渓芯会山行きハイキング

老若男女の愉しい仲間、山歩きの後の温泉探訪と反省会が楽しい

久しぶりの丹沢大山登山は霧で幻想的だった

2013-04-21 | Weblog

大山

2013.3.30

大宮さん、岩佐夫妻、淡路夫妻、野田さん、石田さん、均 

午前中は曇り、午後から晴れ、夕方になると曇り、というのが 本日の天気予報だった。気温は低めのようだが 歩く分には その方がベターだろう。集合場所である秦野駅バス乗り場に着いたのは、07:40くらいだったと思う。

大宮さんが先着されていた。ヤビツ峠行きのバス乗り場は この時間ですでにかなりな人が 並んでいた。大宮さんのおかげで 行列の前の方に陣取ることができて感謝。大勢の人達がバス待ちをしているので 臨時便がでることになった。我々はこれに乗車。08:18発の定期便より一足先に 08:02秦野駅を離れた。バスは丹沢山系の懐を走る険しい峠道を進む。ガスが辺り一帯を支配しており 不穏な空気が漂っていた。絶好の見晴スポットである 菜の花台を通過したのは08:32。ヤビツ峠発の 始発便のバスが下って来たのは08:39道は狭い。やっとのことですれちがう。終点のヤビツ峠には08:42着。

 

降りてみると雨だ。これは全く 想定外。トイレ前の ひさしを利用して雨具を身につける。我々が出発の準備を完了したころには 大勢いた他の人達の姿は すでに無かった。09:00ヤビツ峠を出発。

 

マメザクラを愛でながら 雨降る寒い山中を進み 少しずつ高度を上げる。雨はありがたくないが しっとりとした山中は なかなかおつな雰囲気である。歩を進めるにつれて 少しは暖かく感じるようになった。しかし 身につけているインナーを一枚脱ぐほどではない。09:35登山道わきに祭られた 三体のミニ地蔵の前を通過。

 

過去に記憶の無い鎖場に来たのは 09:38。真新しいかんじだ。これを頼りにして ここを通過。マメザクラを目にしたぐらいで ここまで花の無い山中であったが キブシとマンサク?アブラチャン?が並んで咲いていた09:40。大山山頂まであと1.4kmの道標前に着いたのは09:46。

 

3人のちびっ子を従えた お父さんに追い越されたのは10:05。これが驚いたことに 情報によると お祖父さんなのだという。てっきり父親だと思った。若い。登山道に突き出た木に 野田さんが激突したのは10:21。

 

阿夫利神社下社からの表参道との分岐には10:35。ここまで来れば、頂は近い。とはいえ、これより先は勾配が急になるので もうひと踏ん張りが必要である。グレーチング階段に着いたのは10:47。

 

いつ設置されたのだろうか。過去において見覚えなし。グレーチングを段に使用した階段。蹄をもつ動物は 非常に歩きづらい為 この様な段を嫌がることを利用して 鹿が来ないように しているのだそうだ。大山の頂に着いたのは 10:52。頂にある阿夫利神社本社の隣に 茶店があったのでびっくり。大山山頂茶屋と書いてあった。テーブル席が5か6。狭いスペースにおかれていた。

 

我々は大山奥の院の隣の ひさしのあるスペースに陣取ってランチタイム。とにかく寒い。韓国の御一行様が 隣のスペースで 熱々の鍋を囲んでいるのが 羨ましかった。 

 

休憩している間に 周りが明るくなってきた。幸い雨はほとんど上ったようだ。28丁目の頂より11:30下山開始。頂は多くの人達でにぎやかだったが これから頂を目指す人も 数多く、途切れることなく登って来て すれ違う。大人のほとんどは しっかりとした靴を履いているので泥んこ道でも問題は無い。あとで 泥を落とせばいいだけのことだ。 しかし かわいそうなのは ちびっ子たちである。大人に連れられて 次々とやって来るが ズックは泥まみれ。きっと中までしみ込んでいるだろう。かわいそうに思うが 手助けのしようがない。我々の出来ることは ちびっ子たちにエールを送ることだけである。 下りは速い。ヤビツ峠への分岐に戻って来たのは11:45。この地点まで 前を行く6人組の山ガールの後に続いた。泥濘に足をとられる度に キャーキャーと 賑やかなものだったが いつのまにか 彼女たちの姿は 見かけなくなった。11:50木製の階段が設置された地点まで下って来た。休憩をかねて 登って来る人たちに道を譲る。待っている間に トレイルランナーが駈け下りてきた。颯爽たる風姿に 思わず見とれてしまった。

 

20丁目富士見台まで下って来た12:10。富士の秀麗なる姿は 残念ながら本日はお預け。大きな石碑の建っている16丁目には12:26着。小休止の後 進み14丁目には12:34着。泥濘歩きは この辺りで卒業。欅や杉の大木が倒れているのを目にしながら どんどん下る。12:48元気いっぱいの集団が 上からやって来たので道を譲る。小学高3年生くらいだろうか、30人くらいの部隊だ。飛び跳ねるようにして下っていった。

  

見事な杉の大木のある8丁目には13:00夫婦杉を背景に 該当のカップル2組が 画面に納まった。登拝門が見下ろせる階段の上部までやって来た。この急階段を下りきったら ゴールである。外側の手すりが壊れていたので 中央の手すりをたよりにして 一歩一歩下る。

 

13:23無事階段下に到着。登拝門は新調されたばかりのようだ。見ると平成24年と記してあった。阿夫利神社下社の前で集合写真を撮った後 下にあるトイレを利用すべく 茶店の前を行く。呼び込みの お母さんがうるさい。これを無視して進み 用を足す。大山ケーブルカーに乗るべく 再び茶店の前を通ると また声がかかった。「今13:39だから ケーブルの出発まであと1分しかないよ。次は14:00 ここでゆっくり休憩して行きなさい」余計なお世話である。我々は1時間ぐらい待つのは ヘッチャラなグループなのだ。たかが20分くらい待つのは どうってことは無いのである。各自ケーブルの出発まで 濡れた雨具の始末や 靴、ストックの泥落としに余念がなかった。14:00の便で

 

下山。満員だった。「本日はご覧のように何も見えません」から始まった車内アナウンスは 疲れた体を和ませてくれた。下山のピークは いつもなら16時くらいだそうだ。「本日のこの天気では皆さん お帰りが早いですね 」と話してくれた。頂で立ったまま 弁当をしかめっ面で食べていた娘さんが 同乗しているのに気が着いた。彼女も元気を出して くだってきたようだ。締めくくりのアナウンスは ケーブル終点の山麓駅に咲いていた ミツマタの紹介だった。

 

ほとんど花の無い山中だったので 印象に残った。所要6分でケーブルを下車。つぎは温泉だ。伊勢原駅の観光案内所で入手した 大山旅館立ち寄り入浴ご案内を手にして こま参道を下っていく。まずは旅館もとだきへ。男の方はOKなのだが 女性の方は先客が占拠しており不可。さらに下った先が旅館あさだ玄関を覗くと 本日予約以外不可。仕方ない 鶴巻温泉でもいいかなどと話しながら 大山ケーブルバス停まで下って来た。伊勢原駅へ向かうバスが発車待ちをしており 心が少しぐらついたが もう少し先の 東学坊まで行ってみることにした。14:40東学坊に着いた。入浴OKということで安堵。800円払って旅館に入った。風呂のキャパの関係で 3人3人2人それぞれ 別の風呂に入ることとなった。筆者は露店風呂の方へ。こんな寒い日に露天風呂とは いかがなものか とも思った。しかし予想以上にいいお湯で満足できた。もっとも少し痛い目にあってしまった。湯船に浸かろうとして 浴槽の淵に片足をかけたとたん つるりと滑った。体が宙に浮いた。もんどりを打って 頭からドボン。これにはたまげた。幸い少し臀部をうっただけで ことなきをえた。

さっぱりした後は 反省会だ。この東学坊でやろうという意見もでた。しかし本日は大盛況で空室無し、選択の余地は無かった。予備の案としていた海老名の居酒屋を目指す。15:53旅館をあとにした。すぐ近くにバス停はあった。あたご滝バス停より16:04乗車。満員である。

 

車窓を流れる満開の桜が美しかった。伊勢原駅より海老名駅まで向かい 東口徒歩1分の はなの舞に17:00入店。本日は予約がいっぱい入っているということで 2時間の制限付きで反省会

開始。のどの渇きを覚えており 飲むピッチが自然と早くなる。料理も間をおかずに次々と出てくるので うれしい悲鳴。飲み食いにいそがしい反省会だったが 終盤に差し掛かった所で サプライズがあった。アイ子さんより それぞれにプレゼントがあった。全くあべこべなのだが 本日が誕生日とは知らなかったので失礼しました。おめでとうございます。

リーズナブルな料金で 楽しく飲み食いできたことに 満足。

19:00反省会終了。

 

霧の丹沢大山登山その1  

霧の丹沢大山登山その2  

次回  渓芯会 山行案内 

草戸山 365M

2013.5.11

高尾山口駅 09:25集合 

高尾山口駅    09:30

梅の木バス停   10:00

登山口      10:40

三沢峠      11:30

草戸山      12:00

     ランチ

         13:00

草戸峠      13:30

高尾山口駅    15:00

 送迎バス  15:07

高尾の湯ふろッぴイ 15:20

  入浴      17:00

↓    送迎バス

高尾山口駅     17:10

八王子駅 周辺の居酒屋にて 反省会

 

 

 

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2 コメント

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はじめまして、初コメントです! (めぐみ)
2013-05-27 15:14:30
はじめまして!めぐみっていいます、他人のブログにいきなりコメントするの始めてで緊張していまっす|* ̄ー ̄|。ちょくちょく見にきてるのでまたコメントしにきますね(*^^*)ポッ
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Re:はじめまして、初コメントです! (keishinkai_2006)
2013-06-10 19:03:19
おいで頂き有難うございます。10年以上続けていますが、今後も出来るだけ皆で頑張ろうと思っています。
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