渓芯会山行きハイキング

老若男女の愉しい仲間、山歩きの後の温泉探訪と反省会が楽しい

藤野駅より歩行開始 金剛山&宝山へハイキング

2013-08-04 | Weblog

 

金剛山&宝山2013.7.20

岩佐夫妻、淡路夫妻、野田さん、石田さん、均、(大宮さん) 

09:10藤野駅より歩行開始。

駅前の道を下り 甲州街道に出た。大きなダンプカーが道の左右からやって来て やっとのことですれ違う。我々歩行者は この狭い道の端を 遠慮がちに進む。日連入口の信号までやって来た。ここで往来のはげしい20号線から分かれて やっと のびのびと歩けるようになって一安心。

  

 

日連大橋目指して下っていく。橋のたもとには 芸術の街藤野ならではの オブジェが鎮座している。これを右に見送り橋を渡る。正面には これから目指す金剛山と峯が その姿を現した。登山口近くまでやって来た。車道沿いの道脇に 白い大輪の花が咲いていた。ヤマユリだ。豪華で華麗なさまは、ユリの王様と呼ばれるのに ふさわしい。この先 山中においても 緑の中に点在して 咲き誇っていた。

 

赤い鳥居のある登山口には09:35着。ここで一息入れて 水分補給。これより覚悟を決めて 山中に入る。なぜ身構えたのかというと 2年前の経験からである。道の両側から雑草がせり出して 足元も見えないくらいの悪路が、いきなり登山口から始まったのだった。ところが 本日は前回と打って変わっていた。

雑草がきれいに苅払われていたのだ。拍子抜けの感を持ちながら いやこれはありがたいと 感謝の念をもって山中に入った。

いくらも進まない所で 向こうから熟年の女性が下って来た。軽装だ。所持品はと言うと ギボウシの花一輪とラジオのみだ。地元夫人の散歩といった様子であった。上まで行って 1時間40分歩いたと話してくださった。この時点において 先のことは知る由もないわけだが この後全く誰とも遭遇しない山行になろうとは 思いもしなかった。夫人が手にしていた 白いギボウシの花は山中のあちこちで見ることができた。

平坦な広場に出たところで休憩10:10。本日は汗だくの 山行を覚悟していたが さほど暑さを感じない。いや涼しいくらいである。上方から聞こえる 野鳥のさえずりを聞きながら 吹き抜ける微風に身を委ねた。心地よし。

 

ここまで樹林の中を歩いてきたが 休憩をとった広場から先は 樹林がきれた。展望が広がり 先ほど渡った日連大橋が眼下に姿を現した。防火帯の直登となった。丁目石を励みにして 一歩一歩高度を上げていく。やがて勾配がゆるくなったと思ったら 正面の祠が目に入った。

 

10:27金剛山の頂に立った。前に来た時には 風格のある祠だなと思ったが眼前の祠は 真新しそうである。祠の後ろの大木は雷が落ちたと見えて 黒こげだったのを思い出した。回り込んで 確かめると 状態に変化は無かった。

 

 

樹林におおわれた静かな頂で小休止。ここで野田さんがアマゾンにて求めたという 高時計を披露。3千円でおつりがくるならば お買い得感あり。山歩きの楽しみが 一つふえること間違いなし。休憩の後は 峯山だ。今にも朽ちそうな道標に従い 分岐を東へ下っていく。そして登り返して 10:55峯の頂に着いた。ここにはベンチもあり 見晴らしも良いので ランチタイムには うってつけの場所なのだが 時間がまだ少々早すぎる。ここは休憩だけにして 峯の頂を後にした。

 

杉峠までの道は登山道の両側から 雑草がせり出して 荒れた感じだった。救いは薮の中から姿を現すヤマユリの花。また山椒の葉は良い香りを提供してくれて 気分を爽快にさせてくれた。杉峠には11:27着。これより道は再び登りとなったが薮はなくなり 快適に高度を上げた。

 

日連山 11:48着。この頂も残念ながら木々におおわれて 全く展望はきかない。以前来た時は ランチタイムは見晴らしの良い所でとりたいと さらに先に進んだが その願いは叶わなかった。

今回は同じ轍は踏まない。日連山の頂でランチタイムとした。野田さんより冷やしトマトの提供あり。おいしく頂いた。12:35日連山 出発。展望のきかない 林の中を進む。ときおり木々の間から 中央道の赤い高架橋が見え隠れするのを望みながら進んだ先が宝山だった12:45。これにて本日のピークは打ち止め。あとは下っていくのみだ。ロープのある急降下をこなす13:00。

 

この先の道脇に 怪しげなものあり。毒々しい色あいの実をつけたマムシグサだった。そして少し行くと またもや奇怪なものあり。大きなホオノキの枯葉の上にその物体はあった。どうやらホオノキの実のようだ。葉っぱも大きければ実も大きい。13:25山中から出た。道の両側に畑が広がる。栗の木が多かった。スイカはうまそうに育っていた。道脇に新鮮野菜の販売あり。売り子のおばちゃんは 見覚えがあった。

 

 

途中あやうく 道を間違えそうになったが なんとかこれを回避。日連大橋までもどって来た14:00。次は温泉だ。藤野駅へ向けての足取りも軽くなる。駅が見えてきたところで 向こうからやって来る大宮さんを発見。体調と相談した結果 今回は山歩き自粛の大宮さん。反省会は参加するかもしれないという話は聞いていた。しかし朝から連絡が無いので今回は双方とも欠席 と思っていたので驚いた。

 

藤野駅で今回の立ち寄り湯東尾垂の湯への送迎バスを待っている所へ やまなみ温泉行きの路線バスが(14:31発)がやって来た。予定を変更しようかなと思案している所へ 本命の送迎バスがやって来たので思いなおした。

藤野駅14;40発の送迎バスにて東尾垂の湯へ向かう。施設の駐車場は満車に近いような雰囲気だったが 施設の中は 閑散としていた。汗を流した後 16:15発で 施設を後にした。

 

藤野駅にもどり 駅の近くのレストラン風里に入店。何回か利用した大きなテーブルが空いており これを占拠。楽しく反省会をすることができた。

金剛山 宝山 その1

金剛山 宝山 その2

次回 渓芯会 案内 

荒崎 潮騒の道から ソレイユの丘へ 

2013.8.17(土曜) 

京急 三崎口駅 改札  0930集合 

三崎口駅    0930

↓     歩

和田長浜海岸  1030

↓     歩

荒崎公園    1130

     ランチ

        1230

ソレイユの丘  1310

     入浴

        1535

↓    バス

三崎口駅    1550

↓     京急

京急久里浜駅  

一升屋     1630

     反省会

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人気の高尾山の東側に位置する草戸山を歩く

2013-06-09 | Weblog

草戸山

2013.5.18

大宮さん、岩佐さん、淡路夫妻、野田さん、均 

集合場所の高尾山口駅前は ハイカーで埋め尽くされていた。衰えることのない高尾山人気である。09:33高尾山口駅を出発。

 

車の往来の激しい 車道沿いの歩道を進む。高尾山を目指す数珠つなぎのハイカーを 右手に見送って 我々はマイナーな草戸山に向かう。我々の前にも後ろにも 人の気配は無い。関東ふれあいの道と記された石柱のある登山口に着いた09:57。ここから車道沿いの舗装路から別れて 未舗装の川沿いの小道に入った。いきなり薮っぽい道だ。向こうに民家が数軒見えたが この住人は毎日こんな道を通るのだろうかと 不思議に思いながら進んだ。何のことは無かった。立派な舗装路が並行して存在していた。

 

料亭うかい竹亭前には10:03。我々の反省会も一度くらいはこういう所で出来たらいいなと思うが 現実は厳しい。福寿園という老人ホームには10:08着。舗装路はここでおしまい。水分を補給して小休止。あまり歩かれない山中と思われるので 鈴を取り出した。

 

地蔵さまの置かれた所に分岐あり。草戸山、三沢峠への道標だった10:17。我々が目指すのは草戸山であるが ここは直進。まずは三沢峠に向かう。人の気配のない山中だったが 突然前方に集団を発見10:30。我々のような ハイカーではないようだ。各自双眼鏡を持ち 野鳥の会でもあり 自然観察の会でもあるようだ。虫の観察もするようで ヒゲナガガという虫を教えていただいた。高尾グリーンセンターには10:32着。バンガローのような施設らしい。

 

この先の道が鎖でさえぎられており これを跨いで山中に入った。展望のない緑一色の樹林の中に道は続く。道はえぐられており 歩きにくい。ときおり 道脇に白い花が見られた。ウツギの仲間だろうか。11:00本日始めてハイカーと遭遇。そして少し進んだ所でトゲトゲの木を発見。タラの芽だ。

 

高度を上げていくと 展望がひらけた。ここが三沢峠だった11:17。いままでの人の気配のなさがうそのように ここでは大勢の人が休憩していた。

 

ここからは道も幅広になりよく整備されていた。三沢峠から大垂水峠を経て城山へ続く道は 南高尾山陵と呼ばれる人気のコースのようだ。我々は三沢峠から鋭角に左に折れて草戸山を目指す。

 

歩き始めてすぐに見晴らしの良いピークに立った。ここが本日のコース最高地点420Mの榎窪の頂だ、北側の眺めがよく 高尾山がすぐ近くに望めた。しばし休憩。

 

先着していた若いカップルが道標のない南の方へ消えたので不審に思った。ここから姿三四郎決闘の地 峯の薬師を往復することができると聞いていたのを 思い出して納得。我々にはそういうオプションは無い。北へ進む。まずは下って東屋を右手に見送り平坦な道を進むと右下に城山湖が見えてきた。

 

そして下りの急階段が現れた。これをこなして 進むと再び 下りの急階段が出現。いったいどこまで 下るんだろうと思うぐらいに 下りの階段が次々と現れた。しばらく進むと 今度は登りの階段が現れた。これをこなした先が 草戸山の頂だった11:55。

 

静かな頂を想像していたが そうではなかった。30人くらいの ちびっ子ボーイスカウトの集団が頂を占拠していた。頂には松見平という展望台があったが 見晴らしはよくなかった。日差しが強い。日蔭を探して 各自分散してランチタイム。弁当を広げたところへ ちびっ子たちの飛び跳ねによる 埃がまって 閉口した。それでも20分くらいすると彼らは周回コースへ向けて出発して行ったので 一安心。今までの騒々しい頂がうそのように 静かになった。

 

12:45四辻目指して下山開始。往路において見送った草戸 山へショートカットする分岐には12:58着。これを見送り尾根を下っていく。美しい緑の中進む。吹く風がとても心地よい。緑一色といってよいが まだ少しだけピンクのツツジが残り これも美しかった。

 

 

それはよかったのだが アップダウンが次々と現れて 悲鳴を上げる。ピークに立つたびに小休止をして 次のピークに向けて進む。やがて 尾根から外れると今度は急降下の道となった。下りきったとところに突然 民家が現れて少しびっくり。山中からいきなり町中に飛び出したといった感じだった。大混雑の高尾山口駅に戻って来たのは14:33。

次は入浴タイム。高尾の湯 ふろッぴィにて汗を流す予定だった。しかし

駅前の送迎バス乗り場は長蛇の列ができていた。これは駄目だ。ふろッぴィは

とりやめ。高尾山口駅発14:42 京王八王子着15:04 目指すは過去に何回か利用した八王子温泉やすらぎの湯。15:20 1200円払って入浴。今回はいつものチープな客専用のロッカーではなかった。すいていて よかった。ゆったりできた。きっかり1時間で施設を後にした。

次は反省会だ。JR八王子駅近くの 八王子ツインタワーへ移動。居酒屋戦争か

呼び込みの店員が数多くまとわりついてきて 閉口した。そのなかで一番無難と思われる居酒屋を選択。7階の日本海へ。16:35反省会開始。本日のコースはアップダウンの連続でなかなか大変だった。それだけに 生ビールがとても

おいしく感じた。

 

次回  渓芯会 山行案内 

金剛山 宝山

410M      374M 

2013.6.29

中央本線 藤野駅 改札口 0910 集合 

藤野駅   0910

宝山    1200

   ランチ

      1240

藤野駅     1430

↓  送迎バス 1440   

東尾垂の湯   1455

   入浴

   送迎バス 1615

藤野駅     1630

 

藤野駅前の レストラン 風里 にて反省会の予定

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久しぶりの丹沢大山登山は霧で幻想的だった

2013-04-21 | Weblog

大山

2013.3.30

大宮さん、岩佐夫妻、淡路夫妻、野田さん、石田さん、均 

午前中は曇り、午後から晴れ、夕方になると曇り、というのが 本日の天気予報だった。気温は低めのようだが 歩く分には その方がベターだろう。集合場所である秦野駅バス乗り場に着いたのは、07:40くらいだったと思う。

大宮さんが先着されていた。ヤビツ峠行きのバス乗り場は この時間ですでにかなりな人が 並んでいた。大宮さんのおかげで 行列の前の方に陣取ることができて感謝。大勢の人達がバス待ちをしているので 臨時便がでることになった。我々はこれに乗車。08:18発の定期便より一足先に 08:02秦野駅を離れた。バスは丹沢山系の懐を走る険しい峠道を進む。ガスが辺り一帯を支配しており 不穏な空気が漂っていた。絶好の見晴スポットである 菜の花台を通過したのは08:32。ヤビツ峠発の 始発便のバスが下って来たのは08:39道は狭い。やっとのことですれちがう。終点のヤビツ峠には08:42着。

 

降りてみると雨だ。これは全く 想定外。トイレ前の ひさしを利用して雨具を身につける。我々が出発の準備を完了したころには 大勢いた他の人達の姿は すでに無かった。09:00ヤビツ峠を出発。

 

マメザクラを愛でながら 雨降る寒い山中を進み 少しずつ高度を上げる。雨はありがたくないが しっとりとした山中は なかなかおつな雰囲気である。歩を進めるにつれて 少しは暖かく感じるようになった。しかし 身につけているインナーを一枚脱ぐほどではない。09:35登山道わきに祭られた 三体のミニ地蔵の前を通過。

 

過去に記憶の無い鎖場に来たのは 09:38。真新しいかんじだ。これを頼りにして ここを通過。マメザクラを目にしたぐらいで ここまで花の無い山中であったが キブシとマンサク?アブラチャン?が並んで咲いていた09:40。大山山頂まであと1.4kmの道標前に着いたのは09:46。

 

3人のちびっ子を従えた お父さんに追い越されたのは10:05。これが驚いたことに 情報によると お祖父さんなのだという。てっきり父親だと思った。若い。登山道に突き出た木に 野田さんが激突したのは10:21。

 

阿夫利神社下社からの表参道との分岐には10:35。ここまで来れば、頂は近い。とはいえ、これより先は勾配が急になるので もうひと踏ん張りが必要である。グレーチング階段に着いたのは10:47。

 

いつ設置されたのだろうか。過去において見覚えなし。グレーチングを段に使用した階段。蹄をもつ動物は 非常に歩きづらい為 この様な段を嫌がることを利用して 鹿が来ないように しているのだそうだ。大山の頂に着いたのは 10:52。頂にある阿夫利神社本社の隣に 茶店があったのでびっくり。大山山頂茶屋と書いてあった。テーブル席が5か6。狭いスペースにおかれていた。

 

我々は大山奥の院の隣の ひさしのあるスペースに陣取ってランチタイム。とにかく寒い。韓国の御一行様が 隣のスペースで 熱々の鍋を囲んでいるのが 羨ましかった。 

 

休憩している間に 周りが明るくなってきた。幸い雨はほとんど上ったようだ。28丁目の頂より11:30下山開始。頂は多くの人達でにぎやかだったが これから頂を目指す人も 数多く、途切れることなく登って来て すれ違う。大人のほとんどは しっかりとした靴を履いているので泥んこ道でも問題は無い。あとで 泥を落とせばいいだけのことだ。 しかし かわいそうなのは ちびっ子たちである。大人に連れられて 次々とやって来るが ズックは泥まみれ。きっと中までしみ込んでいるだろう。かわいそうに思うが 手助けのしようがない。我々の出来ることは ちびっ子たちにエールを送ることだけである。 下りは速い。ヤビツ峠への分岐に戻って来たのは11:45。この地点まで 前を行く6人組の山ガールの後に続いた。泥濘に足をとられる度に キャーキャーと 賑やかなものだったが いつのまにか 彼女たちの姿は 見かけなくなった。11:50木製の階段が設置された地点まで下って来た。休憩をかねて 登って来る人たちに道を譲る。待っている間に トレイルランナーが駈け下りてきた。颯爽たる風姿に 思わず見とれてしまった。

 

20丁目富士見台まで下って来た12:10。富士の秀麗なる姿は 残念ながら本日はお預け。大きな石碑の建っている16丁目には12:26着。小休止の後 進み14丁目には12:34着。泥濘歩きは この辺りで卒業。欅や杉の大木が倒れているのを目にしながら どんどん下る。12:48元気いっぱいの集団が 上からやって来たので道を譲る。小学高3年生くらいだろうか、30人くらいの部隊だ。飛び跳ねるようにして下っていった。

  

見事な杉の大木のある8丁目には13:00夫婦杉を背景に 該当のカップル2組が 画面に納まった。登拝門が見下ろせる階段の上部までやって来た。この急階段を下りきったら ゴールである。外側の手すりが壊れていたので 中央の手すりをたよりにして 一歩一歩下る。

 

13:23無事階段下に到着。登拝門は新調されたばかりのようだ。見ると平成24年と記してあった。阿夫利神社下社の前で集合写真を撮った後 下にあるトイレを利用すべく 茶店の前を行く。呼び込みの お母さんがうるさい。これを無視して進み 用を足す。大山ケーブルカーに乗るべく 再び茶店の前を通ると また声がかかった。「今13:39だから ケーブルの出発まであと1分しかないよ。次は14:00 ここでゆっくり休憩して行きなさい」余計なお世話である。我々は1時間ぐらい待つのは ヘッチャラなグループなのだ。たかが20分くらい待つのは どうってことは無いのである。各自ケーブルの出発まで 濡れた雨具の始末や 靴、ストックの泥落としに余念がなかった。14:00の便で

 

下山。満員だった。「本日はご覧のように何も見えません」から始まった車内アナウンスは 疲れた体を和ませてくれた。下山のピークは いつもなら16時くらいだそうだ。「本日のこの天気では皆さん お帰りが早いですね 」と話してくれた。頂で立ったまま 弁当をしかめっ面で食べていた娘さんが 同乗しているのに気が着いた。彼女も元気を出して くだってきたようだ。締めくくりのアナウンスは ケーブル終点の山麓駅に咲いていた ミツマタの紹介だった。

 

ほとんど花の無い山中だったので 印象に残った。所要6分でケーブルを下車。つぎは温泉だ。伊勢原駅の観光案内所で入手した 大山旅館立ち寄り入浴ご案内を手にして こま参道を下っていく。まずは旅館もとだきへ。男の方はOKなのだが 女性の方は先客が占拠しており不可。さらに下った先が旅館あさだ玄関を覗くと 本日予約以外不可。仕方ない 鶴巻温泉でもいいかなどと話しながら 大山ケーブルバス停まで下って来た。伊勢原駅へ向かうバスが発車待ちをしており 心が少しぐらついたが もう少し先の 東学坊まで行ってみることにした。14:40東学坊に着いた。入浴OKということで安堵。800円払って旅館に入った。風呂のキャパの関係で 3人3人2人それぞれ 別の風呂に入ることとなった。筆者は露店風呂の方へ。こんな寒い日に露天風呂とは いかがなものか とも思った。しかし予想以上にいいお湯で満足できた。もっとも少し痛い目にあってしまった。湯船に浸かろうとして 浴槽の淵に片足をかけたとたん つるりと滑った。体が宙に浮いた。もんどりを打って 頭からドボン。これにはたまげた。幸い少し臀部をうっただけで ことなきをえた。

さっぱりした後は 反省会だ。この東学坊でやろうという意見もでた。しかし本日は大盛況で空室無し、選択の余地は無かった。予備の案としていた海老名の居酒屋を目指す。15:53旅館をあとにした。すぐ近くにバス停はあった。あたご滝バス停より16:04乗車。満員である。

 

車窓を流れる満開の桜が美しかった。伊勢原駅より海老名駅まで向かい 東口徒歩1分の はなの舞に17:00入店。本日は予約がいっぱい入っているということで 2時間の制限付きで反省会

開始。のどの渇きを覚えており 飲むピッチが自然と早くなる。料理も間をおかずに次々と出てくるので うれしい悲鳴。飲み食いにいそがしい反省会だったが 終盤に差し掛かった所で サプライズがあった。アイ子さんより それぞれにプレゼントがあった。全くあべこべなのだが 本日が誕生日とは知らなかったので失礼しました。おめでとうございます。

リーズナブルな料金で 楽しく飲み食いできたことに 満足。

19:00反省会終了。

 

霧の丹沢大山登山その1  

霧の丹沢大山登山その2  

次回  渓芯会 山行案内 

草戸山 365M

2013.5.11

高尾山口駅 09:25集合 

高尾山口駅    09:30

梅の木バス停   10:00

登山口      10:40

三沢峠      11:30

草戸山      12:00

     ランチ

         13:00

草戸峠      13:30

高尾山口駅    15:00

 送迎バス  15:07

高尾の湯ふろッぴイ 15:20

  入浴      17:00

↓    送迎バス

高尾山口駅     17:10

八王子駅 周辺の居酒屋にて 反省会

 

 

 

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残雪のシダンゴ山登山

2013-03-03 | Weblog

シダンゴ山

2013.2.23

大宮さん、岩佐夫妻、名子夫人、淡路夫妻、野田さん、石田さん、均 

集合場所の新松田駅前バス乗り場は、たくさんの人で埋め尽くされていた。寄行きのバス乗り場も、大勢の人が並んでいた。これでは一台ではとても乗り切れないので、臨時便が出て、これが一足早く出発した。我々9名は、08:25の定期便で新松田駅を離れた。終点の寄バス停には08:50着。先着のグループがバス停前の広場で、準備体操を入念に行っていた。

 

24人のグループと言っていた。このグループとはこれっきりで、その後見かけることは無かったので、ハードコースの鍋割山へ行ったのかもしれない。我々も出発の準備をしている所へ、一台の大型バスが広場にやって来た。千葉の観光バスだった。

 

09:02寄バス停を出発。三度目となるコースを行く。大寺橋を渡り中津川を跨ぐ。道が平坦だったのは、ほんの束の間。舗装路の急坂の道となった。お茶畑の中に道が続き、暖かな日差しを受けて高度を上げる。日蔭の箇所では、一部路面が凍っていた09:22。

 

この先に蠟梅の木が一本。満開だった。蠟梅目当ての人が新松田駅前の大混雑の一因だったようだ。松田町寄ロウバイ園にて、ロウバイ祭りが開催中であるとは、つゆ知らず。日差しの降りそそぐ茶畑の中を歩いてきたが、一部陽の当らない所は、雪が残っていて、茶葉の緑と残雪の白との、コントラストを楽しませてくれた。

 

 猪対策のゲートに着いたのは09:35。これより山中に入った。樹林により陽がさえぎられており、雪も少し残っていて、今までと打って変わって、肌寒く感じた。霜柱を踏みながら、うす暗い林の中を進んだ。

 

樹林が切れて開けたところに出たのは09:47。この広場で小休止。青空と純白の残雪は気分を爽快にさせてくれた。しかし、あたり一面を占拠した毒々しい花粉を抱いた杉の木は、頂けない。ここから雪化粧の三ノ塔を遠望することができた。大きな山容の頂の中央部にうっすらとではあるが、山小屋を見てとることができた。歩行再開。

 

そのうち勾配も緩くなるはずだと、思い出しながら進むが、過去の曖昧な記憶はたよりなく、首をかしげながら高度を稼ぐ。20分と書かれた標識前に着いたのは10:23。距離を示すのが普通である。なかなか珍しい標識といえる。はたして我々の脚力では、あと20分なのか、30分なのか、40分かかるのかは、不明なるも、あとわずかと勢いづいて歩を進める。高度を上げるにつれて、登山道上に残った雪が、氷のようになっており滑る。用心して歩く。

 

やがて前方が明るくなり、アセビの大群落の中に続く道を進んで10:56シダンゴ山の頂に着いた。ここまで二人連れのハイカー一組に追い越されただけで、他に誰とも遭遇しないでやって来たわけだが、頂はすでにたくさんの人で占拠されていた。

 

大半が逆コースからやって来たということなのだろう。頂は暖かい日差しが降り注いでいた。そのため雪や霜が解けて、ぬかるんでいる箇所があった。適当なスペースを選んでランチタイム。晴天なるも残念ながら富士の姿を拝むことはできなかった。とはいえ丹沢の山なみは、前面に大きく広がり、すばらしい

 

展望を楽しむことができた。大山の上空方面には、パラグライダーが旋回していた。多くの人達が頂でランチをとっていたが、そこへバス3台の総勢100名という大部隊がやって来た。寄のバス停広場で千葉の観光バスが1台やって来たのは承知していたが、これが実は、あと2台あったというわけだ。我々は早々に撤収開始。11:35田代向に向けて下山開始。

 

登山道は、急降下が続いた。登山道上の残雪が凍っており、滑る。下りの方が登りより、こういう場合は数段怖い。なんとか用心して分岐点まで下って来ると、残雪が無くなり一安心。これより先は、快適な落ち葉の道となった。宮地山の頂を踏むべく歩を進める。道はどんどん下っていく。ずーっと向こうに小ピークが望めた。あれが宮地山ではないかというのが、よしこさんの意見。筆者はそんな遠くではないだろうと否定したが、筆者の間違い。進むにつれて、どんどんその小ピークが近づいてきた。もうほんの少しで宮地山の頂という所で、野田さんの足がつった。足がつったときの対処用に、自転車のチューブを、いつもなら持参している野田さんだが、たまたま本日は持ち合わせていなかった。淡路さんが即席の医療器具を作製。これが功を奏して、歩けるようになり安堵した。宮地山の頂には、12:50着。これより先は、ふかふかの落ち葉の道を下って行くだけである。

 

登山道上に杭が打ち込まれており、これが落ち葉で隠されているので、用心して進んだ。山中から舗装路に出たのは13:16。個性的な造りの民家が点在する中を下る。以前この辺りで大根を、わけてもらった記憶がよみがえって来た。それらしき畑の前に着いた。今は大根の姿なし。そのまま素通りしたが、後続のアイ子さんは、大根をわけてくださった人に再会できたという。

 

田代向バス停近くの田代橋手前までやって来た。ここにトイレがあった。利用させてもらう。これが失敗だった。トイレに立ち寄らずに進めば、タイミングよく田代向発13:45のバスに、間にあったのだが残念。予定していた14:45のバスまで一時間待つこととなった。

我々の脚力では一本前の便は、無理だと決めつけて計画の段階で、最初から眼中になかったので、時間のメモすら怠っていたのも敗因。バス停の周囲には何もない。とてつもなく長い一時間を覚悟したが、それでも皆でバカ話などをしている間に時間は確実に経過。バス待ちをしている間に、あの千葉の観光バスが、我々の前を走り去っていった。

この観光バスは百人の大部隊を、この後どこへ連れて行くのかは不明であるが、寄バス停で目にして、そして田代向バス停で再び目にするとは、奇遇であった。めでたく一時間が経過してバスがやって来た。車中はとても暖かく天国。新松田駅に戻る。

この後、新松田駅発15:15の電車で鶴巻温泉駅へ向かう。16時前に、おなじみの弘法の里湯にて入浴。施設は混んでおらず快適。汗を流した後は、大広間で缶ビールを一本。

次は反省会だ。17:05施設を出発して、鶴巻温泉駅に戻り小田急線に乗車。本厚木駅にて下車。北口に出て適当な反省会場を物色。過去において見覚えのない店を発見。磯丸水産本厚木北口店に17:30入店。一見個室風のスペースに案内された。9人では手狭の感もあったが一応満足。隣のほぼ同じスペースとの仕切りは、すだれ一枚だけである。うるさいグループがやって来ると困るなと心配したが、幸いなことに二時間近く無人であった。その後、結婚式の帰りらしき若者たちがやって来て、騒がしくなったものの、我々の反省会も終盤だったので、さほど苦にはならなかった。

後日、食べログを覗いてみたところ、この居酒屋は、以前はドラッグストアのあった所で、2月に開店したばかりの店で24時間営業と書いてあった。

「え?本厚木で24時間営業いつまでもつだろうか」とか

「番小屋風の店は安いように見えて決して安いわけではない」などと

好意的ではない意見も書き込まれていた。

我々は楽しく飲み食いできて満足。20:00散会した。 

残雪のシダンゴ山を歩く その1

残雪のシダンゴ山を歩く その2

渓芯会 山行案内 

大山

2013.3.30

小田急線 秦野駅北口4番バス乗り場 08:08集合 

秦野駅   08:18

↓           神奈中バス(秦21)460円

ヤビツ峠  09:06

↓           歩

大山    11:30

            ランチ

      12:10

↓           歩

下社駅   13:30

            大山ケーブルカー 450円

追分駅   14:00

↓           歩

こま参道  14:10

    こま参道周辺の旅館で入浴予定

    旅館もとだき 0463-95-2240

    旅館あさだ  95-2035

    (不可の場合は 鶴巻温泉を予定)

こま参道の茶屋 15:30

           反省会

    (こま参道で入浴不可の場合 & こま参道で

     適当な店無き場合は 海老名駅周辺にて反省会)

 

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残雪の鎌倉アルプスを歩く

2013-02-02 | Weblog

鎌倉アルプス

2013.1.19

大宮さん、岩佐さん、淡路夫妻、野田さん、石田さん、均

 

北鎌倉駅前は たくさんの登山グループが 集合しており とてもにぎやかだった。我々は 09:30北鎌倉駅を 出発。 線路沿いに進んだ先に 撮り鉄の集団あり。以前にも 同じ場所で カメラを構えた人達がいたことを 思い出した。めずらしい車輛がやってくるようだ。

 

この先を 直進しないで左の道に入る。当初は 直進して300円の拝観料を払って 建長寺の境内に入る という 毎度おなじみのコースを予定していた。しかし今回は 石田さんの提案で建長寺を避けるコースを選択しよう ということになった。そういう道があるとは つゆ知らず。前を行くおじさんグループの 後に続いて 明月院への道を進む。狭い道なるも ひっきりなしに 車がやってくる。天園を示す 古い看板に従って 本通りから右に折れ 急勾配の舗装道路を登りきって 09:52

 

 

山中に入った。1月14日のドカ雪が あちこちに残る中 歩を進める。少し高度を上げたところで 振り返ると 富士が目に飛び込んできて 歓声をあげる。寒い日が続いている。本日も寒いだろうと 着こんできたが 少し動いただけで 汗ばんできた。フリースを脱いで小休止。ロケハンを兼ねて 石田さんが先行する。しばらくして トレイルランナーが 向こうからやって来て 我々の前で 立ち止った10:02。どうしたのかと思った。先を行く 石田さんからの伝言を届けてくださる ためだった。御足労をおかけして すみませんでした。登山道上には びっくりするくらい大量の雪が 残っている所もあり 楽しませてくれた。

 

初めて歩くコースだが かなり踏まれているようで 道は明瞭に続き 不安はない。建長寺の最奥にある勝上献展望台の 真上にでたのは10:15。展望台を占拠していた 大部隊と入れ替わりに 展望台に立った。

 

すばらしい 眺めである。正面には大島が海に浮かぶ。右手の丹沢山塊は 雪化粧により その輪郭がくっきりと浮かび上がり 雄々しく屹立して見えた。おなじみの金時、明神を従えた真白の富士は 見飽きることのない 美しさを披露してくれた。これより先は 毎度おなじみのコースである。たくさんのハイカーが行き交うなか 歩を進める。十王岩までやって来たのは10:40。

  

ここからは ランドマークタワーの 隣に スカイツリーらしき姿を 捉えることができた。さらに歩を進めていくと 毛並みの良い犬が 飼い主に連れられて 登山道上にいた11:08。とてもおとなしい犬である。ボーダーコリーという犬種で もともとは 牧畜犬なのだそうだ。5才のメスだといっていた。この後 この犬と飼い主とは 前後して歩くこととなった。

 

大平山には 本日随一の急勾配を こなして11:22に着いた。下の広場には まだ雪がたくさん残っているので 大平山の斜面で ランチタイムをとることにした。前回12月の山行は 寒かった。震えながらランチをとったが 本日は 日差しが降り注いで とても暖かい。すぐ近くに天園があるが ここは天国である。とはいえ一つだけ難点があった。上空を旋回するトンビである。いつ急襲されるかわからないので 用心 用心である。

 

港南台を目指して12:00 大平山を出発。天園の手前にある トイレまでやって来た。きたない トイレだったように記憶していたが 改装されており きれいなトイレに変貌をとげていた。トイレ前のゴルフ場は閉鎖中だった。

 

大丸山への分岐には12:55着。前回は大宮さんが代表して 頂を踏んだが今回は希望者無し。

 

この先あたりから 雪解けの道となり 田んぼの中のような 泥濘の中を歩く。靴もズボンも泥だらけである。平坦な道が続くが 変化に乏しく 道が悪いし 精神的に疲れた。円海山のテレビ塔前に着いたのは13:50。ここでやっと 泥濘から解放された。鉄塔のてっぺんで 作業中の人あり。とても小さく見えた。円形のアンテナの方が大きく見えた。

 

ここからバス停を目指して 舗装路を歩く。いつもなら なるべく舗装路歩きは 避けたいところだ。しかし本日は 泥濘歩きが長く続き苦戦。今日だけは 舗装路歩きを快適に感じた。山中では転ばなかったが 舗装路に出たところの 歩道の一部に凍っている所があり もう少しでこけるところだった。

14:38バスに乗車。おふろの王様には 14:50に着いた。野田さんが会員のため 割引料金の530円で入ることができた。本日は 建長寺に払わなくて済んだ300円と お風呂の割引の200円 合計500円も節約することができた。

きれいな体になった後は 反省会だ。16:20施設を後にした。16:30のバスで上大岡駅に向かう。駅の近くの 北海道 上大岡mioka店へ。きれいで 広い空間の個室には満足。 接客の女性は感じがよく 料理は美味い 酒も旨いということで 満足することができた。

 

残雪の鎌倉アルプスを歩きました。その1

残雪の鎌倉アルプスその2

次回 渓芯会 山行案内

 シダンゴ山

 2013.2.23

小田急線 新松田駅 改札口 0815集合 

新松田駅    0825

↓   富士急湘南バス 510

寄         0850

↓   歩

シダンゴ山   1110

    昼食

           1200

↓   歩

宮地山     1330

↓   歩

田代向     1445

↓   富士急湘南バス 450

新松田駅    1510 

新松田駅発     1522  鶴巻温泉駅1538

    鶴巻温泉 にて 入浴

鶴巻温泉駅発  1731 本厚木駅1742

    本厚木駅 近くのどこかで反省会 

 

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紅葉が素晴らしい日向山ハイキング

2012-12-23 | Weblog

日向山

2012.12.1

大宮夫妻、岩佐夫妻、名子夫人、石田さん、均

 

集合場所の伊勢原駅前は 山支度をした人であふれかえっていた。そのほとんどは 大山登山と思われる。我々は予定していた便より一本早い 09:13発のバスで伊勢原駅を離れた。

 

終点の日向薬師バス停で下車。バス停前の広場の一角に 人だかりがあった。何かと近寄って見ると 柚子の収穫作業が行われていた。かごに集められた柚子に 鼻を近付けてみると とてもよい香りがした。

   

09:40歩行開始。参道の石段を登っていく。仁王門まで進んだところで小休止。だいぶ前に本日と同じコースを歩いた。しかしすっかりその時のことは 忘れてしまった。この仁王門も初めて目にするといった感覚だ。

 

参道の両側に檜の大木が続く。すり減った石段を踏み 雰囲気のよいなか 高度を上げる。石段を登った先にある 真言宗の古刹である日向薬師は 平成大修理と称する 7年間に渡る薬師堂の再建中であった。

 

そのため順路がわかりにくく 迷ってしまった。折よく やって来た地元の人に道案内を請うて進む。 薬師堂前の  モミジの紅葉と イチョウの黄葉は 共に美しかった。

 

薬師堂裏のトイレ前にみやげ物や あり。お店のマスコット オカメインコのサブチャンのかごを覗きこんだけれど 全く反応なし。この売店でさっそく お買い物のメンバーあり 約2名。店頭を素見しているとことへ シルバーマークの軽トラックがやって来た。どこかで見たような 車と人だなと見ると 日向薬師バス停の広場で 柚子の収穫をしていた 人と車だった。

 

 

日向山への登山口は 日向薬師裏手の梅林入口から始まるわけだが この梅林入口の前にも売店あり。ここでは 鬼柚子という 特大の柚子の販売あり。10:27梅林の中に入る。ここのモミジもきれいだった。

 

美しさを愛でているところへ 雨粒が落ちてきてびっくり。想定外の雨だ。幸い樹林の中なので ほとんど濡れることは無かった。雨に驚いた次は 団体がやって来て びっくり。大混雑であろう大山とは 対照的に こっちは静かなものだろうと予想していたが そうではなかった。新宿集合のグループで 24名だといっていた。そのほとんどが 熟年の女性。とてもにぎやかだった。彼女たちには 本日温泉入浴の予定はないということだった。

脅かされた 雨だったが すぐに青空が広がって 一安心。ガイド本によると 急坂と巻き道の分岐点が 日向山山頂の手前にあると書いてあったがそれに気がつかないまま 頂の近くまでやってきたようだ。日向薬師で順路を教えてくれた人と 再び遭遇。頂は近いと励まされた。日向山には11:30着。

  

 

24人グループが先着しており 東面の展望が開けた側は すでに占拠されていた。我々は石の祠の脇で ランチタイムとした。石田さんより おいしい大崎下島みかんの 提供あり。12月を実感する寒さに震えながら 山崎パンのランチパックを パクついているところへ 年配のおじさんグループがやって来た。こっちは何枚も 重ね着をしているというのにじいさまの 中の一人は半袖姿だ。元気ですねと声をかけた。汗をかいたと見えて 上半身裸になって 着替えを開始。タオル地らしき 貫頭衣を慣れた手つきで おめしになった。この爺様たちは 八海山持参だった。

 

12:07 七沢温泉めざして 下山開始。急階段を下っていく。風がでてきてますます寒くなってきた。左手には 黒い雲が近づいてくる気配。先を急ぐ。

 

山中はとても荒れた感じで 倒木があちこちに 見かけられた。登山道を塞いでいる大木もあり 長い足でこれを 跨ぐ。12:50沢沿いの道に出た。

 

ここに 大岩あり。13:00山中から 舗装道路に出た。道の両側に真新しい感じの電気柵あり。このところ クマ出没のニュースが頻発する東丹沢であるが この柵は サル、シカ、イノシシ 除けの代物らしい。上がったはずの雨がまた落ちてきた。強めの雨だ。温泉へと歩を早める。やがて雨脚が弱まり大きな虹の向こうに 七沢荘が見えてきた。

 

13:30千円払って入浴。露天風呂に入って 以前の記憶がよみがえって来た。ぬるぬるの湯はさらに 記憶を鮮明にさせてくれた。ちょっとぬるめの湯である。ぬるかんの筆者にはちょうどよかったが ものたりなさを感じたのは大宮さん。汗を流した後は ビールだ。一階にある自販機で求めて 二階の広間へ向かう。以前も休憩に利用した広間だ。室内はとても暖かかったが 驚いたことに これが有料。4時間500円也。いつのまにか 無料ではなくなったということだ。わずかな時間の利用で余分な金を払うのは癪である。再び一階に下りて 自販機前の とても涼しいところで ビールタイム。反省会場のある本厚木駅へ行く直近のバス便は広沢寺温泉入口バス停15:46発しかないと 思い込んでいた。岩佐さんが15:20発の 別の路線のあることを発見。15:10七沢荘を出発。

七沢城址バス停15:20発のバスで七沢温泉郷を離れた。バスには たくさんの山ガールが乗車していた。本厚木駅にはちょうど良い時間の到着となった。

反省会場のはなの舞 本厚木南口店には オープンの1分前に着いた。16:00から反省会

開始。注文した料理が 次々とやってきて 繰り出される早さには 満足というか 驚いた。寒さに震えた山行だったが 熱燗で中から温まって満足。

反省会は 18:20終了。会計が2600円とは 格安料金だった。

本年も怪我なく 楽しく会を 遂行できたことに 感謝。

 

次回 渓芯会 山行案内 

鎌倉アルプス 

2013.1.19

北鎌倉駅 改札口 0930集合 

北鎌倉駅   0930

建長寺

天園

     ランチ

港南台駅

おふろの王様 港南台店 1600

     入浴

上大岡駅

どこかで反省会

     

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青梅赤ぼっこから天狗岳へ

2012-11-06 | Weblog

天狗岩

2012.10.20

大宮夫妻、岩佐夫妻、淡路夫妻、野田さん、石田さん、均

 

地味山の場合 もより駅より登山口まで 全く道標が無いこともある。自力でたどり着かなくてはならず けっこう手強い。今回のコースもそのたぐいのようだ。

登山口には 車止めが作られているだけで道標は無い旨 ガイド本に記載されていた。そのようなわけで 青梅駅から登山口まで スムースに行くことができるように 集合時間の1時間前には 青梅駅に到着して 登山口までのコースを下見しようと思っていた。

 

しかし青梅駅に着いたのは 集合時間の30分前。これでは時間的にきびしい。とにかく 行けるところまで 行ってみようと思い行動開始。まずは住吉神社へ。この本殿下の石段でシルバコンパスを落してしまい 3個のパーツに分解してしまった。いやな予感を持ちながら旧青梅街道に出たところで 予感的中 さっそく道を間違えてしまったようだ。

 

民家の庭先で掃除中の 婦人に道案内を請う。延命寺の入り口にある五重塔を右に見送り 宗建寺までの道順をチェックしたところで ロケハン終了。本日は久しぶりに参加の大宮夫人を迎えて 総勢9名。09:47青梅駅を出発。

宗建寺の裏口より きれいに手入れされた境内に入った。締め切られた本堂より 聞こえる読経を背に 山門より出で 右手に進む。青梅街道に出たところで 向こうからやって来た 地元の人に 再び道案内を請う。

 

多摩川に架かる調布橋に着いたのは 10:06。清涼な流れを眼下に眺め 右手に奥多摩の名峰 大岳山を仰ぎ見ながら小休止。ネットで仕入れた情報によると この橋を渡ったところにある ガソリンスタンドの手前の道に進まないよう注意喚起の記載があった。しかし 行ってみると ガソリンスタンドは存在せず 真新しそうな 戸建住宅が建っていた。

順路の交番前までやって来て一安心。ここから先は 一本道といってよいはずだ。ガイド本によると 登山口の近くに 青色の民家があるという。それらしき地点に着いたが 青色の民家など存在しない。これもすでに存在しなくなったのだろうか と一瞬思ったがそうではなかった。経年変化で青色がすっかり退色してしまったようだ。廃屋なのかなと 見ると裏庭に住人がいた。

 

10:30無事登山口に到着。無いはずの道標もしっかりと 設置してあった。仕入れた情報はかなり古いもののようだった。小休止の後 車止めを越えて 山中に入ろうとした直前に 一台のマウンテンバイクが 一足先に山中に 入っていった。これは ラッキー。露払いをしてもらえそうだ。山中は やや荒れた感じで ところどころ ぬかるんだりしていて 滑るので用心して進む。いろいろな茸が 顔をだしていた。

やがて沢沿いの道が終わると コースは尾根に続き 快適に歩を進める。一直線の道の向こうから 物音が聞こえた。音源はスピードを上げた マウンテンバイク。道脇に身を寄せて 暴走バイクをかわす。我々より一足先に山中に入ったヤツ のようだった。道は雑木林の中に続き 展望はほとんど得られない。なにやら臭うなと その先を樹木越しに見ると バカでかい煙突から白煙が立ちあがっていた11:03。

分岐に着いた11:35。帰路にとる予定の 駒木分岐だろうか。それにしてはその手前にあるはずの 二つ塚を踏んでいない。おかしいなと 思いながら歩を進めた先に 二つ塚を発見。やれやれである11:42。

 

これより先は 左手に金網が続くようになった。興ざめな金網である。休憩中のマウンテンバイクの3人組に挨拶して進む。左手に大きな施設が見えてきた。

 

金網はこの施設のためにあることがわかった。多摩地域廃棄物エコセメント化施設と表示され 一般廃棄物の最終処分場なのだそうだ。途中で見たバカでかい煙突もここの関連なのだろう。人の気配は感じられないが 稼働しているのはまちがいない。山桜の大木が続く中 歩を進める。帰路にとる駒木分岐には12:01着。

この先に馬頭観音があった12:07。どんぶりに 一円玉 五円玉が山盛り状態で 奉納されていた。この先から林相が変わり モミの大木が多く見られるようになった。金網から別れ右へ鋭角にまがった先に 鉄塔が現れた12:21。ここだけ 樹木が左右に切り開かれており 日当たりがよく 見晴らしも良い。風に揺らぐススキと虫の声 里山の秋の風情である。

 

更に尾根道を進んで行くと 木の階段が現れた。これを登りきった先が 赤ぼっこ と天狗岩の分岐である。この分岐で 階段を登ってくるメンバーを待つ。静かな山中で ガサゴソと音がした。物音の先を見ると 大きなヘビが 登山道から草むらへと 移動中だった。青大将だろうか。思いがけず びっくり。

 

赤ぼっこには 12:30着。妙な名前である。どこにも名前の由来は書いてないので 日向ぼっこの親戚ということにしておこう。赤ぼっこからの 眺めはすばらしかった。北側には 青梅の街並みが広がり その向こうには 奥多摩の山々が屏風のように連なり 東側には 西武ドームが望めた。その向こうには林立する高層ビル群が蜃気楼のように うかんでみえた。

ベンチが二つ。すわるのに適当な切り株も多数あり これらに陣取ってランチタイムとした。野田さんより自家製柿の提供あり。見晴らしはよいのだが 風の通り道でもある。動かないでいると 少々寒く感じた。13:10赤ぼっこ出発。

 

次は本日のメーン天狗岩だ。分岐までもどる。ガイド本には 稜線から道標に従い一気に下って登り返せば天狗岩と書いてある。急階段を一気に下るわけだが 帰路は逆、登りになるので これは大変だなと思いながら下った。下りきったら今度は岩まじりの急登である。これをこなして 13:30 天狗岩にたった。

 

こちらも好展望の場所ではあったが 赤ぼっこからの眺めの方が より優れていた。天狗岩の上にいるので 岩がどんな形状なのか わからない。細長く先に突き出しているので 天狗の鼻の上にいるのだろうという 想像はできた。

天狗岩は 本日のハイライトのはずだったが エネルギーを消耗して わざわざ やって来るほどの ポイントとは到底思えなかった。とはいえ 踏んでみない事には 様子はわからないので よしとしましょう。もう二度と来ることは無いであろう 天狗岩に別れを告げ いったん下って 登り返す。

 

駒木分岐に戻って来たのは 14:25。ここより 道標「畑中 駒木町」に従う。沢沿いの道は 抉られたような 箇所が多くあり歩きにくかった。 これを 遮二無二下っていく。駒木野林道に出たのは 14:45。ここには何も道標が無かったが 悪路が終わり ほっと一安心。林道を進み住宅街に出たのは15:10

のどかな風景の中の 住宅街だなと思ったのも ほんのつかの間だった。狭い道に 大型ダンプが次々とやってくる。路面清掃車までやって来た。どうやら 山中で見た 施設の関連なのだろう。これでは周辺の住民は大変だろうなと 思いながら 青梅駅を目指す。途中には古くなった 建設反対の看板もあった。多摩川に架かる白い吊り橋の 鮎美橋までやって来た15:33。

 

吊り橋の欄干の手前に 置物のような 猫あり。人慣れしているようで 我々が ちょっかいをだしても 全く動じなかった。ここから 駅に戻る途中の分岐で 直進かな 左かなと 話していると 近くの民家の台所から「真っすぐよ」と声をかけていただき 感謝。青梅駅に着いたのは 15:50。

 

16:04発の電車で立川駅へ向かう。立川駅から 本日の立ち寄り湯 高砂湯へ。450円払い 入浴。幸いすいていたので 助かった。さっぱりできた後は立川駅近くの 北の家族へ。18:00入店。 21:00まで楽しく 本日の反省をした。

青梅 赤ぽっぽ 天狗岩 登山その1

青梅 赤ぽっぽ 天狗岩 登山

次回 渓芯会 山行案内

日向山 404m

2012.12.1.

小田急線 伊勢原駅 北口 09:15集合

伊勢原駅 北口    09:30

↓     神奈中バス  

日向薬師バス停    09:55

↓      歩

日向山        11:10

       ランチ

          12:00

↓      歩

七沢荘        13:30

       入浴

           15:30

↓      歩

広沢寺温泉入口バス停 15:46

       神奈中バス

本厚木駅       16:10

       歩

はなの舞 本厚木南口店 16:20

       反省会

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箱根の山 駒ヶ岳 神山

2012-09-17 | Weblog

箱根 駒ケ岳 神山

2012.9.8.

大宮さん、淡路夫妻、野田さん、石田さん、均

 

集合場所の小田原駅から バスで箱根園に向かう。小田原を出発する時点では余裕のあるバスの車内であったが 箱根湯本駅で登山グループが どっと乗って来て満員となった。箱根園には08:55着。降り立つと 涼しい。空気が違う。

 

これより駒ケ岳ロープウエイで駒ケ岳頂上駅まで行く。前回利用した時は団体割引が適用となり 喜んだが 今回はメンバーがそろわず残念。片道切符を求めるべく 売場へ向かう。「どこまで行きますか」と 切符売り場の女性が詰問調でいきなり訊ねてきた。

 

質問の主旨が分からず 聞き返した。「早雲山駅まで行く」と答える。「道が悪いので 無理はしないでください」とのアドバイスをいただいた。往復切符を求めなさいという 押し売りともいえる。

09:10始発のロープウエイに乗車。所要7分で引き上げてくれた駒ケ岳頂上駅は 気温16度という アナウンスのとおり 寒いとまでは言わないが 涼しかった。バスで一緒だった 20人くらいの登山グループが頂上駅下の広場で 準備体操を始めた。

 

09:30彼らより 一足先に我々は出発。どこかで このグループに追い越されるだろうと 思ったが 彼らとはこの後 再開することは無かった。下から続々とわいてくるガスに 後押しされながら進む。まずは駒ケ岳山頂の 一角に鎮座する箱根神社元宮に挨拶。

その後 ササ原の溝状の道を下っていく。背たけの高いササが たっぷりと水分を含んでいるので すぐにズボンがずぶ濡れとなった。所によっては ササに覆われて 道が全く見えないので おそるおそる足を落とす。

 

 

ササ原が終わると今度は 泥濘の急降下となった。チケット売り場の お姉さんが「道が悪い」と言っていたが うそではなかった。非常に道が悪い。悪路の中にあって 救いはシモツケソウの花だった。

 

花期は終わりに近い感じであったが 登山道わきに咲く 可憐なピンクの花は 心を和ませてくれた。急坂を下りきると 十字路に出た10:05。左は芦ノ湖側へ下る道。右は神山を巻く お中道だ。我々は直進。神山へ向かっての急登が始まった。

 

道は悪いし 樹木はせり出しているので 目線は 下にも上にも注意が必要。登山道わきの アザミにも要注意。駒ケ岳とこれから行く 箱根の最高峰 神山との標高差は約100M。とはいえ 駒ケ岳から延々と下って来たので登り返しがたいへんである。

 

10:33トリカブトを発見。一つ見つかると 次々に目に入って来た。「神 14」の標が置かれた地点で 休憩しているところへ向こうから婦人のグループがやって来た10:45。頂までどのくらいか尋ねる。残念ながら すぐそこだとは 答えてくれなかった。頂は「神 24」と言ったように記憶して歩を進めたのだが 実際はそうではなかった。

あるいは聞き違えたのだろうか。「神 15」「神 16」と順調に 歩を進め次はと見ると 「神 1 」にはびっくり。本来は「神 17」なのだが 「7」が消えていて 「神 1 」に見えたのだった。計画では神山へは11:30ごろの到着を予定していた。しかし この様子では もう少し余分にかかるかなと 思いながら 急登を踏ん張って進むと 急に前方が明るくなった。

 

あっけなく神山の頂に着いた11:08。頂は「神 20」だった。若者4人組が先着。集合写真を彼らに撮ってもらおうか などと話していると むこうから 撮りましょうといってくれたので お願いした。男4人じゃさみしいね と言ったら山ガールに振られた などと言って我々を 笑わせてくれた。

神山の頂は狭いので ここではランチタイムとしなかった。「神 23」の標の置かれた小広い広場まで下って来てランチタイムとした11:30。ここで 石田さんより広島の賀茂鶴酒造の銘酒をいただいた。重い荷物をここまで 運搬してくださり お疲れ様。

ここに吹く風が とても心地よかった。ときおり 硫黄臭が風と共にやってきた。パンをパクついているところへ 美しい山ガール3人がやって来た。彼女たちから冠ヶ岳について聞かれた。もう少し直進した後 左だよと教えてあげた。我々は はなから踏むつもりのない ピークである。

 

しばらくして上の方から「ヤッホー」の声が聞こえてきた。子供の声かと思ったが 今、通り過ぎていった山ガールの声ではないか というのは富美子さんの意見。冠ヶ岳のピークから発したものなのだろうか。

15時過ぎから雨との予報がきになっていた。ランチ後の休憩もそこそこに 12:03 「神 23」地点を出発。樹林の中の急坂を下っていく。大涌谷分岐には12:32着。ここで美人山ガールと再会。「ヤッホー」の主は 富美子さんの意見のとおり彼女たちだったと判明。

我々は 彼女たちよりも一足先に出発。駒ケ岳からの お中道が合わさる地点で小休止。ここで大宮さんより 北海道の銘菓 北の国から をいただいた。追いついてきた 山ガールにも お裾分け。本日が丁度 賞味期限とは なかなかタイムリーで笑ってしまった。

これより先は 雑木林の中のジグザグの下りとなる。延延と続く 同じような風景の中 ひたすら進む下り道歩きは精神的にも 肉体的にもつらいものがあった。木々の間から強羅の街並みが見え隠れすれども なかなか近づかなかった。

 

登山道わきで山仕事をしている人にもう少しだと励まされて 下界を目指す。なんとか下りきって 山中から舗装路に出たのは14:26。箱根登山ケーブルの早雲山駅は近いとは思っていたが 正面だった。

 

まずは駅前に設置された 洗い場で ホースとたわしを利用して 靴とストックの泥を洗い流す。ズボンの裾も泥まみれだが これは致し方なし。早雲山駅14:53発のケーブルカーに乗車。満員の乗客の中で 日本人は我々だけだったのかもしれない。中国人のグループに占拠されているという感じだった。

 

15:03強羅駅に着いた。次は温泉だ。850円払って強羅温泉 吉浜に入る。強羅駅前のにぎわいが うそのように この施設は閑散としていた。ほぼ我々の貸し切り状態だった。湯あがりは 缶ビール。自販機のロング缶は売り切れ。客が少なく 投げやりの感のある 施設だった。エアコンのない施設だったが涼しい自然の風が通り抜けてくれて これは合格。

次は反省会だ。強羅駅16:23発の登山電車に乗る。過去のパターンはこうだった。登山電車は満員で立ちっぱなし。エアコンも無いので窓は開けてあるがスイッチバックで進行方向が変わると とたんに風が入って来なくなり 蒸しぶろ状態となる。温泉で汗を流してさっぱりとしたのも つかの間 再び汗にまみれることとなる。しかし 本日はそうではなかった。

第一は 座れたこと。第二は エアコン付きであったこと。天国だ。動き始めてほっとしているところへ 車掌のアナウンスが始まった。車窓を流れる名所の ガイドだ。始めはうるさいなー、いらないよー、と思った。他にすることも無いので おとなしく話を聞いていたが これが面白い。

宮ノ下駅では停車時間を利用して 登山電車を背景にして 写真を撮ってくれる サービスもあった。車掌の帽子をかぶった大宮さんを 中心に 集合写真を一枚撮ってもらった。大平台駅手前に来てのアナウンスも 面白かった。「邪魔な木や葉っぱが 途切れるところが もう少しするとあります。 あの箱根駅伝の柏原選手が 走った道が見えますのでご覧ください。ここです。邪魔な木や葉っぱがないので よくご覧になれます。」次の話も面白かった。

「スイッチバックで電車は 只今一生懸命に下っております。高低差がたいへんあります。車両の前と後ろでは 3m60cmもの差があります。本日の車内はすいておりますので 車両の前後がよく見通せます。私は後ろの車両から 手を振っているのでご覧下さい。」覗いてみると 手を振っている車掌の姿が 上方に見てとれた。手を振り返す乗客が数人。その数を車掌が勘定して「6人のお客様 ありがとうございます」とのアナウンスに笑いが巻き起こった。

アナウンスが途切れたなと 思っていると 今度はストラップの車内販売が始まった。登山電車の車掌は忙しい。駈けっこもしなければいけない。何箇所かスイッチバックで 車両の進行方向が逆になるので 運転手と車掌がポジションを変える。3両編成とはいえ その都度移動するのはたいへんである。

箱根湯本駅には17:07着。ここで おちあい車掌とは お別れである。登山電車を背景にして 名物車掌を囲んでの 写真撮影に興じる グループもあった。湯本駅から乗り換えた電車は エアコンが効きすぎていてT-シャツに短パン姿の身には堪えた。

小田原駅で下車。反省会場のふじ丸に向かう道すがら 天金の前を通った。渓芯会の黎明期に 何回か利用した店だがどうやら閉店したようだ。ふじ丸に入店したのは17:45。幸い本日は門前払いをくらわなくて済んだ。旨い酒と肴で話が弾んだ。20:30反省会終了。

 

箱根の山 駒ヶ岳 神山登山 その1

 

箱根の山 駒ヶ岳 神山 登山 その2

 

次回  渓芯会 山行案内 

天狗岩 

2012.10.20

JR青梅線 青梅駅 改札口 09:30集合 

青梅駅    09:30

登山口    10:05

馬引沢峠   11:30

赤ぼっこ   12:00

   ランチ       13:00

天狗岩    13:15

馬引沢峠   13:45

釜ノ淵公園  14:40

青梅駅    15:00 

立川駅    15:40 

高砂湯  16:00~17:00

   入浴 042-522-3484 柴崎町2-11-17  

北の家族 立川南口店 17:30~

   反省会 042-521-7850

 

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日本一の石仏のある鋸山

2012-08-25 | Weblog

鋸山

2012.7.28

大宮さん、岩佐夫妻、野田さん、石田さん、均 

ちょうど一週間前の7月21日は 最高気温が25度くらいにしか上がらず寒いくらいの感じがした一日だった。

週の始めくらいから 本来の気温にもどった。本日も暑い一日になりそうだ。フェリーに乗るべく 集合場所の

京急久里浜駅より 久里浜港までバスに乗車。久里浜港08:20発の東京湾はエアコンがきいて快適。

 

べた凪の海上を 金谷港に向かって船は進む。定刻の09:00金谷港に着岸。金谷港を後に09:07出発。

照り返しのきびしい 舗装路を歩き 国道127号に出たところから 裏道を進む。浜金谷駅を左に見送った先の分岐を右折。

 

そして 小川にかかる橋を渡った先にある 観光案内所の前に出た。ここに山車が鎮座していた。28日と29日は

 金谷のお祭りだ。一昨年にここに来た時も ちょうどお祭りの時季だった。

肉屋とテンゴク堂薬局のある分岐まで やって来た。ここから 本日の立ち寄り湯のかじや旅館を右に見送って

 ここを左に行く。右に行けば ロープウエイ乗り場への道だ。内房線のガードをくぐって 少し進んだ先に 

三つ又の分岐が現れた。ここが登山口だ。

 

左右は平坦な道である。われわれが進む中央の道は 思わず逡巡してしまいそうになるくらいの 急階段が 

立ちはだかっていた。水分をとって小休止した後 いよいよ登山開始。登山道は樹林の中に続くので 

陽をさえぎってくれるのは ありがたい。とはいえ 急勾配の道には汗をかかされる。

 

それでも 吹く風が後押しをしてくれて 高度を稼ぐ。後ろから6人のグループがやって来た。道を譲る。

小中学生らしき4人と大人2人。家族ではなさそうだったが 実際のところは不明。山頂にある日本寺の境内に

着くまでに 出会った登山者は この後3人だけだった。

 

観月台に着いたのは 09:55。眼下に海の広がる すばらしい眺めである。ここから富士も望めるようだが 

その姿を見ることができなかったのは 残念。金谷港10:00着の フェリーが港に入ってくるのを見ながら休憩。

われわれが金谷港に着いたのは09:00。ちょうど一時間が経過したということだ。

   

観月台から先は いったん道が下る。下った先の広場に あじさいの群落があった。ここにある あじさいは すべて青色。

盛りはとうに過ぎているようだったが 清涼感を満喫できた。ここを過ぎると 道は再び急登となる。

樹林の中の道を進んで行くと 鋸山の岩壁が大きく望めるようになってきた。ベンチのおかれている 

小広い広場で休憩。この先 やや草深い道端に マムシに注意の看板あり。ズボンの裾を膝までまくって 

短パンスタイルで歩いてきたが ここでは長ズボンに戻す。

幸い マムシとは遭遇せずに 石切場あとの 岩壁の望める広場までやって来た。先人の苦労をしのびながら 

水分を補給。石切場あとへの分岐を左に見送って 岩壁の直下についた。ここから岩壁の間の階段を登りつめて 

11:00日本寺の北口管理所に着いた。

 

600円払って 境内に入った。今まで樹林の中に道が続いたので 陽を避けることができた。しかしこの山頂の

広場では まともに陽をあびるので 汗が噴き出す。百尺観音前で 給水。

 

小休止の後 百尺観音の上にある 地獄のぞきを目指して 直射日光の降り注ぐ 階段を登る。地獄のぞきまで

 登りきって 風に吹かれながら しばし展望を楽しんだ。

山頂周辺には 日蔭がないので 大仏広場まで下って ランチタイム11:45、幸い 屋根のあるテーブルが 

一つ空いていたので そこで弁当をひろげた。

 

野田さんより 自家製冷しトマトの提供あり。おいしくいただいた。道中 水を大量に飲んできたが ランチタイムまで

 一度もトイレにいってない。汗となって流れ出たのだろうか。食事を終えて 立ち上がると 尻の形が そのままベンチに残った。

12:40ロープウエイ乗り場を目指して 大仏広場を出発。山頂広場から大仏広場までは 下るいっぽうの道であった。

今度は逆である。ランチ後の重くなった体に むちを入れながら 一歩一歩高度を上げる。

 

順路にはさまざまな 姿態の石仏がつぎつぎと現れる。残念ながら 仏様は歩く手助けには なってくれないので 

石仏に注意を払うことなく 歩を進める。やっとのことで ロープウエイのある建物に着いたのは 13:30

 

ロープウエイは15分間隔で運転していた。13:45発の ロープウエイで下山。所要時間はわずか4分。お祭りの 

金谷の街並みを歩いて 立ち寄り湯のかじや旅館に着いた。建物を塗り替えたようで 外観はきれいに変わっていた。

 

700円払って 入浴。先客がいたが ほとんど 我々の貸し切り状態といってよく ゆったりとできた。しかし 

難点があった。シャワーの出が悪いのだった。

筆者を含めて 髪の毛に一抹のさみしさをかかえる メンバーが多いこの会である。毛が少ないから シャワーが

 細くても大丈夫というわけにはいかない。

洗髪をする点においては 大いに不満が残ったが 大汗をかいた体を さっぱりとさせることは できた。

この施設には ビールの自販機がないので フェリー乗り場まで我慢。かじや旅館からフェリー乗り場まで 

カンカン照りの道を行く。

再び 汗が噴き出してきた。フェリー乗り場で缶ビールを求めた後乗船。15:20発のフェリーで 金谷港を離れた。

涼しい船内で 乾杯。ビールがうまい。体をいじめただけに 格別の味である。

久里浜港に戻り 京急久里浜駅近くの 一升屋に着いたのは 16:30くらいだったろうか。本日は6名とあって

 人数が少ない。いつもの入口よりの 大テーブルではなく 店の奥の席に腰を下ろした。まずは生ビールで乾杯。

酒の肴は 店の名物おやじに 適当にみつくろってもらう。

大宮さんいわく 「店が一番儲かるものを もってきてくれ」と刺身の盛り合わせなどが 一番 利幅が大きいように思うが

 おやじがいうには そうではないという。旨い冷酒を飲み おすすめの肴を おいしくいただいた。

  

http://kurihamawa.com/shop/003isshouya.html

大宮さんの 願いが通じたのかどうかは 不明なるも いつもは五千円くらいの会計だったと思うが

 本日は 三千五百円 ですんだ。いい汗をかいて 美味い酒と肴を 堪能で来て 満足。

渓芯会 鋸山 登山 パート 1

鋸山パート2

次回   渓芯会 山行案内

箱根 駒ケ岳 神山

2012.9.8

小田原駅 東口 伊豆箱根バス 5番 乗り場 07:30集合

 

小田原駅   07:45

↓     伊豆箱根バス 1270円

箱根園    08:50

       09:10

↓     駒ケ岳ロープウエイ 620円

駒ケ岳頂上駅 09:17

↓     歩

神山     11:30

↓     歩

冠ヶ岳分岐  12:00

      ランチ

       12:45

↓     歩

大涌谷分岐  13:15

↓     歩

早雲山駅   15:45

       15:53

↓     箱根登山ケーブル 410円

強羅駅    06:03

↓     歩

強羅温泉 薬師の湯 吉浜 16:20 

      入浴  800円

 

強羅駅    17:38

小田原駅   18:31

 

小田原駅 東口 ふじ丸 18:40

       反省会

 

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5年前に訪ねた頭高山

2012-07-07 | Weblog

 

渋沢丘陵 頭高山

2012.6.23

大宮さん、岩佐夫妻、名子さん、淡路夫妻、野田さん、石田さん、均 

集合場所の秦野駅前には、黄色の帽子の一団がいた。その数30人くらいだった

ろうか。引率者の説明を聞く人が手にした 登山計画書を覗いてみた。それには権現山、弘法山と書いてあった。彼らは メジャーなコースを行く。

0855秦野駅南口を出発。我々はマイナーなコースを行く。渋沢丘陵 頭高山の山行は ちょうど5年前の2007.06.23以来 2回目である。前回は渋沢丘陵への登り口には 迷うことなくすんなりと入れたように記憶している。

 

しかし今日は最初からつまずいてしまった。大岳院の先から 本来のコースを大きく外れてしまったようだ。関東三大稲荷のひとつといわれる 白笹稲荷神社の大鳥居を見ながら進むコースなるも 本日は結局その姿を目にすることはなかった。

 

地元の人に道案内を請いながら進む。震生湖を指す案内板のところに何とかたどり着いて ほっと一息0940。これより渋沢丘陵への登り道となる。

 

高度を上げていくと 秦野の町並みが 箱庭のように広がっていった。この秦野盆地をへだてて 相対するおなじみの丹沢の山なみ、右手から 毎度おなじみの 弘法山、大山 そして 山ヒルに苦しめられた岳ノ台、さらには 二ノ塔、三ノ塔が眼前に広がり 心晴れ晴れとさせてくれる 雄大な眺めを楽しんだ。周囲はあたり一面 畑が広がり その一角に ラベンダーが咲いていた。その周りを モンシロチョウが遊ぶ様は メルヘンの世界といってよいだろう。

登りきって 丘陵上を走る車道にたどり着いた。その道脇に 見事な色あいのアジサイが咲いていた。車の往来のはげしい丘陵上の道を進んで行くと 大きな網が見えてきた。ゴルフの練習場だ。ここを回り込むようにして 下っていった先が震生湖だ1005。湖は濁っていた。釣り人が何人かいたが いずれも

 

 

釣果はよくなさそうだった。湖畔の遊歩道を歩き 弁財天をオプションで見学の後 丘陵上の道に戻るべく 湖を離れた。手入れの行き届いた樹林の中にテーブルがあったので 小休止1022。前回来た時も ここで休憩した記憶があった。再び歩き始めたところで 小さな女の子が 父親に手をひかれて 階段を下ってきた。静かな樹林の中にあって 突然の出現者に 女の子はびっくりしたようだった。

 

再び丘陵上の道に戻り 少し進んだ後 頭高山入口の案内に従って 舗装路より別れ畑の中に続く道に入った1035。そして牛舎前には1045着。

 

これより先は 里芋、とうもろこし、ピーナッツ、みかん などの畑がずっと続いた。畑のなかに続く道をさらに進んで行くと、ビニール袋に満載の収穫物を両手にさげた人が向こうからやってきた。農作業を手伝った そのお礼にもらった物なのだそうだ。その一部である キョウナカブ?をアイ子さんがゲット。カブは 丸いものだとおもっていたが このカブは大根のような形をしていた。

畑の中の道から 車道に合流した先に ハウスがあった。なんだろうと覗くと トマトだった。さらに進んだ先の民家の庭先に咲き誇る満開のガクアジサイは 見事だった。

 

栃窪会館には1120着。前回来た時はここにある分岐を右に下ってしまって コースから外れてしまった。今回はこの分岐を直進。そして集落の間を抜けていくと お化け屋敷のようなビニールハウスが現れた。破れ放題のハウスは 打ち捨てられたものではなく まだ現役のようだった。農作業をしている人がいた。栗畑を右手に見送り 栃窪神社への分岐を左に見送って 山中に入った。先日の台風の影響だろうか。木の枝が登山道上に 堆積しており 歩きにくかった。

 

ぬかるみの道の急勾配が続いたりして たかが300メートルの山とは思えぬ 苦労をしいられた。山中から林道に出た1147。出た先の竹林は たいへん荒れていた。さつまいも畑を通過した先に 梅の畑があった。あたり一面 梅の実がたくさん落ちていた。

 

合掌した手をかたどった 巨大なモニュメント 祈りの像 前に着いたのは1210。ここで農作業をしていた人が由来を教えてくれた。太平洋戦争の戦没者慰霊碑なのだという。この先に竹林が現れた。先ほどの荒れ放題の竹林とは対照的に 雰囲気の良い竹林であった。途中下草刈りの作業をしている人達に挨拶をしながら進み 山頂直下の分岐に着いた。左の男坂を選択して 短いが急勾配をこなして 頭高山の頂に着いた 1230

 

樹林に囲まれた 303.4Mの頂の中央部に設けられた 東屋でランチタイム。展望がきかない分 かえって落ち着ける頂ともいえる。誰もやって来ないだろうと 思っていたが そのとおりで 貸し切り状態の頂であった。1315下山開始。往路と同じ 男坂を下る。下り始めて10分くらい経った頃だったと思う。山ガールが一人向こうからやって来た。マイナーな山へようこそ と声をかけてすれ違った。

名水若竹の泉の前を通って 少し行った所に 無人の露天販売あり。堆肥が百円也。

 

堆肥の露店販売というのは 始めて目にした。渋沢駅を目指して進んでいるのだが 少し違和感をもったので 向こうからやって来た 犬連れの人に道案内を請うた。間違った方向へ進み始めていることが分かり 少し戻った。本日は道をよく間違え続けた一日であった。渋沢駅に着いたのは1430

 

筆者以外は鶴巻温泉駅で下車。弘法の里湯にて入浴。1730伊勢原駅北口で再び合流。

伊勢原市在住の老婆も 特別参加させていただいて 伊勢原駅近くの くいもの屋わん 伊勢原店にて反省会。皆様のおかげで 老婆も楽しむことができたことに 感謝します。

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次回 渓芯会 山行案内

鋸山

2012.7.28

京急久里浜駅 バス2番乗り場 0730集合 

京急久里浜駅   0738

↓            バス久7  190

東京湾フェーリー 0750 

久里浜港     0820

↓            東京湾フェリー 700

金谷港      0900

↓            歩

観月台      1010

↓            歩

日本寺北口管理所 1110

↓            歩

大仏広場     1200

ランチ         1250

鋸山ロープウエイ 1330

↓            500

山麓駅      1335

↓            歩

かじや旅館    1400

             入浴

         1500

金谷港      1520

↓            東京湾フェリー 700

久里浜港     1600

一升屋      1700

             反省会

 

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