風の声

想いつくまま

ふざけた「身の丈」発言

2019年11月05日 | 日記
「身の丈」発言で新制度の撤回に追い込まれた萩生田文科大臣。

教育の機会と格差を拡大する粗雑な新制度の問題が暴露された。
発言の直後は「困窮家庭へエールを送ったつもりだ」と居直っていた。
「貧しいなりに身の丈に合わせて大学受験をすればいい」というのだ。

文科大臣として、これほどふざけた発言はない。
仮に本気でエールで発言したというのなら文科行政などいらない。

現実は経済格差によって子どもたちの進学に深刻な格差が生じている。
だから文科行政がやるべきことは格差をなくし大学進学を保証すること。
そのための大学入試制度の改革でなければならない。

それなのに進学格差を更に拡大するものに改悪するという本末転倒。 
こんな基本の認識すらない人物を文科大臣に任命したのが間違っている。
発言と新制度撤回の責任を取って即刻自ら辞めるべきだろう。

辞任した菅原と河合大臣、そして不適格な萩生田大臣といい粗悪品ばかり。
モリカケ疑惑で安倍総理を守った論功行賞の大臣人事とはいえ酷すぎる。

長期政権のゆるみと横暴はまだまだ続く。


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