Enjoy the life

生きるためには飯を食らふ

同窓会

2015年08月10日 | 今日の出来事

高校卒業後、35年ぶり初めての学年同窓会を昨日行った。

これまで実行委員会と称し、会合と飲み会を繰り返す。

 

JCで培ったイベントの段取りを生かして事を進めてきた。

メンバーの中には、たかが同窓会だし細かなタイムスケジュールなど・・・、

と言ってはいたが、準備物や進行はスムーズに行うことが出来た。

 

皆が把握している物故者は、すでに6名いた。

3年当時の主・副担任の先生も4名他界されていた。

 

当日は、受付と写真係を担当。

ばたばたと受付を行っていると、いっしょに準備に携わっていた女子Kが僕のところへ近づいてきて、

「彼女来たよ!」と教えてくれた。

遠目から見ると、当時の面影が多少残っていた。

近くに来たので名前を呼んで、「よっ、元気そうじゃのぉ~」

って言うと、しばらく黙り込みネームプレートを見つめて、えぇ~〇〇君?とぬかしやがった。

 

会が始まり、先生方の挨拶、乾杯も終わり歓談が始まった。

同じ円卓の女子達に料理の取り分けをお願いして、ビールもそこそこに各テーブルのグループ写真を撮りに回る。

ネームプレートには、名前と卒業アルバムの写真も添付してあり、

テーブルを回って写真を撮るよって言うと、ネームプレートを覗き込み、

えぇ~〇〇君~?ショックゥ~、かわいらしい顔してたのにねぇ~などと言われっぱなし・・・。

あげくには、どこの先生だったかと思ったわと言いやがる。

お前もすっかり年取ってばばぁやんけ~などと思いはするが、口にはせず・・・。

 

結局、お刺身を5切れと豚の角煮を一切れ食ってビールをグラスで数杯飲んで一次会は中締め。

写真の撮影も100枚を超え、送迎バスで2次会の会場へ向かう。

 

すっかり皆のテンションはあがり、写真係の僕はしらふ状態。

いつもなら真っ先に泥酔しているはずなのだが、どうも調子が狂う・・・。

 

カラオケの大音量の中、写真もそこそこに勇気を振り絞って彼女のそばへ向かう。

久しぶりだなぁ、元気そうで何より・・・。ご両親はご健在?

などと、とってつけた様な挨拶をした。

お子さんが4人、孫もいるとのことでびっくり・・・。

4人も子どもを産んだんかい!と言うと、

あなたもご兄弟4人じゃないの・・・と言い返されたが、

産んだのは、わしの父と母じゃい・・・って言えなかったww。

 

しばらくいろいろ懐かしい話をし、今は僕が小学生まで住んでいた町へ住んでいると言う。

お互いに当時のことをよく覚えていて、あの当時に戻ってときめくかと思いきや・・・、

そうではなく、すこし期待はずれ。

33年ぶりとなる再会に、不安と期待が一人となった僕には大きくなり、

もっとときめくかと思ったのだが、

なんだか今まで思っていた心のもやもやがすぅ~っと晴れてすっきりとした気持ちになった。

こんなことならもっと早くに再会していればと思えた。

 

近況を話していると僕の目をじっと見つめて、

早く東京へ行きなさい、と勧められた。

僕は、同じ事を女子Kにも言われたわぃ。

本当にそれでいいの?死ぬ時に後悔しない?意地張ってない?

と繰り返し繰り返し問い詰められたわぃ。

というと、

すぐに東京へ行って奥さんとお子さんたちといっしょに暮らしなさい!

と、こやつからも説教が始まった・・・。

5年後、また同窓会する時は東京からおいでね!

などと訳わからんことを言う。

そこへ女子Kも参戦・・・。

 

戦況がまずくなったので、握手をしてその場を立ち去ろうとすると、

手が冷たいね・・・。って言うので、冷たいのは昔からだろって言うとうなずき、

手が冷たいのは心が温かいからだって言い返してその場を去った。

 

後ほど女子Kが近づいてきて、よかったね!と言ってくれた。

2次会も終わり、彼女と再度握手をしながら、5年後生きてたら同窓会で会おうと約束をして、

僕は3次会へと向かった。

 

家に着いたのは21時過ぎ。12時から始まってすっかり疲れてしまった。

途中、危ないカップルもいたが、50を越えての行動は、

本人の責任で好きにすればいいと見て見ないフリをしてほっといた。

 

これから写真データを撮影した同級生から吸い上げ整理をしてCDを作成する役割りが残っている。

お盆休みにのんびりとCDの複製を作ることにするかのぉ~。

コメント (2)
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