりと参詣することが出来た。
思い付きで突然立ち寄ったので数珠を持ってなく、
来るのなら数珠を…って残念に思った。(宗派は違うのだけど…)
TVのニュースで四国の石鎚山の山開きを報道していた。
以前、おばぁちゃんが作ってくれた白の着物を着て登っていた。
父方の祖父が登っていたので、父や叔父が登っていたので時々付いて行っていた。
早朝から旅館で水を浴び、山頂へと向かう。
山開きの1日は男性しか登山することが出来ない。
たぶん、今もそのルールは変わっていないと思う。
父が亡くなった後、父が持っていたお札を持って小学生だった息子を連れていった。
お札を相続することが出来るとの事だったが、中学生以上でないと駄目と言われた。
僕は親父と共にしたときお札をもらい(お金を出して買うだけだが…)、僕が引き継ぐ事が出来なかった。
あれ以来、息子も僕も訪れていないので、
そのまま保存している。
道路の事情も良くなり、広島からフェリーに乗る必要もなく、
しまなみ街道を通れば何時でも四国へ行ける。
渓谷を流れる清流の美しいことと美しい碧色の岩は絶景である。
もう一度訪れたい場所だなぁ。