笑いの発作

電車に乗って。




最初、ドアに真向かいになって立っていた。
すると、横の、こちらを向いて立っていた男の人に。


頭突きを食らった。


男の人、うとうとしてて
そのまま前にお辞儀状態になったらしい。

なかなか当たるモンじゃねーよな、と
半分にやにやしていたら。



次の駅で、当たりの強いおねーさんが乗ってきた。
体も大きく、押されてもびくともしない人がエルボー入れてきた。

どうやら、一緒に居るだーりんの場所確保らしい。


電車が動き出すと、おねーさんは彼氏に捕まった。

と、言うか。
おなかをかばってあげてる感じ。
『あー、おなか怪我してかばってんのかな～』と思ったが
なーんか、どーも、びみょーに違う感じ。

だーりんの視界の先には
必ず自分の顔が見えるように
他の人とだーりんの間に、肘一発入れて割り込む。

あー、ばカップルかい。
年齢高めのは、なんか笑えるよな～。
(男性推定、30歳後半)
しかし。
在来線の帰宅ピークに、ようやるな～。


をいをい！
おねーさん、いきなりだーりんの顔の汗を
チカラマカセにぐいぐい拭い始めたぞ～！
拭いたトコ、赤くなってるぞ～！(笑)




更に笑いがこみあげてきたトコに。


わたしの頭の上のつり革に掴んでた人が
うとうとして、つり革を掴め続けられず
スルッと、わたしの頭に、エルボー。




また頭かい！
またエルボーかい！(爆)





痛い、とか
ハラがたつ、とかじゃなく
笑いたくてたまんねーっ！(笑)





横浜到着までの10分間、
けろよんは笑いの発作を堪え続け
降りた瞬間、満面の笑みになったのであった。




あー、苦しかった！(￣▽￣)