河井元法相夫妻の巨額買収事件に揺れる地元。
その広島で河井案里の辞職を受け、参議院の再選挙が行われている。再選挙にかかる費用は13億円以上だという。愚かな選挙違反のツケは国民に回され、国民の血税が無駄遣いされる。
とんでもない選挙買収事件を引き起こしたのに、自民党からは説明も反省もない。素知らぬ顔で新人を立候補させている。
わかっているだけでも2,900万円もの大金をばら撒いた河井元法相夫妻。カネを配ったことも犯罪だが、カネを貰っても犯罪だ。だが、カネを貰いながら今も議員に居座る自民党の県会議員ら。知性も恥性もない。
国政選挙では最大の集票マシーンとして活躍する県会議員。事件後もその構図はなんら変わらない。
前代未聞の巨額買収事件を、こともあろうに法務大臣が引き起こしたというのに、立法府である国会は政治とカネにメスを入れなかった。法改正をする責任から逃げた。
政治がサボるのなら、腐敗臭のする日本政治に有権者がNOを突き付けるしかない。有権者のその一票で。
この国の民主主義が問われる選挙は25日に結果が出る。
