この前出かけた、出雲大社近くの稲佐の浜でのこと。
以前は無かった波消しブロックが海岸に並び、ここでも風情を台無しにしていた。
稲佐の浜は国引きの神話で有名な浜。
10月の神在月には全国の八百万の神々を迎える浜だ。
この浜からずっと続く海岸も、神話で島を結ぶ綱になったとされる砂浜。
そんな神秘的な海岸なのに、波消しブロックが延々と置いてあった。
そのせいで浜の景色は台無しだ。
出雲だけではない。
この数年、海岸線にある観光地のいたるところで波消しのテトラポットが並ぶ。
美観も考えずにコンクリートで固めつくすやり方は見直すべきだ。
景勝地では、もっと景観に配慮しないとかけがえのない観光資源が失われてしまう。
石頭の国交省の役人のみなさん、もっとセンス磨かなきゃダメだよ。