セントラルスポーツへ行った帰り、食堂に入った。
私の斜め向かいに障害を持つ息子さんと
そのお母さんが食事をしていました。
息子さんはもう大人のようでした。
息子さんは脳性小児麻痺らしいように見えた。
お母さんたちはそばをいただいていた。
そしてお母さんはその息子さんの口の中にそばを
いれてあげていました。
息子さんは口を動かしていただいていました。
手足は動かせないのだろうなと思いました。
そんな様子から、おけいはんもそんな境遇だったら
どんな生き方をしていただろうに。
一瞬気の毒に思えたと同時に
あたりまえの生活に幸せと思わかなあかんと
改めて気づかせてくれた。
日頃、なに不自由なくくらしている私です。
子どもの悩みなどいろいろあるが、そんなのは
小さな悩みに過ぎないと思えた。
人間は神の授かりで生まれてきているが、
お互い宿命をせおっている、。
この親子さんも宿命をせおって、子どものために
必死で生きてなさるのやあと思いました。
言ってみれば、自分のことが自分でできるのが
幸せかなあとも思いました。
でも、この考えかたは健常者の言い方です。
障害を持って生まれた方はそれなりに
考えているだろうに。
人は生まれながらにして、みな同じであることを
最後に言っておきたい。
そばをいただいていた親子さんは、車イスを
お母さんが押して去っていきました。