草戸山
2013.5.18
大宮さん、岩佐さん、淡路夫妻、野田さん、均
集合場所の高尾山口駅前は ハイカーで埋め尽くされていた。衰えることのない高尾山人気である。09:33高尾山口駅を出発。
車の往来の激しい 車道沿いの歩道を進む。高尾山を目指す数珠つなぎのハイカーを 右手に見送って 我々はマイナーな草戸山に向かう。我々の前にも後ろにも 人の気配は無い。関東ふれあいの道と記された石柱のある登山口に着いた09:57。ここから車道沿いの舗装路から別れて 未舗装の川沿いの小道に入った。いきなり薮っぽい道だ。向こうに民家が数軒見えたが この住人は毎日こんな道を通るのだろうかと 不思議に思いながら進んだ。何のことは無かった。立派な舗装路が並行して存在していた。
料亭うかい竹亭前には10:03。我々の反省会も一度くらいはこういう所で出来たらいいなと思うが 現実は厳しい。福寿園という老人ホームには10:08着。舗装路はここでおしまい。水分を補給して小休止。あまり歩かれない山中と思われるので 鈴を取り出した。
地蔵さまの置かれた所に分岐あり。草戸山、三沢峠への道標だった10:17。我々が目指すのは草戸山であるが ここは直進。まずは三沢峠に向かう。人の気配のない山中だったが 突然前方に集団を発見10:30。我々のような ハイカーではないようだ。各自双眼鏡を持ち 野鳥の会でもあり 自然観察の会でもあるようだ。虫の観察もするようで ヒゲナガガという虫を教えていただいた。高尾グリーンセンターには10:32着。バンガローのような施設らしい。
この先の道が鎖でさえぎられており これを跨いで山中に入った。展望のない緑一色の樹林の中に道は続く。道はえぐられており 歩きにくい。ときおり 道脇に白い花が見られた。ウツギの仲間だろうか。11:00本日始めてハイカーと遭遇。そして少し進んだ所でトゲトゲの木を発見。タラの芽だ。
高度を上げていくと 展望がひらけた。ここが三沢峠だった11:17。いままでの人の気配のなさがうそのように ここでは大勢の人が休憩していた。
ここからは道も幅広になりよく整備されていた。三沢峠から大垂水峠を経て城山へ続く道は 南高尾山陵と呼ばれる人気のコースのようだ。我々は三沢峠から鋭角に左に折れて草戸山を目指す。
歩き始めてすぐに見晴らしの良いピークに立った。ここが本日のコース最高地点420Mの榎窪の頂だ、北側の眺めがよく 高尾山がすぐ近くに望めた。しばし休憩。
先着していた若いカップルが道標のない南の方へ消えたので不審に思った。ここから姿三四郎決闘の地 峯の薬師を往復することができると聞いていたのを 思い出して納得。我々にはそういうオプションは無い。北へ進む。まずは下って東屋を右手に見送り平坦な道を進むと右下に城山湖が見えてきた。
そして下りの急階段が現れた。これをこなして 進むと再び 下りの急階段が出現。いったいどこまで 下るんだろうと思うぐらいに 下りの階段が次々と現れた。しばらく進むと 今度は登りの階段が現れた。これをこなした先が 草戸山の頂だった11:55。
静かな頂を想像していたが そうではなかった。30人くらいの ちびっ子ボーイスカウトの集団が頂を占拠していた。頂には松見平という展望台があったが 見晴らしはよくなかった。日差しが強い。日蔭を探して 各自分散してランチタイム。弁当を広げたところへ ちびっ子たちの飛び跳ねによる 埃がまって 閉口した。それでも20分くらいすると彼らは周回コースへ向けて出発して行ったので 一安心。今までの騒々しい頂がうそのように 静かになった。
12:45四辻目指して下山開始。往路において見送った草戸 山へショートカットする分岐には12:58着。これを見送り尾根を下っていく。美しい緑の中進む。吹く風がとても心地よい。緑一色といってよいが まだ少しだけピンクのツツジが残り これも美しかった。
それはよかったのだが アップダウンが次々と現れて 悲鳴を上げる。ピークに立つたびに小休止をして 次のピークに向けて進む。やがて 尾根から外れると今度は急降下の道となった。下りきったとところに突然 民家が現れて少しびっくり。山中からいきなり町中に飛び出したといった感じだった。大混雑の高尾山口駅に戻って来たのは14:33。
次は入浴タイム。高尾の湯 ふろッぴィにて汗を流す予定だった。しかし
駅前の送迎バス乗り場は長蛇の列ができていた。これは駄目だ。ふろッぴィは
とりやめ。高尾山口駅発14:42 京王八王子着15:04 目指すは過去に何回か利用した八王子温泉やすらぎの湯。15:20 1200円払って入浴。今回はいつものチープな客専用のロッカーではなかった。すいていて よかった。ゆったりできた。きっかり1時間で施設を後にした。
次は反省会だ。JR八王子駅近くの 八王子ツインタワーへ移動。居酒屋戦争か
呼び込みの店員が数多くまとわりついてきて 閉口した。そのなかで一番無難と思われる居酒屋を選択。7階の日本海へ。16:35反省会開始。本日のコースはアップダウンの連続でなかなか大変だった。それだけに 生ビールがとても
おいしく感じた。
次回 渓芯会 山行案内
金剛山 & 宝山
410M 374M
2013.6.29
中央本線 藤野駅 改札口 09:10 集合
藤野駅 09:10
↓
宝山 12:00
ランチ
12:40
↓
藤野駅 14:30
↓ 送迎バス 14:40
東尾垂の湯 14:55
入浴
送迎バス 16:15
↓
藤野駅 16:30
藤野駅前の レストラン 風里 にて反省会の予定