HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

スイセン タイハイスイセン(大杯)

2024-03-19 | 春 黄色系

スイセンの種類は園芸種の多様化?で幾つもの名前が広がっている。
学名頼りでは到底辿り着けないと思っているのだけれど

その混乱を避ける意味合いでイギリス王立園芸協会が定めた系統に分類されることも多い。
それとても、梅や桜の分類同様に多岐に渡りすぎて「素人」にはついてゆけない。
人が好みで次々と作り出しているものに正しい分類や名付けを当て嵌めようとすることは
何か意味のあることなのだろうか…と時折、花壇の花を見て考え込むことも多かった。
今ではわかる範囲もどんどん限られ始めたし
それ以上に頭にあった筈のことでさえも消え始めている気がする。
交配親の特定など無理だから、せめて花姿だけでも…と思うのだけれどそれさえも複雑になりつつある。

昔の覚書を引っ張り出してもわからないものは今もわからないし
このスイセンは副花冠はおしべが歪になって八重に見えるけれど
花姿は「大杯水仙」と呼んでいた一茎一花のものだ…、その程度しかわからない。

 
▲ 副花冠が大きい「大杯水仙」系の中ではポピュラーな「アイスフォーリス」似だけれど、
副花冠の内側のおしべ・めしべ部分も花弁化して八重咲になっているから「アイスキング」の名前を貰っている品種だろうか。▼
 

 

 


 
(2024.03.07 鷹匠町)

 
スイセン ヒガンバナ科スイセン属 Narcissus cv.
英名
Large-cupped( Long-cupped) daffodil
この花姿はよく見かける「アイスフォーリス(ice follies)」の名前で売られているものだろう。


こちらは副花冠がやや小さい種類なので、ラッパスイセン系の種類だろうか。
(2024.03.19 明石公園)

【覚書から】
①ラッパズイセン(N.pseudonarsissus) ②タイハイスイセン(大杯) ③ショウハイスイセン(小杯)
④八重咲きスイセン ⑤トリアンドルス(N.triandrus)系 ⑥キクラミネウス(N.cyclamineus)系 ⑦ジョンキル(N.jonquilla)系
⑧房咲きスイセン(N.tazetta) ⑨クチベニスイセン(N.poeticus)系 ⑩ペチコートスイセン(N.bulbocodium)系 ⑪バタフライスイセン
⑫その他のスイセン ⑬野生種
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2 コメント

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色々あるのですね。 (こいも)
2024-03-25 16:48:51
林の子さん
スイセンも、たくさんの種類があるのですね。
副花冠を憶えたいと思います。
まず副花冠が大きいか小さいか・・・見たいと思います。
色々見させていただきながら、それぞれに親しみが湧いてきました。
見る目が変わりました。
少しずつ憶えられたらいいな~と思います。
ありがとうございました。
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少しずつ。 (林の子)
2024-03-25 19:59:47
そうだと思います。
花を撮り始めて何年経っても、種類の多いものは覚えきれるものではないです。
それでもせっかく撮ったものは、名無しの権兵衛ではもったいない?ので
少しずつでも調べたりして、覚えておこうと思っていますか。
幾つかのスマホなどで即席に調べられるソフトもあるようですが
ぴたりと正解は難しいので少しずつ自分で…と思っています。
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