
クサギは臭木。
ヘクソカズラは屁糞蔓。
漢字で書くから日本人には、酷い名前だ…と言われる。
名前は酷いし、葉を千切って揉んだりするから臭い…のだ。
葉にはダニも巣くっていてクサギハコブフシを作る。
クサギは臭木。
花には香り。
(2012.08.02 須磨離宮公園)
雌性期の花が増え始めた個体、苞も次第に色づいて来る。
(2013.08.08 明石公園)
雌性期の花が多い部分。
開花直後から苞の色は白から赤味を帯びてくるので印象が変わる。
← 開花直後の花と、雌性期に入った花 →。
クサギは雄性先熟。
雄しべが花粉を出している時(雄性期)には
雌しべは自家受粉を避けるように、下を向いている。
クサギは雄性先熟だが、個体の中では雄性期と雌性期の花が混在する。
手前の二つが雌性期、奥の花が雄性期。
雌しべ、雄しべの位置で見分けられる。
雌性期に入った花。
雄しべは萎み、雌しべの柱頭は2裂して他家受粉を待つ。
クサギ(臭木) シソ(←クマツヅラ)科クサギ属 Clerodendrum trichotomum
従来、クサギ属(Clerodendrum)はクマツヅラ科に分類されていたが、
APG体系ではシソ科へ編入されている。
(2013.08.10 須磨離宮公園)
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去年のクサギ
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