白山
2008.12.13
大宮夫妻、岩佐夫妻、名子夫人、西田さん、均
本日の歩行の起点である七沢病院入口バス停へは 本厚木駅より神奈中バスを利用する。本厚木駅北口のバスセンター9番乗り場を見つけるのに 手間取ってしまった。時間は十分余裕があるはずだったのだが 出発ぎりぎりで何とか間に合うという どたばたとしたスタートとなってしまった。09:20本厚木駅北口バスセンター
出発。バスはほぼ満席。障害者と思われる人が多数乗車していた。この人達が始終何かつぶやいており にぎやかな車中であった。彼らが下車したのは神奈川リハビリ。彼らを引率した人の話では 日本全国から患者がやってくることで有名な病院だそうだ。彼らが下車すると残ったのは われわれの他には一人のみ。一転して静かな車中となった。七沢病院入口バス停09:54着。10:00歩行開始。中沢橋を渡り右の道へ入ったところに 新設間もない感じの真新しそうなコースの案内板あり。
まずは順礼峠を目指す。順ではなく巡が正しいのではという意見あり。どんな字なのかすぐには思い浮かばなかった。巡洋艦の巡だ といわれるとよけい分からないといって苦笑した。山中に入ってすぐだった。音のする方向を見ると猿だ。
群れのようだ。ボス猿とおぼしきは 真っ赤な顔をしていた。彼らを刺激しないように進む。鹿除けの扉10:10をくぐり 落ち葉の堆積した登山道を進む。
あたり一面紅葉がまだ残っており その雰囲気好し。緩やかな勾配の道が続いて順礼峠には10:29着。
ここから先は一転して階段の急登となった。猿に注意、熊に注意の
看板を見ながら高度を上げる。登りきったところで再び猿を発見。道が平坦になったと思ったのも束の間、今度は急降下だ。たかが標高284メートルだと 高を括っていると竹箆返しをくらうかもしれない。人気のコースなのか 向こうから次々と
ハイカーがやってきてすれちがう。落ち葉が堆積してふかふかの道はクッションがよいのはいいのだが 落ち葉の下に何が隠されているか分からないし 滑るので用心がいる。物見峠まで0.6KMの道標がおかれた 小ピークで休憩11:10。
名子夫人より煎餅の提供あり。再び歩き出した先で 近ツリ御一行様に遭遇。山行ガイドが何かを手に掲げて説明の最中であった。何だろうと近づいてみると それは
カラスザンショウの実である事、そして香りがよいと話していた。ミカン科特有の香りがあるので 香袋の中身などに利用する人もあるようだ。カラスザンショウといえば 鎌倉アルプスに闊歩する台湾リスに樹皮を食い荒らされて 無残な姿をさらけ出した木であることを 思い出した。スズメバチに注意の看板を見送って 本日の
ハイライトである急階段の下までやってきた。これに取り付き始めたところへ11:33
近ツリ御一行様が後ろからやってきたので 彼らに道を譲る。譲りながら会話。
彼らの立ち寄り湯は鶴巻温泉であることが判明した。
岩佐、名子両夫人が階段の数を勘定。途中で数が分からなくなるのではと心配したが近ツリ御一行様に邪魔されながらも 数えきったそうである。何段であったかは聞き忘れてしまった。階段を登りきったところが物見峠 11:42。
東側が開けた
ビューポイント。眼下の紅葉も美しい。ここに置かれたベンチに腰を下ろしてランチタイム。岩佐さんより自宅で取れた柿の提供あり。大宮さんからは干し柿をいただいた。ベンチは急階段のすぐ脇に置かれているので 登ってくる人の息づかいが近い。登りきった人にお疲れ様と声をかけた。物見峠を出発したのは12:17。進んでいくと賑やかな声が聞こえてきた。そこが むじな坂峠であった12:27。
9人のグループがいた。その中に黄色のハンチングがかわいい女の子がいた。互いに集合写真を撮りあった。この先何回かアップダウンを繰り返して 白山の頂には12:55着。
先客はもうじき3歳になるという男の子と父親。われわれに一杯愛嬌をふりまいてくれた。頂から厚木の町並みを見渡しながら大休止。目を引いたのが 整然と並んだ直方体群。コンテナーではないかとの大宮さんの見解。帰路のバスからこれを確認することが出来た。福山通運のコンテナーだった。頂からの下山路は男坂と女坂
がある。ここでは全員男になっていただいて 男坂を選択して13:25出発。
少し進んだところで いったん順路から外れて白山神社に参拝。順路に戻り男坂を下る。
目もくらみそう といっても大げさでないくらいの急降下の階段だ。
あいかわらず落ち葉の堆積した道が続く。登山道脇に竹箒が一本ポツント置かれていた13:45。
あたり一面の落ち葉を この一本の竹箒でかたづけるのは無駄な抵抗に思えたが
竹箒がなぜここにあるのかは 推理の範囲を超えていた。さらに下っていくとヒルに注意の看板あり。この時季なら全く臆せず歩ける。右から女坂の道を合わせその先が飯山観音〔長谷寺 ちょうこくじ〕13:52。真言宗の古刹は風格があった。
本堂の賽銭箱が置かれた真上になぜか デジタルの電波時計あり。これには少々違和感を覚えた。本堂の一角に寒桜がその花びらを寒そうに披露してくれていた。
仁王門までは石段の参道をまっすぐに下っていく。
水仙の群落あり。まだごく一部しか開花していなかったが もう少しすれば さぞかし見事な眺めを提供してくれるであろうことは想像できた。
仁王門を出た先にトイレと記した大きな看板あり。
これに誘導されて用を足す14:02。ずらりと8器並んだ小便器には度肝を抜かれた。
このトイレ前にもヒルに注意の貼り紙があった。本日の立ち寄り湯に予定した
ふるさとの宿には14:22着。「ハイキング帰りではちょっと気後れするほどの立派な構え」とガイド本に記してあったが おおげさな記述ではないなと実感しながら
朱塗りの橋を渡り玄関へ。込み合っているときは入浴不可と聞いていたので おそるおそる入浴可能かどうか訊ねた。OKがでて安堵。
千円で入れるとはありがたい。
男風呂は先客が二人いるのみで その一人もすぐにいなくなり 貸しきり感覚で
汗を流すことができた。やや温く つるつるする湯であった。さっぱりとした後は
缶ビールといきたいところだが ここは我慢。
ロビーに展示された 華々しい花の水彩画を観賞。ずらりと多数掲げられた著名人のサイン色紙を見学の後 15:23 ふるさとの宿を出発。
15:46発のバスで飯山観音前バス停より 本厚木駅行きのバスに乗った。当初 本厚木駅北口近くの 花の木を反省会場に予定していた。店の前に行ってみると シャッターが閉じられていた。花の木のホームページが閉鎖されていたので 予測はしていたものの残念。
それではと 反対側の南口へ移動して はなの舞の客となった16:22。楽しく歓談して 18:15 反省会終了。無事で一年を送ることが出来たことに感謝。
次回 渓芯会 山行案内
鎌倉アルプス
2009.1.17(土)
港南台駅 09:30 集合
大丸山 11:10
ランチ
11:50
天園 12:50
瑞泉寺 13:40
鎌倉駅 14:58
江ノ電
稲村ガ崎駅 15:11
稲村ガ崎温泉 15:17
入浴
16:30
稲村ガ崎駅 16:36
江ノ電
鎌倉駅 16:53
JR
石川町駅 17:30
中華街にて 反省会
2008.12.13
大宮夫妻、岩佐夫妻、名子夫人、西田さん、均
本日の歩行の起点である七沢病院入口バス停へは 本厚木駅より神奈中バスを利用する。本厚木駅北口のバスセンター9番乗り場を見つけるのに 手間取ってしまった。時間は十分余裕があるはずだったのだが 出発ぎりぎりで何とか間に合うという どたばたとしたスタートとなってしまった。09:20本厚木駅北口バスセンター
出発。バスはほぼ満席。障害者と思われる人が多数乗車していた。この人達が始終何かつぶやいており にぎやかな車中であった。彼らが下車したのは神奈川リハビリ。彼らを引率した人の話では 日本全国から患者がやってくることで有名な病院だそうだ。彼らが下車すると残ったのは われわれの他には一人のみ。一転して静かな車中となった。七沢病院入口バス停09:54着。10:00歩行開始。中沢橋を渡り右の道へ入ったところに 新設間もない感じの真新しそうなコースの案内板あり。
まずは順礼峠を目指す。順ではなく巡が正しいのではという意見あり。どんな字なのかすぐには思い浮かばなかった。巡洋艦の巡だ といわれるとよけい分からないといって苦笑した。山中に入ってすぐだった。音のする方向を見ると猿だ。
群れのようだ。ボス猿とおぼしきは 真っ赤な顔をしていた。彼らを刺激しないように進む。鹿除けの扉10:10をくぐり 落ち葉の堆積した登山道を進む。
あたり一面紅葉がまだ残っており その雰囲気好し。緩やかな勾配の道が続いて順礼峠には10:29着。
ここから先は一転して階段の急登となった。猿に注意、熊に注意の
看板を見ながら高度を上げる。登りきったところで再び猿を発見。道が平坦になったと思ったのも束の間、今度は急降下だ。たかが標高284メートルだと 高を括っていると竹箆返しをくらうかもしれない。人気のコースなのか 向こうから次々と
ハイカーがやってきてすれちがう。落ち葉が堆積してふかふかの道はクッションがよいのはいいのだが 落ち葉の下に何が隠されているか分からないし 滑るので用心がいる。物見峠まで0.6KMの道標がおかれた 小ピークで休憩11:10。
名子夫人より煎餅の提供あり。再び歩き出した先で 近ツリ御一行様に遭遇。山行ガイドが何かを手に掲げて説明の最中であった。何だろうと近づいてみると それは
カラスザンショウの実である事、そして香りがよいと話していた。ミカン科特有の香りがあるので 香袋の中身などに利用する人もあるようだ。カラスザンショウといえば 鎌倉アルプスに闊歩する台湾リスに樹皮を食い荒らされて 無残な姿をさらけ出した木であることを 思い出した。スズメバチに注意の看板を見送って 本日の
ハイライトである急階段の下までやってきた。これに取り付き始めたところへ11:33
近ツリ御一行様が後ろからやってきたので 彼らに道を譲る。譲りながら会話。
彼らの立ち寄り湯は鶴巻温泉であることが判明した。
岩佐、名子両夫人が階段の数を勘定。途中で数が分からなくなるのではと心配したが近ツリ御一行様に邪魔されながらも 数えきったそうである。何段であったかは聞き忘れてしまった。階段を登りきったところが物見峠 11:42。
東側が開けた
ビューポイント。眼下の紅葉も美しい。ここに置かれたベンチに腰を下ろしてランチタイム。岩佐さんより自宅で取れた柿の提供あり。大宮さんからは干し柿をいただいた。ベンチは急階段のすぐ脇に置かれているので 登ってくる人の息づかいが近い。登りきった人にお疲れ様と声をかけた。物見峠を出発したのは12:17。進んでいくと賑やかな声が聞こえてきた。そこが むじな坂峠であった12:27。
9人のグループがいた。その中に黄色のハンチングがかわいい女の子がいた。互いに集合写真を撮りあった。この先何回かアップダウンを繰り返して 白山の頂には12:55着。
先客はもうじき3歳になるという男の子と父親。われわれに一杯愛嬌をふりまいてくれた。頂から厚木の町並みを見渡しながら大休止。目を引いたのが 整然と並んだ直方体群。コンテナーではないかとの大宮さんの見解。帰路のバスからこれを確認することが出来た。福山通運のコンテナーだった。頂からの下山路は男坂と女坂
がある。ここでは全員男になっていただいて 男坂を選択して13:25出発。
少し進んだところで いったん順路から外れて白山神社に参拝。順路に戻り男坂を下る。
目もくらみそう といっても大げさでないくらいの急降下の階段だ。
あいかわらず落ち葉の堆積した道が続く。登山道脇に竹箒が一本ポツント置かれていた13:45。
あたり一面の落ち葉を この一本の竹箒でかたづけるのは無駄な抵抗に思えたが
竹箒がなぜここにあるのかは 推理の範囲を超えていた。さらに下っていくとヒルに注意の看板あり。この時季なら全く臆せず歩ける。右から女坂の道を合わせその先が飯山観音〔長谷寺 ちょうこくじ〕13:52。真言宗の古刹は風格があった。
本堂の賽銭箱が置かれた真上になぜか デジタルの電波時計あり。これには少々違和感を覚えた。本堂の一角に寒桜がその花びらを寒そうに披露してくれていた。
仁王門までは石段の参道をまっすぐに下っていく。
水仙の群落あり。まだごく一部しか開花していなかったが もう少しすれば さぞかし見事な眺めを提供してくれるであろうことは想像できた。
仁王門を出た先にトイレと記した大きな看板あり。
これに誘導されて用を足す14:02。ずらりと8器並んだ小便器には度肝を抜かれた。
このトイレ前にもヒルに注意の貼り紙があった。本日の立ち寄り湯に予定した
ふるさとの宿には14:22着。「ハイキング帰りではちょっと気後れするほどの立派な構え」とガイド本に記してあったが おおげさな記述ではないなと実感しながら
朱塗りの橋を渡り玄関へ。込み合っているときは入浴不可と聞いていたので おそるおそる入浴可能かどうか訊ねた。OKがでて安堵。
千円で入れるとはありがたい。
男風呂は先客が二人いるのみで その一人もすぐにいなくなり 貸しきり感覚で
汗を流すことができた。やや温く つるつるする湯であった。さっぱりとした後は
缶ビールといきたいところだが ここは我慢。
ロビーに展示された 華々しい花の水彩画を観賞。ずらりと多数掲げられた著名人のサイン色紙を見学の後 15:23 ふるさとの宿を出発。
15:46発のバスで飯山観音前バス停より 本厚木駅行きのバスに乗った。当初 本厚木駅北口近くの 花の木を反省会場に予定していた。店の前に行ってみると シャッターが閉じられていた。花の木のホームページが閉鎖されていたので 予測はしていたものの残念。
それではと 反対側の南口へ移動して はなの舞の客となった16:22。楽しく歓談して 18:15 反省会終了。無事で一年を送ることが出来たことに感謝。
次回 渓芯会 山行案内
鎌倉アルプス
2009.1.17(土)
港南台駅 09:30 集合
大丸山 11:10
ランチ
11:50
天園 12:50
瑞泉寺 13:40
鎌倉駅 14:58
江ノ電
稲村ガ崎駅 15:11
稲村ガ崎温泉 15:17
入浴
16:30
稲村ガ崎駅 16:36
江ノ電
鎌倉駅 16:53
JR
石川町駅 17:30
中華街にて 反省会