まんまる笑顔の真ん中で

~いろんなことがあっても いつも
笑顔で 前を向いて 生きて行きたい~

ばあちゃんと息子

2009-03-29 15:46:38 | 介護
昨日 高校に入ってから部活だ 勉強だと忙しく実家へ行ってなかった息子と 
急に深川へ帰ることになりました

息子は
同居の義理の父と母のことは
小さい頃から・・【じいじ ばあば】と呼んでいるのだけど
うちの深川の両親のことは【迎えのじいじ・ばあば】と区別して呼んでいるんです
へんな呼び方ですよね(笑)
なぜ 【迎えのじいじ】・・かというと 
いつも実家に帰るとき 駅まで迎えにきてくれるおじいちゃん・・だからだそうで
大きくなった今もその呼び名は変わらず・・

先週、急に
「むかえのじいじとばぁちゃんとこ 行くよ」と言いだした。

じいちゃん達のことは大好きなんだから 行こうと思えば行けたのだけど・・

高校に入って楽しくて楽しくて 
部活もなくて唯一のお休みはお友達と遊びたいしで・・
深川の実家には私がいつも一人で通っていたのです

たぶん最近 私がなかなか帰れなくて 
二人を心配しているのをずっと見てたからかもしれません。

明日 kouと帰るよって電話したら 父母はいつもよりすごく嬉しそうだった。
あたりまえだね。

で・・深川にせっかく行ったのだけど

まだお花見には早かったし、父も風邪気味だったから
ばあちゃんと息子と私の3人で 近所を散歩することにしました。

息子は 身長180cm。母と30cm以上違います。
ばあちゃんと歩く姿を見るのも久しぶりでした。

二人の会話は・・何度も 何度も同じ会話の繰り返しです。

kou君は大きいねえ。ばあばよりこんなに大きいよ
うん。
kou君は今いくつだっけ?大学生じゃないよね?高校生かぁ・・
うん。

そんな会話が延々とくりかえされても 
気長に返事をしてる息子・・・

足は丈夫だけど遅い歩調につきあって歩く
段差があれば 手をひいてる
そんな様子に 大人になったんだなぁと思いながら・・

のんびり 地味だけど優しい時間を過ごすことができました。

帰り道・・
一緒に歩く路地のその先のお寺に一本の大きな桜の木があってほぼ満開だった
二人で綺麗だね 綺麗だね。って見あげてたね。

そのあと夕飯を作り 父も久しぶりの楽しい食事を喜んでいました。

帰り電車の中で・・

「今日はサンキュ
ばぁちゃん同じことばかり言ってるから疲れたでしょ?」って息子に言ったら・・

ばあば、可愛いんだよ。
同じこと言うけど、微妙に毎回 変わるんだ。
だから返事も少しづつ変えてあげるの。
今日はおれも楽しかったしぃ。行ってよかったんじゃん。
ばぁばもじぃじも元気だったしさ。」

最近、切羽詰まったように頑張ってた自分・・
とても心があったかくなった。
連れて行けてよかったです

来週あたり・・東京の桜が満開になるのかもしれないね